レジアイス - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

レジアイス [編集]

No.378 タイプ:こおり
通常特性:クリアボディ(相手に能力を下げられない)
隠れ特性:アイスボディ(天気が「あられ」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する・あられのダメージを受けない)
体重  :175.0Kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
単氷/高特防HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レジアイス805010010020050580クリアボディ/アイスボディ
フリージオ80505095135105515ふゆう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/かくとう/いわ/はがね
いまひとつ(1/2)こおり
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

ホウエン地方で登場したレジ系の一角。頭抜けた特殊耐久を持つこおり単タイプのポケモン。
ただし弱点が多く、回復技もねむるのみ。フリーズドライ、ぜったいれいどを習得せず、耐久に特化すると相手に負担をかける手段が激減する。
再生回復を持ち、弱点も少ないハピナスラッキー)が続投しているのもあり、純粋な特殊受けとして運用するのは難しい。

特攻の高さと、抜群範囲の広いこおり技を一致で使用できる点、でんきかくとう等のサブウェポンを活かし、
特殊に対して繰り出しつつ技範囲を活用する特殊流し兼アタッカーとしての運用が基本となる。
耐性的にも弱点は物理寄りのタイプばかりで、一致等倍の特殊相手ならば多くのポケモンを流しきれる。
具体的には、H振りだけでC252カプ・コケコの10まんボルト(フィールド補正込み)が確4。

第八世代の新技は物理ばかりで噛み合いが悪く、どくどく、オーロラベール、ロックカット、じゅうりょくが剥奪。
攻撃技も技自体が廃止されためざめるパワーの他、こおりのいぶきも失い、技方面ではかなりの向かい風を受けている。
一方、環境的にはサンダーGファイヤー等の役割対象が増えている。
自身は弱体化気味だが環境に合致した性質から、採用理由は十分に存在する。

新要素のダイマックスとの相性は微妙なライン。どくあくタイプの特殊技を覚えず、火力補強は素の数値と不安定なチャージビーム頼り。
じめんの特殊技も習得しないので自身の耐久を補強するのも得意とは言えず、本人の性質との相性が悪い。
命中に不安のある技を必中として使える他、はがね技で防御は上昇させられるので、切る機会はある。
クリアボディにより上昇した防御を下げられない点も高評価。



特性考察 [編集]

クリアボディ
鈍足で被弾数がかさみやすく、追加効果の能力低下を引きやすいため好相性。
有利な相手に対し、特殊流しとしての役割を安定してこなせるようになる。
おきみやげなどの起点作り技にも強くなるため、基本はこれ。かたやぶりで貫通されるのは忘れずに。
アイスボディ
隠れ特性。霰が降っている時、ターン終了時にHPを最大値の1/16回復。
ダイアイスにより発動機会は多くなり、たべのこしと合わせれば貴重な回復ソースに。
とはいえ効果量自体はかなり微量で、明確に確定数が変わり、かつアイスボディで無ければ勝てないという相手は少ない。
ポケモンバンクを介した過去のキャンペーン限定(厳選不可)だったが、今作よりとくせいパッチで変更可能になり、ポケモンHOMEのアップデート後はBDSPのハマナスパークで捕獲して転送することも可能になった。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
れいとうビーム90(135)100凍り10%タイプ一致技。性能安定。
ふぶき110(165)70凍り10%タイプ一致技。あられ下で必中。
こごえるかぜ55(82)95素早さ↓100%追加効果が優秀、自身は遅いため基本的に後続サポート用。
10まんボルト90100麻痺10%対水。氷技とあわせて全18タイプに等倍以上。
かみなり11070麻痺30%雨やダイマックスとあわせて。
でんじほう12050麻痺100%追加効果が強力。ロックオンやじゅうりょく、からぶりほけんとあわせて。
チャージビーム5090特攻↑70%積み技感覚で。命中率・追加効果発生率ともに不安。
きあいだま12070特防↓10%対氷・鋼。高威力・命中不安。
ラスターカノン80100特防↓10%対氷・フェアリー。氷技と半減範囲が被るが対カプ・テテフに有効。
げんしのちから60100全能力↑10%対炎・氷。威力・追加効果発生率ともに低い。氷半減、電気・格闘無効のAガラガラに有効。
物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100100ほぼウツロイド交代読みピンポイント。
じならし60100全体S↓100%ダブルのトリパ前提。味方のS↓と弱点保険発動を低ダメージで行える。
かわらわり75100壁破壊対壁構築用。ほぼラプラス対面ピンポイント。
だいばくはつ250100自瀕死自主退場技。威力には期待できないがチョッキでも使える起点回避技。
変化技タイプ命中解説
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ドわすれ--特防を強化。特殊に滅法強くなる。
ねむる--状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。
まもる--たべのこしのターン稼ぎに。
みがわり--補助技対策や、交代読みで。
こらえる--ダイマックス枯らしに。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアイスふぶき140(210)天候:霰一致技。
アイスボディの発動にも。
れいとうビーム130(195)
こごえるかぜ110(165)
ダイサンダーでんじほう140場:EFフィールドの除去・催眠対策にも。
かみなり
10まんボルト130
チャージビーム100
ダイナックルきあいだま95味方:A↑どうしても外したくない時や4倍相手などに。
ダイスチルラスターカノン130味方:B↑追加効果が優秀で高めの物理耐久力をさらにアップ。
ダイロックげんしのちから110天候:砂嵐対炎。タイプと特性がかみ合っていない。
ダイウォール変化技-まもる状態ダイマックス技を含むすべての技を防ぐ。
連続使用で失敗しやすくなる。

型考察 [編集]

特殊流し兼アタッカー型 [編集]

特性:クリアボディorアイスボディ
性格:ひかえめorれいせいorおだやか
努力値:HCベースで耐久調整
持ち物:こだわりメガネ/オボンのみ/たつじんのおび/とつげきチョッキ/たべのこし
確定技:れいとうビームorふぶき/10まんボルトorかみなりorチャージビーム
選択技:きあいだま/ラスターカノン/だいばくはつ
補助技:でんじは/ドわすれ/みがわり/まもる/こらえる

特殊アタッカーに繰り出して攻撃するのが基本。
耐性に乏ししく素早さも低いが、一致等倍程度なら2~3耐えできるので行動回数は充分確保できる。
具体的には無補正C振りサンダース@珠の10まんボルトがH振りで確4。

ちなみにみがわりは187-222(H252D12振り)で無補正C振りサンダースの10まんボルトを確定耐え。
これ以上特殊耐久を厚くしたい場合はひかえめで調整するよりおだやかで調整するほうが努力値の効率が良い。

とつげきチョッキを持たせると特殊耐久が大幅に上昇し、
H振りだけでC特化カプ・テテフのフィールド下サイコキネシスが確4、きあいだまでも低乱3。
C特化ウォッシュロトム@メガネのハイドロポンプも確4と等倍なら大抵の技を複数回受けられるようになる。

ただし火力補強アイテムを持てず補助技も使えないため、相手後続に起点化される恐れもある。
起点回避を考えるなら優先的にだいばくはつを採用したい。
またカプ・テテフは役割対象ではあるものの、サイコショックには弱いため注意が必要。

エレキシードは候補に入らないの?
ドわすれと組み合わせて要塞化できる。
↑アッキでよくないか?それに物理にも対応するんなら特殊流し兼アタッカーの趣旨とは外れる気がする
また別に耐久型で考察する必要があると思うぞ


対レジアイス [編集]

注意すべき点
圧倒的な特殊耐久によって多くの特殊アタッカーを受け流す。
10まんボルト、げんしのちから、きあいだまと、はがねタイプ等への有効打も持つ。
対策方法
回復技に乏しく足も遅いので物理で弱点を突けばそれほど苦労しない。
対特殊も、確定数で優位に立てない相手には後出しができない。
例えば、カプ・テテフなら、強化アイテムのないサイコキネシスなら確定3発の耐久を持つが、こだわりメガネラスターカノンでも無振りテテフが確定2発である。
火力も並程度なので耐久の高い積みアタッカーの起点にすることも可能。
水/地面の複合タイプならサブで弱点も突かれずでんじはも無効で受け易い。

外部リンク [編集]