ガオガエン - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ガオガエン [編集]

No.727 タイプ:ほのお/あく
通常特性:もうか(HPが1/3以下のときに炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
体重:83.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
いかく炎HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガオガエン9511590809060530もうか/いかく
145585いかく込み無振り
161601いかく込み全振り
ウインディ90110801008095555いかく/もらいび/せいぎのこころ
130605いかく込み無振り
146621いかく込み全振り

ばつぐん(4倍)--
ばつぐん(2倍)みず/かくとう/じめん/いわ
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/ゴースト/あく/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

アローラの御三家で、攻守ともに優秀なほのお×あく複合。ヘルガー不在のため現環境では固有タイプ。
素早さは低めだが他はバランス良く配分され、数値上の耐久は高め。更にいかくにより物理耐久はかなりのもの。
更に一貫しやすいあく、ゴーストを半減に抑える上にフェアリーを等倍で受けられる耐性も優秀。
タイプ相性によりやけど無効、いたずらごころ無効と、誤魔化しが効きづらい点も魅力的。
弱点も少なくは無いが全体的に物理寄りなのもあって、いかくにより被害を軽減できる等、要素が嚙み合っている。

攻撃もウインディ以上にあり、高火力のほのお技と半減の少ないあく技を一致で扱え、一貫性が高い。
サブウェポンや積み技もそれなりに豊富、特攻も役割破壊には十分な程度にあり、数値以上に受けづらい。
ねこだまし+いかくを両立できることもあり、第七世代のダブルバトルではトップメタとして活躍した。

第八世代ではいかくを無効化する効果が多数の特性に追加。能力変化を反射するミラーアーマーも登場。
ダイマックス技により能力変化が跋扈する環境なのもあり、まけんきかちきの採用率も上昇している。
加えてダイマックス中は怯みが無効となるので、ねこだましの信用度もやや低下と前世代通りの運用だとやや弱体化したか。

しかし技方面では、いかくと相性が良い交代技としてすてゼリフを獲得。
連打が出来る命中安定のかくとう技にインファイトも習得し、サイクル戦適性が更に向上。
ダイマックスに対して強く出られるしっとのほのおも習得し、多芸さに磨きがかかった。
はたきおとす、ニトロチャージの喪失という弱体化も受けてはいるが、ダブルでの採用率にはほぼ変化が無い。
更にシングルでも、物理流しクッション+アタッカーとして独自の需要を築き上げることになった。



特性考察 [編集]

もうか
おなじみ御三家の固有特性。HP1/3以下でほのお技の威力が1.5倍になる。
いかくが無くとも耐久力には優れるため発動圏内で踏み留まることも多い。
が、ほのお技の最大打点が反動技のフレアドライブであり、いかくが優秀すぎる為にあまり採用されない。
いかく
隠れ特性。ガオガエンの耐久力・耐性・習得技と非常に上手く噛み合っており、基本的にこれ。
とんぼがえり・すてゼリフを覚えるため繰り出し回数を稼ぎやすく、何度も発動させやすい。
タイマン性能の底上げ、サイクルの中で後続の起点作成、いかく持ちを重ねて物理アタッカーを機能不全にする等、用途は様々。
対象が相手全体になるダブルでは更に有用で、ねこだましとの相性もよく、出し入れするだけでも強烈なアドバンテージを生み出せる。
第八世代からはいかくを無効化する特性が増えているが、依然として強力。
本人が物理アタッカー気質の性能を持つ都合上、トレースミラーアーマーには注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。反動が痛い。
ブレイズキック85(127)90火傷10%
急所率+1
タイプ一致技。反動を嫌う場合に。たまに外す。
ほのおのパンチ75(112)100火傷10%タイプ一致技。命中安定・反動無しだが火力不足。
DDラリアット85(127)100能力変化無視タイプ一致技。相手の防御、回避の上昇を無視できるが
一方で相手の下降ランク補正も無視してしまう点には注意が必要。
じごくづき80(120)100音技封じタイプ一致技。ハイパーボイスやほえるに強い。
出したターンを含め2ターン限り。後攻なら実質1ターン。
なげつける100一度きりの一発芸。でんきだまや技レコードとあわせて。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。Sの低さを活かし後続の無償降臨にも。
いかくを発動しやすいほか、こだわりアイテムとも好相性。
じしん100100対炎。高威力・広範囲で高性能のサブウェポン、ヒードランへ。
かみなりパンチ75100麻痺10%みずひこう。特にギャラドスマリルリへ。
インファイト120100自分防御・特防
↓100%
対岩・悪。高威力かつゴーストを呼ばないので通りやすい。
一致技を両方半減するバンギラスに有効。
デメリットが鈍足高耐久と相性が悪いため、撃ち逃げ向きか。
クロスチョップ10080急所ランク+1インファイトと違いデメリットなしで連発できるが、命中不安。
ドレインパンチ75100HP吸収1/2追加効果が優秀。タイプ不一致だがビルドレインも可能。
ローキック65100素早↓100%上記同様一貫しやすく追加効果が優秀。
けたぐり20~120100威力体重依存デメリット無しだが相手の重さによって威力が変化。
きゅうけつ80100HP吸収1/2対悪。攻撃範囲を考えるとドレインパンチのほうがよいか。
げきりん120100行動固定対ドラゴン。先手は取りにくいので交代読みで。
アクロバット55/110100持ち物消費後は威力2倍ダイジェットアタッカー用に。
持ち前の耐久から弱点保険との相性も良く、ダイマックス終了後も高威力を連発しやすい。
特殊技タイプ威力命中効果解説
しっとのほのお70(105)100ターン中能力が
上がった相手に
火傷100%
タイプ一致技。相手全体攻撃。
まけんき持ちやダイマックス頼りの相手に。火力は出ない。
オーバーヒート130(195)90自特攻↓↓タイプ一致技。連発には向かない。役割破壊向き。
ねっぷう95(142)90火傷10%タイプ一致技。相手全体攻撃。
だいもんじ110(165)85火傷10%タイプ一致技。オーバーヒートに威力・命中は劣るがデメリット無し。
あくのはどう80(120)100怯み20%タイプ一致技。特別な理由がない限りは候補外。
バークアウト55(82)95特攻↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。みがわり貫通。相手全体攻撃。
変化技タイプ命中解説
おにび85物理アタッカー対策。交代読みで。
つるぎのまい-攻撃を強化。じこさいせいやなまけるに強い。
ビルドアップ-攻撃・防御を補強。きゅうけつと相性がよい。
わるだくみ-特攻を強化、Cは並程度なためあれば火力補強になる。
みがわり-補助技対策や、もうかの発動に。
ちょうはつ100起点回避や耐久型の機能停止に。搭載するならS調整したい。
ほえる-起点回避技、みがわりも流せる。
すてゼリフ100相手の攻撃・特攻を下げつつ交代。いかくと好相性。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンフレアドライブ140(210)天候:晴れ通れば二度目以降の威力アップを狙える強力な一致技。
ブレイズキック130(195)
ほのおのパンチ
ダイアークDDラリアット130(195)相手:D↓範囲が優秀な一致技。
追加効果も味方のサポートにはなるか。
じごくづき
なげつける100(150)普通の攻撃技になる。
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EFみず。特にカプ・レヒレなどみずフェアリー複合の弱点を突ける。
ダイナックルけたぐり100味方:A↑物理アタッカーとしては嬉しい威力アップの追加効果だが、一部の技は元の技より威力が低い点に注意。
インファイト95
かわらわり90
ドレインパンチ
ローキック85
ダイアースじしん130味方:D↑いかくと合わせて両耐久を万全に。こちらは自身の特殊耐久がアップする。
ダイジェットアクロバット110味方:S↑威力はやや低いが素早さを補強できる。こちらは自身の素早さがアップする。
トリックルームとは相性が悪い。
ダイワームきゅうけつ130相手:C↓いかくと合わせて両耐久を万全に。こちらは相手の特殊威力がダウンする。
とんぼがえり120
ダイホロウシャドークロー120相手:B↓あく技と有効範囲は似通っているが、相手の物理耐久を下げて攻撃を通しやすくしやすい。
ダイドラグーンげきりん140相手:A↓ドラゴン。疑似的に自身の物理耐久がアップする。
ダイスチルアイアンヘッド130味方:B↑フェアリー。自身の物理耐久もアップする。
ダイアタックねこだまし90相手:S↓威力はやや低いが素早さを補強できる。こちらは相手の素早さがダウンする。
トリックルームとは相性が悪い。
ダイウォール変化技-まもる相手の攻撃を防ぐ。連続使用で失敗しやすくなる。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:いかく(推奨)/もうか
性格:いじっぱり/ようき/ゆうかん
努力値:HA252ベース BDS調整
持ち物:とつげきチョッキ/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/いのちのたま/ゴツゴツメット/混乱実
確定技:炎技/DDラリアット
攻撃技:じしん/ドレインパンチorインファイト/かみなりパンチ/とんぼがえり/ねこだまし
補助技:すてゼリフ/つるぎのまい/ビルドアップ/おにび/まもる/みがわり/ちょうはつorほえる

相性補完に優れた2つの一致技を軸に戦う。
場持ちを活かしてつるぎのまいを積むか、いかくをフル活用してとんぼがえり・すてゼリフでサイクルを回して戦うかの2つの戦術に大別される。
いずれにせよほのお×あくの一貫性により腐りにくく、特に対ギルガルド性能が高いが、せいなるつるぎやキングシールドに注意。

繰り出す度に使えるねこだましは一見有用だが、シングルではタスキや一部の確定数ずらし程度の削りにしかならないため優先度はあまり高くない。

ほのお技はフレアドライブが安定。
高めの耐久が削れるのは痛いが、ほのおのパンチではまったく決定力が足りない。
稀に反動や接触を嫌って特殊ほのお技を採用した個体も存在するがやはり火力に難があり、同じことがダイバーンでもできるため有用性は低い。
今作新たにブレイズキックを得たので選択肢になるか。

型サンプル
性格 :いじっぱり
努力値:H244 A244 S20 (実数値H201 A182 B110 C× D110 S83)
技構成:DDラリアット/フレアドライブ/つるぎのまい/じしん
Sは4振りバンギラス+1、火力やフレアドライブの反動考慮でHAは可能な限り多く振っている。
つるぎのまいを搭載することでキングシールド持ちギルガルドや物理受けも突破できる。
+  技構成に関する議論

クッション型 [編集]

特性:いかく
性格:わんぱくorのんき
努力値:HB252
持ち物:オボンのみ/混乱実/たべのこし/ラムのみ
優先技:すてゼリフ/おにびorしっとのほのお(両立可)
攻撃技:炎技/DDラリアット/バークアウト/とんぼがえり/ねこだまし
補助技:ちょうはつ/まもる

いかく+すてゼリフorとんぼがえりを活かし、相性補完に優れる味方と組んで有利サイクルを回す(ドラパガエン+水ロトムなどが有名)
もしくは相手の決定力を削いで積みエースを着地させるのが仕事である。

種族値や特性に沿ったB振り物理型が基本だが、D振りや特殊型などの派生もある。

教え技の「しっとのほのお」は読みが必要だが対ダイマックス技や対ミミッキュの剣舞など用途が多い。

【ダブル】基本型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱり/ゆうかん/しんちょう/わんぱく/ようき
努力値:下記にて
持ち物:とつげきチョッキ/混乱実/オボンのみ/半減実/じゃくてんほけん/いのちのたま/こだわりスカーフ
優先技:フレアドライブ/DDラリアット/ねこだまし/すてゼリフorとんぼがえり
攻撃技:インファイトorドレインパンチorけたぐり/バークアウト
補助技:まもる/ほえる/ちょうはつ

まもるを採用しにくいこともあって集中攻撃を食らいやすいので、とつげきチョッキや混乱実で耐久を補うのが基本となるが、サポート要員として見られやすいため裏をかいたダイマックスアタッカー型も一定数存在する。
シンプルなアタッカー型からサポート性能を重視し耐久に厚く振った型まで、性格・努力値振りにかなりの多様性がある。

性格・努力値振りについて
主に以下の4つが考えられるが、どれを選んでもよいというわけではなく、構築にあった選択が求められる。
  • いじっぱり(HAベース・ASベース)
    基本的な性格。
    耐久はいかくやとつげきチョッキで補えるため、性格・努力値振りによりガオガエン自身に決定力を与える合理的な選択である。
    アタッカー性能にも期待が持てるため、自由枠としてサブウェポンになる補完技、特にインファイトの優先度が高まる。
    HAベースがメジャーだが、頻発するミラーや対バンギラスラプラス、中速帯や追い風下での動きを意識してASベースに近い配分になることもある。
  • ゆうかん(HAベース)
    トリックルーム下での活用を意識した選択。トリックルーム下でのエース運用か、対トリルの役割として採用される。
    もっとも、60族近辺はミラーを含め激戦区なので安易に逆補正をかけるべきではなく、完全にトリックルームに特化したパーティ、もしくはガオガエンに対トリルを一任する場合でもなければ候補に上がることは少ない。
  • ようき(ASベース・HSベース)
    頻発するミラーを制するためにSに補正をかける選択。最速を採ることが多い。
    第八世代からは上からすてゼリフを差し込み隣をサポートする理由でも採用されるようになった。この目的の場合こだわりスカーフが採用されうる。
    ガオガエンが大流行する現環境においては有用と言えるが、必然的に火力・耐久のどちらかを犠牲にするため扱いが難しくなる。
    環境・構築依存の向きが強い。
  • しんちょう・なまいき(HDベース)
    場持ちのよさを最大限まで高めた選択。回復きのみやとつげきチョッキとの併用が多い。
    火力・素早さを大きく犠牲にするが滅多なことでは処理されなくなり、相性不利な相手にも強引に居座れるため、自身のサポーター適性を十分に発揮できる。
    アタッカー性能には期待できなくなるためサブウェポンのかくとう技は積極採用されず、そのサイクル性能を活かすためにとんぼがえりorすてゼリフを所持する。
    後攻とんぼがえり・すてゼリフによる対面操作を重視したり、トリル下での運用を想定する場合、なまいきも選択肢に入る。
  • わんぱく・のんき(HBベース)
    基本的にはHDベースと同じだが、繰り出す物理からの役割破壊への耐性を重視した型。
    威嚇が意味を為さない特殊アタッカーからの攻撃は耐えにくくなる代わりに、ザシアンのA±0インファイトを余裕を持って耐えられるようになるなど、物理アタッカーのサブウェポンでもそうそう倒されなくなる。
持ち物について
  • とつげきチョッキ
    いかくを持つガオガエンは特殊技での処理を狙われやすいため、その隙を補う形で採用する。
    まもる・すてゼリフが採用できなくなるデメリットが痛く、特にすてゼリフはとんぼがえりで代用せざるをえない。
    第八世代で混乱実が弱体化したため特殊耐久ではこちらが上となったが、すてゼリフを採用できないデメリットは大きい。
  • ぼうじんゴーグル
    主にモロバレルのキノコのほうし・いかりのこな対策に採用される。
    キノコのほうしを無効化しつつ後出ししやすい炎タイプとしての採用になる。
  • オボンのみ混乱実
    大意はとつげきチョッキと同じ。
    とつげきチョッキであれば耐えられたはずの大火力特殊技には弱くなるのがデメリット。
    しかし発動圏内で踏みとどまれるなら、物理耐久と特殊耐久をバランスよく補強出来る。
    まもる・すてゼリフを採用できるのがメリット。
    第八世代では混乱実の回復量が1/2→1/3と減少したことでオボンとの差が小さくなり、発動させやすいオボンの方が採用されやすくなった。
  • タイプ半減実
    高火力で弱点を突いて一撃で倒してくる特定のアタッカーの前で強引に動かすために採用される。
    とつげきチョッキとすてゼリフの相性が悪いためとつげきチョッキを持たせたくないが、一発は耐える必要のある技があるというケースで採用される。
    化身ランドロスのだいちのちからを耐えるためのシュカのみが多い。
  • じゃくてんほけん
    数の多いサポーター運用と思わせて裏をかき、いかく込みの高耐久で弱点技を受けて反撃する型。
    想定の外から大火力を出せるが、ガオガエンの肝であるサイクル性能を活かしにくくなるデメリットがある。
  • いのちのたま
    ダイマックス前提でなくても火力を出せるが、高耐久との相性は悪い。
  • こだわりスカーフ
    すてゼリフやバークアウトでのコントロール性能を重視した持ち物。
    素早さを重視していない型と比較して迅速にすてゼリフで下がれるためガオガエンの消耗は抑えられるが、引き先が消耗しやすくなる点に注意。
    また、S振りを前提とするため耐久か火力を削る必要がある。

【ダブル】特殊型 [編集]

特性:いかく
性格:ひかえめ/れいせい/おくびょう/おだやか
努力値:上記を参考に
持ち物:同上
確定技:しっとのほのおorねっぷうorオーバーヒート(複数採用可)/バークアウト
攻撃技:ねこだまし/あくのはどう/ねっさのだいち/きあいだま/だいもんじorかえんほうしゃ/とんぼがえり
補助技:まもる/ほえる/よこどり/ちょうはつ/すてゼリフ

叩き台として作成。現環境での採用率は1%以下だがいかくが増加した現環境では有用。
フレアドライブの決定力こそ失うものの、ガオガエンミラー含むいかくを受けても火力を落とさない型。
反動ダメージでせっかくの高耐久を削らないで済む他、しっとのほのおやバークアウトを採用しやすいのもメリット。

進化前のニャヒートとCが同値でありSで負けているが、H252ガオガエンと耐久全振りしんかのきせきニャヒートの耐久はほぼ同等なため差別化の必要はない。


対ガオガエン [編集]

注意すべき点
火力・耐久共に高水準。通りのよい一致技に加え、高威力のサブ技も習得。
DDラリアットやつるぎのまい、火傷無効の耐性を持つため耐久型に強い。
おにびやとんぼがえり・すてゼリフなど交代読みの技も充実しており、安易な受け出しは禁物。
隠れ特性「いかく」の個体はさらに耐久に磨きがかかるので、物理技では上から殴って倒すという対策もしづらい。
タイプ上ギルガルドや鋼タイプには滅法強く、つるぎのまいなどの積み技も完備。
足は遅いものの、交代読みで積まれるといかく持ちや耐久ポケモンでも後出しは安定しない。
対策方法
耐久は優秀だがSが低いので、みずやフェアリーの高速特殊アタッカーのタイプ一致高火力技で弱点を突くとよい。
マリルリカプ・レヒレなどは一致技を両方半減できるので後出しが安定する。
かちきミロカロスなら有利を取れるが、チョッキ持ちH振り個体に対してはC+2無補正ねっとうでは確2と処理速度は遅い。
Z技が消えたので強引な突破はされにくくなった。
まけんきウォーグルならA+1無振りばかぢからかA+1珠ブレイブバードで確1。
同じくまけんき持ちのガラルサンダーでもA+1らいめいげりで確1。
ウーラオス(れんげきのかた)も一致技が両方半減、更にすばやさでガオガエンの上を取れ、すいりゅうれんだは確定急所なのでいかくも怖くない。
A252すいりゅうれんだでH252振りのガオガエンを確1、いのちのたまを持たせればHB特化でも99.6%の乱数1。

外部リンク [編集]