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ランドロス(れいじゅうフォルム) [編集]
No.645 タイプ:じめん/ひこう 特性 :いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる) 体重 :68.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
いかく飛+地面技 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランドロス(霊獣) | 89 | 145 | 90 | 105 | 80 | 91 | 600 | いかく | 麻痺・電気無効耐性、とんぼがえり 覚えられる飛行技はそらをとぶのみ |
ボーマンダ | 95 | 135 | 80 | 110 | 80 | 100 | 600 | いかく/じしんかじょう | 豊富な一致飛行技・サブウェポン |
じめん×ひこう複合の準伝説。今作ではグライオンの不在により固有タイプ。
弱点2、半減3、無効2。ひこうタイプでありながらでんき無効、いわ等倍と優秀な耐性を獲得している。
こおり4倍というのは痛いが、実装以来常にトップメタに立ち続ける強豪である。
物理アタッカーに適性があり、高い種族値合計に加え特性いかくを持ち、他では替えが利かないポケモンである。高水準な種族値・優秀な耐性・豊富な技を備えたトップメタの一角。
独特なタイプからサイクル戦のパーツとして名高く、とりわけパーティに一貫しやすいでんき・じめんの両方を無効化する点は特筆に値する。
A145からアタッカーを務めることも耐久を活かしてクッション運用することも可能。
いかく+とんぼがえりによる対ミミッキュ性能をはじめ、持ち物や戦術次第でトップメタの多くに対し優位に立ち回れる性質を持っている。
習得技のレパートリーと耐性の優秀さにより型も豊富。持ち物を単一に絞らせないような立ち回りができるとなおよい。
また、いかく持ち・いわなだれ習得・じしん無効などダブル適性の塊のようなポケモンで、登場当初からダブルでの採用率は非常に高い。
第8世代でいかくを無効にする特性が増加したが、一致ダイマックス技がどちらも能力上昇など強化点もある。
サポートもエースもこなせる優秀なポケモンだが、一致ダイジェット使いとしては元技が癖が強いそらをとぶな点に注意。
特にまもる搭載率の高いダブルでは、攻撃技としてのそらをとぶはかなり使いにくい。
(ダイマックス技を回避して追加効果を発動させないといった使い方については有効。)
第8世代では強化点が目立つ。
一致飛行技は相変わらずそらをとぶしか覚えないが、ダイマックスの獲得で実用性が大幅に向上。
禁止級のレックウザを除けば飛行タイプ最高攻撃力を持つダイジェット使いとして、新たな主力技になった。
ダイアース、ダイスチルで耐久も補強できることもあり、ダイマックス自体と相性が良い。
まためざめるパワーの廃止により、不意の4倍弱点で落とされることも無くなった。
一方で、どくどく、はたきおとす、うちおとすといった技が剥奪。
搦め手を使った動きがしにくくなり、代わりにアタッカーとしての性質を強くしている。
また、いかく耐性を持つ特性の急増や、ゴリランダー・ダイソウゲンの登場でじしんの通りが悪くなるなどの弱体化もある。
ちなみにだいばくはつも失ったが代わりにじばくを習得したので自主退場については問題なし。
どれも致命的なものではないが、今までとは役割範囲が微妙に変化しつつつあるので注意。
本作においても高い対面性能からトップメタとして君臨しているランドロスだが、
基本的にアタッカー以外の運用がされず、止まる相手にははっきりと止まりやすくなった。
調整次第で様々なポケモンと戦えるポテンシャルを秘めているため、
パーティーに合わせて細かく調整して運用したい。
特性考察 [編集]
- いかく
- 隠れ特性は存在しないためこれで固定。
物理との対面性能を確保でき、とんぼがえりと合わせれば後続のサポートにもつながる非常にシナジーの高い特性。
単純かつ強力であったが第8世代で無効にする特性が増加した。トレースには注意。
ダブルにおいても特性まけんき・かちき・あまのじゃく持ちがいかくメタとして採用されることがあるため注意。
特にいかくガオガエン解禁以降はミロカロス・ウォーグル・キリキザン・ゴチルゼルを中心に採用数が大幅に上昇している。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
じしん | 地 | 100(150) | 100 | - | タイプ一致技。ダブルでは周囲全体攻撃。 | |
そらをとぶ | 飛 | 90(135) | 95 | 溜め攻撃 | タイプ一致技。ダイマックス化や相手のダイマックス対策に。 空を飛んでいても当たるかみなりは無効。 | |
ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所ランク+1 | 対虫・飛行。地面技との相性補完に優れる。 | |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | スカーフなら怯みも狙える。ダブルでは相手全体攻撃。 | |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。起点作りに。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | いかくやスカーフと相性がよい。 | |
ばかぢから | 闘 | 120 | 100 | 攻撃・防御↓ | ナットレイや高耐久ノーマルに。能力低下が痛い。 | |
アームハンマー | 闘 | 100 | 90 | 素早↓ | ばかぢからと選択。素早↓だけだが威力低下・命中不安・S下降が痛い。 | |
かわらわり | 闘 | 75 | 100 | 壁破壊 | 壁構築に強くなれる。デメリット無しだが、威力が低い。 | |
アイアンテール | 鋼 | 100 | 75 | 防御↓30% | 苦手な氷の他、浮いている岩やフェアリーに。命中不安。 | |
げきりん | 竜 | 120 | 100 | 行動固定 | 等倍範囲は広い。行動固定とフェアリーに無効化されるのが痛い。 | |
じわれ | 地 | - | 30 | 一撃必殺 | 耐久型対策。がんじょうと浮いている相手には通らない。 からぶりほけんは発動しないので注意。 | |
じばく | 無 | 200 | 100 | 自分瀕死 | 自主退場・起点回避技。役割を終えた後の死に出し狙い。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 備考 | |||
ステルスロック | 岩 | - | 教え技。高い流し性能を活かしたサポート用。 | |||
つるぎのまい | 無 | - | 流し際に積んでサイクルを破壊する。 | |||
ビルドアップ | 闘 | - | 攻撃・防御を補強。 |
ダイマックス技考察 [編集]
ダイマックス技 | 元にする技 | 威力 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|
ダイアース | じしん | 130(195) | 味方:D↑ | 一致技。追加効果が非常に優秀。 | |
ダイジェット | そらをとぶ | 130(195) | 味方:S↑ | 一致技。火力が高く全抜きも狙える。 | |
ダイロック | ストーンエッジ | 130 | 天候:砂嵐 | 一致技との補完に優れる。 | |
いわなだれ | |||||
がんせきふうじ | 110 | ||||
ダイナックル | ばかぢから | 95 | 味方:A↑ | 積み技。ここからダイジェットに繋げたい。 | |
アームハンマー | 90 | ||||
かわらわり | |||||
ダイスチル | アイアンテール | 130 | 味方:B↑ | 対フェアリー・こおり。いかくに加え更に物理耐久を上昇させる。 | |
ダイワーム | とんぼがえり | 120 | 相手:C↓ | 追加効果で特殊ダメージを減らす。半減されやすいのが玉に瑕。 | |
ダイドラグーン | げきりん | 140 | 相手:A↓ | いかくに加え更に物理ダメージを減らす。 | |
ダイウォール | 変化技 | - | まもる | 相手のダイマックス技を防ぐ。 |
型考察 [編集]
とつげきチョッキ型 [編集]
性格:いじっぱり(推奨)/ようき
努力値:HA252orHD252ベースで ADS調整
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:じしん/とんぼがえり
優先技:がんせきふうじorいわなだれorストーンエッジ
選択技:そらをとぶ/ばかぢから/じわれ
いかくでBを、とつげきチョッキでDを補えるのでかなりの耐久指数を誇る。
高い耐久値を活かして撃ち合うことは勿論、後手とんぼがえりでサイクルを回すこともできる万能アタッカー。
役割破壊の不一致れいとうビームも耐えられるため、安定した役割遂行が狙える。
物理・特殊問わず受けだすことになるためH振りは確定。
耐久効率を考えれば全振りでもよいが、各種定数ダメージを最小にしたい場合は212振り(実数値191)が良い。
残りは殴り合いに強くする場合はがんせきふうじ込みで抜ける範囲も考えてAやSに多く振り、
後手とんぼがえりによるクッション性を重視するならDに厚くするのが基本。
HAベースとなる性質上、性格はいじっぱりのほうが努力値に無駄が出ないのでこちらを推奨。
最速ギャラドスや準速ミミッキュから先手とんぼがえりを狙うなど、明確な目的があればようきも候補。
必然的にフルアタになるが、フルアタになっても腐らないほどサブは優秀なものが多い。
じめん技の補完として優秀な岩技、特に中途半端な素早さを補えるがんせきふうじは後続サポートにも役立ち、優先度が高い。
こだわりスカーフ型 [編集]
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S調整 残りH
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:じしん/ストーンエッジorいわなだれ/とんぼがえり
選択技:ばかぢから/げきりん/じわれ/じばく
素早さを上げて縛り性能を高める。
不利対面でも上からとんぼがえりで削りつつ交代しやすくなる。
また、役割が済んだり体力が削れたら上からじばくできる。
流行のミミッキュ対策として有力なのが強みの一つで、いかくをいれて火力を削ぎつつとんぼがえりでばけのかわを剥いで有利対面を作ることができる。
HB型 [編集]
性格:わんぱく
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/混乱実
確定技:じしん/とんぼがえり
選択技:ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/じわれ/ステルスロック
非接触のじしん無効、岩技等倍の耐性から接触技を誘いやすく、ゴツゴツメットと相性がよい。
いかく込みでかなりの物理耐久指数になるが、それだけでなく攻撃力もかなり高く技範囲も広いのが強み。
B特化でA182ガブリアスのげきりんがいかく込みで確4になる程の耐久力を有するが、回復技はねむるしか覚えない。
タスキステルスロック型 [編集]
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:ステルスロック/じしん
選択技:がんせきふうじ/とんぼがえり/じばく/じわれ
テラキオンやガブリアスに強いステルスロック撒きができるポケモン。
とんぼがえりやじばくによる自主退場や、いかくのおかげで退いても腐りにくい点で優秀。
アタッカー気質が強いのでちょうはつも撃たれにくい。
サイクル型 [編集]
性格:いじっぱり
努力値:HA252
持ち物:オボンのみ/混乱実/ゴツゴツメット/こだわりハチマキ/カゴのみ/ヤチェのみ
確定技:じしん/とんぼがえり
選択技:ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/ばかぢから/じわれ/ステルスロック/ねむる
物理アタッカーに繰り出し、とんぼがえりでサイクルを回す型。
鈍足の格闘ポケモンにも繰り出せるが、4倍弱点のれいとうパンチには注意。
ダイマックスエース型 [編集]
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252ベース
持ち物:いのちのたま/じゃくてんほけん/ラムのみ/たつじんのおび
確定技:じしん/そらをとぶ
優先技:つるぎのまい
選択技:ストーンエッジorいわなだれ/げきりん/ばかぢから
地面/飛行の範囲に種族値の高さと一致補正が合わさり、驚異的な攻撃性能を得る。
特に飛行タイプでありながら有効打がなかった格闘タイプを狩れるのは他の型にはできない芸当である。
げきりんやばかぢからのデメリットをなくして、相手の火力ダウン、自身の火力アップをすることができる。
もともと相手の交代を誘いやすいので、流し際につるぎのまいを積むことで強引なサイクル破壊が可能となる。
【ダブル】基本型 [編集]
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252をベースにHD調整
持ち物:こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/いのちのたま/ヤチェのみ/こだわりハチマキ/オボンのみ
確定技:じしん
攻撃技:いわなだれorストーンエッジorがんせきふうじ/とんぼがえり/ばかぢから/そらをとぶ
補助技:まもる/ステルスロック/つるぎのまい
ダブル用の叩き台。
特性いかく・いわなだれ・じしん無効などダブルにおいて有用な要素が揃っている。
ワイドガードには弱いため注意。
いかく・サイクル適性・いわなだれ習得・とんぼがえり習得などの性質からこだわりスカーフ適性が極めて高い。また、弱点が特殊寄りであり更にいかくの存在から特殊アタッカーを誘うためとつげきチョッキとの相性も良好。
ダイマックスによる地震のダイアース化によってようやく単体物理地面打点を獲得。単体打点を馬鹿力や大地の力等に頼らざるを得なかったランドロスにとって大きな変化だが、ダイマックスを切ってしまうと従来のサイクル戦を主軸とした運用は行いにくくなる事に注意。
ダイマックスを行う個体の場合、ダイジェットの元技となるそらをとぶが有効に働くが、ダイマックスをあまり行わない個体の場合技スペースを圧迫し、溜め技のためまもるで捌かれやすく扱い辛い。
補完となる岩雪崩、単体打点となる馬鹿力、交代技のとんぼがえり等欲しい技は多いためランドロスにダイマックスを切る構築かどうか判断して採用を検討したい。
【ダブル・シリーズ10】だいちのちから採用型 [編集]
性格:ひかえめ/おくびょう/ずぶとい/のんき
努力値:CS252、HC252、HB252をベースに調整
持ち物:とつげきチョッキ/いのちのたま/ゴツゴツメット/たつじんのおび/オボンのみ
確定技:だいちのちから
優先技:とんぼがえり
選択技:いわなだれorストーンエッジorがんせきふうじ/くさむすび/ヘドロばくだん/まもる
ダイマックスなし竜王戦ルールにて採用が確認される特殊ベースの型。
地震とは異なり味方を巻き込まず、相手の威嚇やワイドガードに左右されない。
また化身ランドロスとは異なり、威嚇でサイクルを回せるのもポイント。
対ランドロス(れいじゅうフォルム) [編集]
- 注意すべき点
- 優秀な耐性、豊富な技に加え、高い攻撃といかくによる流し性能を持つ。
更にこだわりハチマキ・スカーフ・とつげきチョッキで攻撃・特防・素早さを補強したり、耐久に厚く振りオボンのみ等を持たせたサイクルクッション役、ダイマックス技の性能を活かしたアタッカー等型も豊富。
タイプ一致の地面技やじわれはもちろん、サイクル戦適性を活かしたとんぼがえりやステルスロックの他、アタッカーとしての抜き性能を高めるつるぎのまいやビルドアップなどの積み技も存在する。
ダブルではいわなだれ、じしんでの全体攻撃や味方の素早さを上げるダイジェットも高火力となり、対処が遅れるとパーティが全壊する。
特にダブルでは非常に多いため、パーティ構築時から対策が必要。
- 対策方法
- 4倍弱点の氷技やおにびが有効だが、読まれるととんぼがえりで撤退されてしまう。交代読みで後続に負荷をかけるといった工夫が必要。
また、ランドロス自身もいかく持ち・地面無効なので非常に苦手な相手であったが、今作ではダイジェットを使う機会が多いため
先につるぎのまいを積めた方、素早さの高い方が有利になる。
対策可能なポケモン(一例) |