ミミロップ - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ミミロップ [編集]

No.428 タイプ:ノーマル
通常特性:メロメロボディ(接触技を受けると30%の確率で相手をメロメロ状態にさせる)※ミミロルの時「にげあし」
     ぶきよう(持っている道具の効果が発動しない)
隠れ特性:じゅうなん(まひ状態にならない)
体重  :33.3kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
ぶきよう+すりかえorトリックHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ミミロップ6576845496105480メロメロボディ/ぶきよう/じゅうなん
ゴルーグ8912480558055483てつのこぶし/ぶきよう/ノーガード
ココロモリ6757557755114425たんじゅん/ぶきよう/てんねん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第四世代出身の単ノーマルタイプ。高めの素早さと豊富なサポート技が特徴。
第八世代ではメガシンカが廃止された上に、おんがえしが技ごと消滅。
現状では一致技のレパートリーに欠ける上、その一致技もノーマルタイプゆえ等倍以上のダメージが狙えない。
攻撃種族値の低さを補う手段にも欠けており、単純なアタッカーとしての運用はまず不可能。

とはいえ元々メガシンカの実装以前もサポーターとして運用されていたポケモン。
メガストーン、Zクリスタルの廃止ですりかえも通りやすくなり、ぶきよう軸の型にはむしろ追い風気味。

第八世代ではどくどく、がむしゃらも剥奪されており、火力不足から来る起点回避手段の乏しさがより露見する羽目に。
幸い、でんじは、アンコールといった技は引き続き習得可能なので、これらを活かしてパーティ全体をサイクルさせていきたい。
新規習得技は大半が攻撃技で、アタッカーならば優秀な技ばかりなのだがミミロップとの相性が悪い。
一応、新たな交代技としてとんぼがえりを習得したものの、技方面での弱体化は否めないか。

新要素であるダイマックスとの相性は今ひとつ。元々サポート気質なので破壊力が低い。
一応耐久力は低くはないため、ダイウォールと絡めて相手のダイマックスを凌ぐために使うということは十分考えられる。
その場合ダイアタックで相手のSを下げて後続で処理したり、ダイナックルで上げたAをバトンで後続に渡すといった動きが可能。



特性考察 [編集]

メロメロボディ
相手の行動を封じる効果は優秀だが、接触技持ちの異性限定で、発生率も3割と安定しない。
2耐え以上できる耐久がない為試行回数を稼ぎにくく、発生しても交代や瀕死で効果が消えるため後続に活かせない。
ぶきよう
持ち物の効果を得られなくなる。デメリット特性だが習得技との相性が良好。
とつげきチョッキをすりかえたり、なかまづくりで相手の特性と持ち物を同時に無効化したりできる。
じゅうなん
隠れ特性。でんじは等に無償降臨からアンコールが可能。
高速アタッカーとしての機能は元々失ったのでやや需要は減少したが、
通常特性の癖が強く、ぶきようを採用しないのであれば基本的にこれになる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
命中効果解説
メガトンキック120(180)75-タイプ一致技。サポートがメインなので不安定な高威力技を採用する意義は見出し難い。
こうそくいどうを自力習得するので、からぶりほけんと組み合わせる意義も皆無。
からげんき70/140
(105/210)
100-タイプ一致技。状態異常で威力倍増、おにび対策に。
素の威力はとびひざげり以下だが、タスキ潰しが出来れば十分と捉えるなら。
ギガインパクト150(225)90行動不可タイプ一致技。反動による行動不能あり。メガトンキックと同様の理由で採用は稀。
インファイト120100防御・特防↓対岩、鋼。能力低下が痛い。特にバトンタッチとの相性が最悪なので採用は稀。
とびひざげり13090外すと反動対岩、鋼。外しが怖いものの威力は十分。
インファイトや他の一致技が使いづらいこともありメインウェポン候補。
ドレインパンチ75100HP吸収1/2攻撃しつつ回復。威力不足だが命中安定。教え技。
ほのおのパンチ75100火傷10%ハッサムヌケニン、まもる持ちナットレイに。
かみなりパンチ75100麻痺10%ギャラドスペリッパーに。
トリプルアクセル20→40→6090-フライゴンタルップルに。
アイアンテール10075防御↓30%ミミッキュに。
とびはねる8585溜め技
麻痺30%
ダイジェット用に。ダイマックス枯らしにも。
あなをほる80100溜め技ダイアース用に。ダイマックス枯らしにも。
じゃれつく9090攻撃↓10%対竜・悪。不利な格闘タイプにも。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。高い素早さと相性がよい。
でんこうせっか40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに。
ねこだまし40(60)100優先度+3
怯み100%
タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
特殊技タイプ威力
命中効果解説
ミラーコート-100優先度-5特殊技を倍返し。きあいのタスキやとつげきチョッキとあわせて。
変化技タイプ命中解説
ふるいたてる-唯一覚える火力向上積み技。特攻はおまけ程度。
こうそくいどう-バトン用。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
アンコール100起点作りに。素早いので使いやすい。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。クリアボディまけんきに注意。
すりかえ100ぶきようならとつげきチョッキも押し付けられる。
メガストーンが存在しないので扱いやすくなった。
なかまづくり100ぶきようなら相手の特性と持ち物をまとめて潰せる。
コスモパワー-防御・特防を補強。耐久面を補える。バトンタッチ可。
バトンタッチ-積み技やみがわりとあわせて。
いやしのねがい-後続の全回復・無償降臨に。
みがわり-補助技対策や、きあいパンチ・でんじは等とあわせて。
こらえる-メロメロボディや弱点保険とあわせて。ダイマックス対策にも。
マジックコート-補助技対策。読みが要るが決まれば強力。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアタックギガインパクト150(225)相手:S↓一致技。命中不安や反動を嫌う場合に。
追加効果は元から早いので後続サポート向け。
メガトンキック140(210)
からげんき120(180)
でんこうせっか90(135)
ねこだまし
ダイバーンほのおのパンチ130天候:晴4倍狙いで。天候の妨害にも。
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EF4倍狙いで。催眠の妨害にも。
ダイアイストリプルアクセル140天候:霰4倍狙いで。スリップダメージに注意。
ダイナックルきあいパンチ100味方:A↑威力は低い。殴りながら火力補強に。
きしかいせい
とびひざげり95
インファイト
ドレインパンチ90
ともえなげ80
ダイアースあなをほる130味方:D↑ギルガルドまたは4倍狙い。追加効果が優秀。
ダイジェットとびはねる130味方:S↑4倍狙いで。殴りながら素早さ上昇として。
アクロバット110
ダイワームとんぼがえり120相手:C↓通りが悪い。
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑フェアリーこおり。追加効果が優秀。
ダイフェアリーじゃれつく130場:MFかくとう。でんじはと相性が悪い。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックス技を凌ぐ。
+  使用率・採用率の低い技

型考察 [編集]

補助特化型 [編集]

特性:ぶきよう/じゅうなん
性格:ようきorおくびょう
努力値:S252 耐久調整
持ち物:オボンのみ/ヨプのみ
持ち物(すりかえ用):こうこうのしっぽ/かえんだま/こだわり系アイテム/とつげきチョッキ
攻撃技:ねこだまし/ミラーコート/ともえなげ
候補技:すりかえ/あまえる/でんじは/アンコール/いやしのねがい/なかまづくり

豊富な補助技を活かしたミミロップの基本型。
ぶきようすりかえを採用するかしないかで大きく2パターンに分類できる。
やれることは多くとも、技スぺースは限られているのでPT内での役割をしっかり決めておきたい。

+  折りたたみ
+  折りたたみ
+  折りたたみ

バトンタッチ型 [編集]

特性:ぶきよう/じゅうなん
性格:ようき/おくびょう
努力値:HSベース
持ち物:こだわり系アイテム(すりかえ用)/オボンのみ/ひかりのこな/じゃくてんほけん/からぶりほけん
確定技:バトンタッチ
積み技:コスモパワー/こうそくいどう/ふるいたてる
補助技:みがわり/アンコール/すりかえ/いやしのねがい/こらえる
攻撃技:メガトンキック/ハイパーボイス/かみなり/ふぶき(ほとんどからぶりほけん用)
ぶきようすりかえやみがわりアンコールで相手の技を縛り、積んでバトンタッチというのが基本の動き。
単純ながら、耐久もあるので決まりやすい。コスモパワーならSの高さを活かしやすい。
いやしのねがいを持っておけば、中盤以降に繰り出しても腐らなくなる。
バトンタッチといやしのねがいを両立できるのは他にバリヤードムシャーナギャロップ(ガラルのすがた)のみ。

とつげきチョッキアタッカー型 [編集]

特性:じゅうなん
性格:ようき
努力値:S252 A252 適宜H調整
持ち物:とつげきチョッキ
優先技:ミラーコート
物理技:メガトンキック/ずつき/とびひざげり/ローキック/トリプルアクセル/じゃれつく/とんぼがえり/ねこだまし/ともえなげ

とつげきチョッキを持たせて特殊アタッカーに強気に繰り出していく型。
ノーマルタイプでミラーコートを使えるのは現状ミミロップのみ。

↑特殊耐久はもともと無振り@チョッキでC特化ウルガモスの蝶舞だいもんじを確定で耐えられる程度あるので記述を書き換えた。
ミラーコートに固執してHに厚く振ってしまうと火力がまったく足りず一発芸で終わってしまう。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:ぶきよう
性格:ようきorおくびょう
努力値:HSベース
持ち物:とつげきチョッキ/だっしゅつボタン/こだわりスカーフ/かえんだま/こうこうのしっぽ
攻撃技:でんこうせっか/ねこだまし/とびはねる/あなをほる/ぶんまわす/ミラーコート
補助技:すりかえ/でんじは/アンコール/おさきにどうぞ/フラフラダンス/てだすけ/あまえるorつぶらなひとみ/うそなき/あまごい/にほんばれ/いやしのねがい/なかまづくり/まもる

高めの素早さからねこだましによる行動封じ、アンコールによる妨害、ぶんまわすで相手の襷潰し+味方の弱点保険起動、天候上書きなど多種多様なサポートができる。
特筆すべきはぶきようとすりかえの相性であり、かえんだまやこうこうのしっぽなどの道具を自身はデメリットを受けず相手に押し付けることで一方的に弱体化させられる。
ぶきようとトリックorすりかえを両立できるのは他にゴルーグもいるが、素早さで大きく上回っているため差別化の心配はない。
また、だっしゅつボタンは仮にすりかえる前に攻撃されても発動せず耐えればそのまま相手に渡すことが可能で、自身より遅いダイマックス相手には特に有効。
ちなみにかたやぶり持ちに攻撃されても発動しないため、特性が消えない限り暴発する心配はない。
なかまづくりは特性や道具を実質的に消すことで、相手によっては大きく弱体化させることができる。


対ミミロップ [編集]

注意すべき点
アンコールやぶきよう+すりかえ・なかまづくり、その他多彩な補助技でパーティをかき乱してくる。
対策方法
安易に特殊技を使ったらミラーコートで倍返しにされ、補助技・積み技もアンコールされかねない。
そのためテラキオンコジョンドといった同速以上の物理格闘タイプが有効。
ちょうはつも有効なので使ってみるのも良い。

外部リンク [編集]