ガラガラ(アローラのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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通常フォームはこちら→ガラガラ

ガラガラ(アローラのすがた) [編集]

No.105 タイプ:ほのお/ゴースト
通常特性:のろわれボディ(自分が受けた技を30%の確率でかなしばり状態にする。)※カラカラのとき「いしあたま」
     ひらいしん(でんきタイプの技の対象を自分に向ける。自分が使うでんき技、全体技のでんき技はそのまま。
           でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。)
隠れ特性:いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)※カラカラのとき「カブトアーマー」
体重  :34.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
ぬし  :98.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
専用道具:ふといホネ(攻撃力が2倍になる)
ガラガラHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガラガラ(アローラ)6080110508045425のろわれボディ/ひらいしん/いしあたま
212557ふといほね全振り
ガラガラ6080110508045425いしあたま/ひらいしん/カブトアーマー
212557ふといほね全振り

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/いわ/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/どく/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)むし
こうかなしノーマル/かくとう

特性ひらいしんの場合、でんき無効


ガラガラリージョンフォームで、ほのお×ゴースト複合タイプの一角。
同複合はシャンデラズガドーンのみであり、性能から何からまるで違うため意識する必要はない。
通常のガラガラも種族値こそ同じものの、タイプが全く異なるので名前が同じ別物として見て構わない。

原種同様、準専用アイテム・ふといホネで凄まじい実質攻撃種族値を誇るのは大きな評価点。
種族値上は平凡ながら一致技の一貫性は原種よりも高く、威力についても上回る。
鈍足ゆえに先手を取るのは難しいが、ひらいしん込みで10タイプを半減以下に抑える優秀な耐性を持つ。
流し性能の高さから行動回数を稼ぎやすく、対面したポケモンを捨てるか、負担を覚悟で交代するかの選択を迫れる。

第八世代でははたきおとす、どくどくが剥奪。ポリゴン2等、突破不能な相手が出現してきた。
メガストーン、Zワザの廃止ですりかえ、トリックが通りやすくなっているのも逆風とはいえるか。
尤も、はたきおとすの習得者が激減していることは本人にとってはメリットとも言える。
更に念願の高火力一致ゴースト技としてポルターガイストが登場。癖はあるが、シャドーボーンよりもかなり威力が上回る。
新要素のダイマックスも低めのHPをカバーしつつ、癖のある技を安定火力として使用可能になるので相性は良い。
技範囲自体も悪くは無いが、特に一致技は双方火力を(ダイバーンは間接的に)向上させ、本人の役割と非常に噛み合っている。

復帰当初は役割対象が不在であり、性能や独自性の高さの割に評価は今ひとつだったが、
冠の雪原でボルトロスカプ・コケコが復帰。レジエレキが追加された。
元々メタとしての性能が強いポケモンであるため、環境に現れるかは流行に依存する面が大きい。

同時にライコウサンダーも復帰したが前者はねっとう、後者はぼうふうを習得し、採用率も高い。
特殊耐久の低さから、前作のような確実性の高い役割遂行が出来る相手は減っている点に注意。

鋼妖半減、闘電無効の耐性から禁止伝説級解禁環境ではザシアンにある程度強いとして一定の評価を得ている。
無補正H252B4振りで陽気剣王ザシアンのA+1きょじゅうざんが超低乱数2(1.2%)。
返しの太い骨A特化ホネブーメランで無振りザシアンが超高乱数1(98%)、フレアドライブならH振りでも余裕の確定1。

【第八世代での入手方法】
第八世代ではカラカラを進化させても原種ガラガラになる。
ディグダイベントの報酬で入手できるが、この個体は特性が「いしあたま」固定。
ヨロイ島のランダムな地点に出現するNPCが原種とリージョンフォームを交換してくれる場合があり、
こちらは通常特性も出るので、「ひらいしん」や「のろわれボディ」を使いたい場合はこちらを使用すればよい。



特性考察 [編集]

ひらいしん
もともと豊富な耐性にさらにでんき無効が追加される。
今作では人気の電気タイプ(サンダーなど)に対して必ずしも有利というわけではないものの、流せる範囲が増えることには変わりない。
行動機会を確保しやすくなるためシングル・ダブル問わず基本はこれ。
のろわれボディ
物理耐久はブルンゲルなみにあるものの回復技がなく発動機会は乏しい。
運に左右されるので、シンプルに繰り出し性能を高めるひらいしんが優先されるが、
アローラガラガラに対する有効打が1つしかない相手に発動すると交代を強制できる場合も。
いしあたま
隠れ特性。
フレアドライブの反動をなくすために採用。
対面からでんき技を撃たれることはまずないためひらいしんでなくともハッタリは効くものの、受け出しは不可能になる。
また反動をなくしたところで上から叩かれやすいガラガラの行動回数を増やせるのかという問題もある。
この特性でなくともダイマックスで反動は解決できる。
+  カラカラ時の特性について

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。ふといホネで超火力。反動で耐久が削れるので、低めのHPとは相性が悪い。
いしあたまなら反動無し。
ほのおのパンチ75(112)100火傷10%タイプ一致技。フレアドライブより火力は数段落ちるが反動なし。
シャドーボーン85(127)100防御↓20%専用技。タイプ一致、威力問題なし、命中安定、非接触で追加効果も優秀。
ゴースト物理技はこれかポルターガイストだけであり、不安性を嫌うならばこちら。
ポルターガイスト110(165)90-相手が持ち物所持しているとき限定であるが高威力。外す可能性あり。
じしん100100-対炎・岩。ひらいしんでの電気への遂行技。ホネブーメランと比べ安定性で勝る。
ダブルでは全体攻撃。グラスフィールドで威力半減。
ホネブーメラン50×290-専用技。じしんに命中率で劣るが、きあいのタスキやみがわり、がんじょうに強い。
グラスフィールドの影響を受けず、ダブルで味方を巻き込まない。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎。高威力だが命中不安。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジより威力は落ちるが命中は上。トリパなら怯みを狙える。
がんせきふうじ6095素早↓100%後続サポートの意味合いが強いが中速なら抜けることもある。
けたぐり20~120100-対ノーマル・岩・悪。
ゴースト技とあわせて全ポケモンに等倍以上。
ダイマックスに無効化されるのが不安要素。
かわらわり75100壁破壊同上。壁構築に強くなる。
かみなりパンチ75100麻痺10%呼ぶギャラドスを返り討ち(いかく込みでもH極振りギャラドスを確1)。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ5595相手全体
S↓100%
ダブルバトル用。
のろいやおにび等原種より補助技が多いため、サポート役の攻撃技として選択肢になる。
変化技タイプ命中解説
おにび85物理アタッカー対策。交代読みで。特に呼ぶギャラドスに。
ステルスロック-優秀な設置技。炎や飛行など役割対象と流し先の双方に刺さる相手は多い。
ほろびのうた-耐久型対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。
のろい-起点回避兼退場技。まもる・みがわり貫通かつ必中。
つるぎのまい-攻撃を強化。全抜きを狙うなら素早さサポートも欲しい。トリックルームと合わせて。
みがわり-あると便利。高い流し性能を活かして。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンフレアドライブ140(210)天候:晴れ一致技。2発目から威力1.5倍。
ひらいしんでも反動なし。
ほのおのパンチ130(195)
ダイホロウポルターガイスト140(210)相手:B↓一致技。一貫性が高く追加効果が優秀。
相手の道具の有無に関係なく撃てる。
シャドーボーン130(195)
ダイアースホネブーメラン130味方:D↑いわ。追加効果で不安な特殊耐久を補強できる。
じしん
ダイロックストーンエッジ130天候:砂嵐ひこう。スリップダメージが痛くダイバーンと相性が悪い。
いわなだれ
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EFみずひこう。2発目から威力1.3倍。
眠り対策ができ、ひらいしん相手の電気技強化も気にならない。
ダイナックルけたぐり100味方:A↑さらに決定力を上げたいとき、いかくを打ち消したいときに。
相手のイカサマに注意。
かわらわり90
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスのターン切れ狙いに。

すばやさ調整 [編集]

低HPでフレアドライブを使うので、HP振りも重要。
自分なりにラインを見つけて素早さに振り、残りはHPが基本。
※努力値(実数値)

補正有252(106/最速)
4振り85族(クレセリアスイクンなど)と同値。
補正有220(102)
4振り80族抜き。フシギバナの上を取りたいなら。
このあたりは激戦区なため調整が難しく、無駄になる事も多い。
無補正252(97/準速)
4振り75族(クレッフィなど)抜き。
クレッフィのイカサマに先制されたくなければ。ミラーでも先手を取りやすい。
無補正212(92)
4振り70族抜き。エアームド意識。 
70族は最速スカーフで130族まで抜ける関係上S振りも多い。またここまで振るとH振りが薄くなってしまうためあまり価値を感じにくい。
無補正140(83)
4振りバンギラス=12振り60族(ニンフィアギルガルドジバコイルブルンゲルポリゴン2ユキノオー)抜き。
60族は先制を取ることで優位に立てるポケモンばかりなため、Hを多少削ってでもこちらに振る価値は充分にある。
S振りを考慮する場合、ここが一つの目安になる。
+  折りたたみ
無補正52(72)
4振り50族抜き。
ただし主な仮想敵となるマリルリにはアクアジェット、クチートにはふいうちがある。
ほかにAベトベトンなどを意識。
いずれもS振りが一定数いることは留意。
無補正無振り(65)
対電気だけを考えるなら抜く必要がないのでS無振りで全部HPに振ってもいい。
フレアドライブで耐久が削れるため、このHP振りが勝敗を分けることすらある。
ただしミラー意識で多少Sに振っておくのもあり。
下降補正無振り(45/最遅)
トリパ用。無振りサマヨールギガイアスと同速。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:ひらいしん(推奨)/いしあたま
性格:いじっぱり/ゆうかん(トリル用)
努力値:HA252をベースに耐久素早さ調整
持ち物:ふといホネ
確定技:ポルターガイストorシャドーボーン/フレアドライブ/ホネブーメラン
選択攻撃技:ストーンエッジ/けたぐりorかわらわり/かみなりパンチ
選択変化技:おにび/つるぎのまい/みがわり/ほろびのうた/ステルスロック

ふといホネを持たせた標準的な物理アタッカー。
タイプ一致技の範囲は優秀でほとんどの相手に等倍以上で攻撃が可能。
サブウェポンもタスキ・がんじょうを貫通できるホネブーメラン、炎・霊半減相手に刺さりやすい格闘技、苦手なギャラドスに4倍のかみなりパンチなど優秀。

ひらいしんにより対電気性能を持てるため、基本的にはこちらが優先される。
しかし、ひらいしんでなくとも対面での電気技抑制や選出抑制はできるため、電気技への後出し機会が少ない構築(トリパなど)においては、フレアドライブの反動をなくせるいしあたまも候補。

タイプ一致のフレアドライブ、威力重視ならポルターガイスト、命中を意識するならシャドーボーン。同じく専用技でタスキに強くなるホネブーメランは確定。
あと一つはダイウォールを使える補助技がいい。おすすめはおにびかつるぎのまい。
ダイマックスにより、フレアドライブを無反動で打てたり、ポルターガイストを持ち物無しの相手にも打つことができる。
またダイアースでの特殊耐久上昇や、ダイナックルでの攻撃上昇も可能である。

HDベース型 [編集]

特性:ひらいしん
性格:しんちょう
努力値:HD252をベースに必要な分だけASに回す
持ち物:ふといホネ
確定技:フレアドライブ/シャドーボーンorポルターガイスト
優先技:おにび/じしんorホネブーメラン
選択技:ストーンエッジorいわなだれ/かわらわり/かみなりパンチ/ほろびのうた/ステルスロック

弱点をつけば確定一発、等倍なら確定二発という火力に着目して、攻撃の努力値を減らし役割対象への後出しを安定させた型。
耐久に厚くすることで、ガラガラ対策で採用されることのある交代読みの役割破壊にも強くなる。

長期戦に有効で、流し先に一貫しやすいおにびやステルスロックはHA型やAS型以上に優先度が高い。
地面技は一致技に耐性を持つ相手に通りがよい。
岩技はヒートロトムに。ほろびのうたはバトンやみがわりも貫通して確実に相手を流せる起点化回避技。

サポート型 [編集]

特性:ひらいしん
性格:わんぱく/しんちょう
努力値:H252、残りを仮想敵に合わせる
持ち物:たべのこし/オボンのみ/レッドカード/きあいのタスキ等
確定技:ステルスロック/ほろびのうた
優先技:ポルターガイスト/がむしゃら/のろい
選択技:おにび/がんせきふうじ/こごえるかぜ/まもる

ステルスロックとほろびのうたを両立できる貴重なポケモン(他はプクリンのみ)である他、
対面でちょうはつをまず撃たれず、サイクル向きの性能であることを逆手に取るサイクル崩壊を狙う型。
もしふといホネがないことがバレてもがむしゃらやほろびのうた等で起点化を阻止することは容易である。
相手の持ち物を確認でき威力が高いポルターガイストを追加。ノーマルタイプや相手の道具消費に注意。


対ガラガラ(アローラのすがた) [編集]

注意すべき点
炎・ゴースト複合とひらいしんによる固有の耐性を持ち、電気タイプに滅法強い。
サブウェポンも豊富で攻撃範囲が広く、ふといホネにより高火力での撃ち分けが可能。
おにびやでんじはが効かず、トリックルーム等のサポートから全抜きの恐れもある。
ほろびのうたやおにび、のろい、ステルスロック等も使え、サポート型も存在するため、単なるアタッカーと見ると痛手を被る事も。
対策方法
持ち物はふといホネでほぼ固定のため、きあいのタスキやこだわりスカーフを恐れずに攻められる。
上から弱点を突くのが楽。特にはたきおとすはタイプ相性も相まって致命傷となる。
数値自体は大したことないため、無補正霊獣ボルトロスのわるだくみ+あくのはどう程度の火力でHD特化でも高乱数。
ステルスロックを予め撒いておくのは有効だが、イカサマは相手が持つ道具の影響を受けないので決定的な対策にはならない。
  • ガオガエン
    いかく持ち。一致技両半減、おにび無効。
    いかく込み特化ホネじしんはH振りに65.3%〜77.2%。
    ガオガエン側からは特化はたきおとすでH振りに93.4%〜111.3%。
  • サザンドラ
    一致技両方半減、地面無効で後出ししやすい。
    格闘技には注意。無振りだと特化かわらわりで低乱1。
  • ギャラドス
    いかく持ち。A特化ギャラドスのアクアテールでH振りAガラガラを確1。
    かみなりパンチに注意。いかくが入ってもA252かみなりパンチでH252振りでも確1。

外部リンク [編集]