ウーラオス [編集]
No.892 ・いちげきのかた タイプ：かくとう/あく 特性：ふかしのこぶし（接触技で相手のまもる・みきりを無視して攻撃できる） 体重：105.0kg（けたぐり・くさむすびの威力100） ・れんげきのかた タイプ：かくとう/みず 特性：ふかしのこぶし（接触技で相手のまもる・みきりを無視して攻撃できる） 体重：105.0kg（けたぐり・くさむすびの威力100）
| 闘/悪 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ウーラオス(いちげき) | 100 | 130 | 100 | 63 | 60 | 97 | 550 | ふかしのこぶし |
| ゴロンダ | 95 | 124 | 78 | 69 | 71 | 58 | 495 | てつのこぶし/かたやぶり/きもったま |
| ズルズキン | 65 | 90 | 115 | 45 | 115 | 58 | 488 | だっぴ/じしんかじょう/いかく |
※種族値はいちげきのかた・れんげきのかた共通
| いちげき(かくとう/あく) | れんげき(かくとう/みず) | |
|---|---|---|
| ばつぐん(4倍) | フェアリー | ---- |
| ばつぐん(2倍) | ひこう/かくとう | でんき/くさ/ひこう/エスパー/フェアリー |
| いまひとつ(1/2) | ゴースト/いわ | ほのお/みず/こおり/むし/いわ/あく/はがね |
| いまひとつ(1/4) | あく | ---- |
| こうかなし | エスパー | ---- |
第八世代の準伝説で、かくとう＋みずorあくという２つのフォルムを持つ。
準伝説としては合計種族値は控えめだが無駄が少なく、HPの高さで特殊耐久も並程度は維持している。
攻撃性能はかなり高く、元の種族値に加えてふかしのこぶしでまもる・みきりを貫通し、確定急所の専用技を持つ。
これらの要素から時間稼ぎや搦め手の大半が通じず、生半可な誤魔化しを許さない突破力を誇っている。
素早さも中速帯としては早めでミミッキュやバンギラス等を抜ける絶妙な数値。
本作はダイジェットの流行でかくとう全般が逆風気味だが、それをものともしない採用率の高さが完成度の高さを物語る。
フォルムごとに種族値・特性の違いは無いが、前述の通りタイプと、専用技を含めた習得技に差異がある。
どちらも物理アタッカーという役割は同じだが耐性や技範囲の違いから、有利・不利の関係が微妙に違う。
それでいて選出画面のアイコンは両方同じなため、相手の選出を狂わせる可能性も。
一方、素早さが激戦区の100族に届かず、特殊耐久も一定以上の相手だと乱数に納められてしまう程度。
具体的にはギリギリで素早さが負けるサザンドラのC振りのみのりゅうせいぐんで、無振りだと中乱数１発。
撃ち合いになると中速帯の素早さが仇となって消耗しやすく、そのまま後続に上から倒されてしまうことも多い。
闇雲にごり押さず、確実に攻撃が通せる点を活かした役割遂行重視の運用を心がけるのが活躍の肝となるだろう。
専用のキョダイマックスを所持し、みずorあくがキョダイマックス技に変化する（専用技である必要は無い）。
効果はどちらも同じで、ダイウォール含めたあらゆる防御を貫通して攻撃できる。
みがわりは流石に貫通できないが、ダイマックスでの時間稼ぎすら許さない強烈な突破性能を誇るのが特徴。
他のポケモンと違い、ダイスープを飲ませるのに追加の素材が必要な点は忘れずに。
いちげきのかたの場合、ダイアークは相性が悪く、基本的にはキョダイマックス個体を採用すればＯＫ。
れんげきのかたの場合、ダイストリームも強力なので何を優先させるかでダイマックス個体かキョダイマックス個体かの選択が必要。
ちなみにH個体値31で無振りの場合、実数値175になるので、砂嵐ダメージなどの効率が良くなる。
AS252振りの場合、余った努力値4(6)はBDどちらかに振るのを推奨。
形態考察 [編集]
いちげきのかた [編集]
ズルズキン、ゴロンダと同じかくとう・あくタイプ。専用技のあんこくきょうだは威力80の確定急所という破格の性能。
いかくを始めとした攻撃低下やリフレクターによる誤魔化しを貫通する上に、等倍範囲が広く一貫性の高さが持ち味。あくタイプなので相手のいたずらごころで妨害される心配も無用。
かくとう技との補完にも優れるがフェアリーには両方半減される。どくづき、アイアンヘッドは覚えるが4倍弱点も合わせ、基本的に相手はできない。
またやけどはダメージそのものを半減しているため、急所に当たっても補正を無視できない。
威力はあんこくきょうだ＞すいりゅうれんだ（3発）なので、専用技の火力はこちらの方が大きくなる。
先制技は少々癖のあるふいうちになるが、やはりこれもれんげきのかたのアクアジェットに比べると威力は高い。
- いちげきのかたのみ覚える技
- あんこくきょうだ/ふいうち/ふくろだたき/しっぺがえし/ダメおし/なげつける/かみくだく/イカサマ/DDラリアット/じごくづき/うっぷんばらし
バークアウト/あくのはどう
れんげきのかた [編集]
ニョロボン、ケルディオと同じかくとう・みずタイプ。専用技のすいりゅうれんだは威力25の3連続技にして確定急所の高性能技。
連続技ということでみがわり、ばけのかわにも強く、ようきAS252振り＋こだわりハチマキで、無振りミミッキュを確定で落とせる。
ただし、持ち物がいのちのたまならいじっぱりで無いと確定で落とせない（ようきだと中乱数）。
こだわりスカーフの様な火力補正アイテムで無い場合は、いじっぱりA252振りでも確定で耐えられるので注意。
あくまで確定急所というだけで、特性も相手の特性まで無視しないため、ちょすいなどの無効特性は貫通できない。
4倍弱点を持たず、比較的安定した耐久も活用しやすい点も強み。出落ちに終わるケースは少ない。
ただしこちらはあく技を習得しないため、ゴーストへの有効打を一切持たない点には注意。
また、すいりゅうれんだは当然ながらゴツゴツメットやさめはだ、てつのトゲにも3回触れることになる。特性ほのおのからだやせいでんきの接触判定も3回になる。
ナットレイに交代で受けられた場合、9割近いHPを削られてしまう可能性があるので注意が必要。
先制技はアクアジェット。ふいうちに威力は劣るが、相手の行動に左右されることが無い。
ちなみにいちげきのかたとれんげきのかたの対決になった場合、あちらは不一致技でしか弱点を突けないがこちらはかくとう技で弱点を突けるので、こちらの方が優位になる。
（A252インファイトで無振りいちげきウーラオスを確1。ただし、あちらが襷でこちらが襷ではない場合、返しの特化インファイトで高乱数1発）
- れんげきのかたのみ覚える技
- すいりゅうれんだ/アクアジェット/ダイビング/たきのぼり/アクアブレイク
うずしお/しおみず/ねっとう/あまごい
特性考察 [編集]
- ふかしのこぶし
- 接触技であればまもる系統の技をダイウォール以外は貫通して攻撃できる。ダブルでは特に有用な特性。
いわ技と特殊技を除く攻撃技のほとんどが接触技であるため、ほぼ常時発動する。
ダイマックス中は実質特性が失われるが、専用のキョダイマックス技には技自体にダイウォールをも貫通する効果がある。
キョダイマックス [編集]
- キョダイマックス技
キョダイマックス技 変化する技タイプ 解説 
キョダイイチゲキ あく 相手のダイウォール、まもる系統の技を無視して攻撃できる。 キョダイレンゲキ みず 相手のダイウォール、まもる系統の技を無視して攻撃できる。 - 考察及びダイマックスとの比較
まもる系統の技に加え、特性ふかしのこぶしの効果では貫通できないダイウォールを貫通できる。
現環境でほぼ唯一、相手のダイウォールを無視して攻撃できるのが最大の特徴。
あんこくきょうだ、すいりゅうれんだ以外でも対応するタイプであれば変化する。
いちげきのかたの場合、ダイアークが物理型とミスマッチなこともあり基本的にキョダイマックス個体を推奨。
れんげきのかたの場合、ダイストリームの雨も強力なので選択になり、環境でもどちらの個体も見られる。
やや手間はかかるがダイスープとダイミツを使えばキョダイマックスとダイマックスを切り替えることができる。
技考察 [編集]
| 攻撃技(共通) | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 接触 | 解説 |   |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| インファイト | 闘 | 120(180) | 100 | BD↓ | 〇 | タイプ一致技。火力・命中共に申し分ないが、耐久が下がる。 | |
| ドレインパンチ | 闘 | 75(112) | 100 | 体力吸収1/2 | 〇 | タイプ一致技。居座り重視。 | |
| かわらわり | 闘 | 75(112) | 100 | 壁破壊 | 〇 | タイプ一致技。専用技が確定急所なため恩恵は比較的薄いが、 一撃の型でもオーロンゲと択勝負に持ち込める。 | |
| アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | ひるみ30% | 〇 | 対フェアリー。怯みも狙える。ダイスチルとしても。 | |
| どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 〇 | 対フェアリー。アシレーヌ、カプ・レヒレあたりを意識するなら。 | |
| とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 使用後交代 | 〇 | 有利不利がはっきりしているので使いやすい。 | |
| つばめがえし | 飛 | 60 | - | 必中 | 〇 | ほぼダイジェット用。 | |
| アクロバット | 飛 | 55/110 | 100 | - | 〇 | アイテムによってはこちらも候補に。 | |
| いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | ひるみ30% | × | 格闘技との補完は優秀だが、専用技が優秀なため優先度は低い。 スカーフならひるみも狙える。 | |
| ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所ランク+1 | × | 威力重視。 | |
| がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | S↓100% | × | 追加効果が優秀。 | |
| あなをほる | 地 | 80 | 100 | 溜め技 | 〇 | じしんは覚えない。ダイアースや、ダイマックス対策になる。 | |
| ほのおのパンチ | 炎 | 75 | 100 | 火傷10% | 〇 | 対ナットレイ・ハッサム。特にれんげきのかたで重宝する。 | |
| かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | 〇 | 主に対ギャラドス。 連撃の型の一致技が通りにくい相手に有効な場合が多いので優先度が高め。 一撃の型が苦手なトゲキッス・マリルリにも刺さる。 | |
| れいとうパンチ | 氷 | 75 | 100 | 凍り10% | 〇 | 対竜、ランドロス。ただしドラパルトにはあんこくきょうだ、 ランドロスにはすいりゅうれんだが刺さるので優先度は低め。 パーティ単位で上記のポケモンや氷4倍のドラゴンなどが重いなら。 | |
| カウンター | 闘 | - | 100 | 優先度-5 | 〇 | 物理技を倍返し。 タスキと合わせてエースバーンやゴリランダーなど、 上から殴ってくる相手を強引に突破する。 | |
| しねんのずつき | 超 | 80 | 90 | ひるみ20% | 〇 | 対毒・格闘。補完としては微妙だが、一応一撃から連撃への打点。 ピンポイントだがドクロッグへの有効打。 自身とダイサイコとの相性が悪いため、基本的に候補外。 | |
| 攻撃技(いちげき) | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 接触 | 解説 | |
| あんこくきょうだ | 悪 | 80(120) | 100 | 確定急所 | 〇 | タイプ一致技。威力80でありながら確定急所と言う破格の性能。 実質威力120(180)。 | |
| ふいうち | 悪 | 70(105) | 100 | 優先度+1 | 〇 | タイプ一致技。相手が攻撃技選択時のみだが、威力の高い先制技。 | |
| うっぷんばらし | 悪 | 75/150 (112/225) | 100 | - | 〇 | タイプ一致技。そのターンに能力ランクが下がっていると威力2倍。 条件付きであんこくきょうだ以上の火力だが、あんこくきょうだの方が使いやすいか。 Aが下がっている場合あんこくきょうだの方が高火力。 | |
| なげつける | 悪 | - | 100 | 効果変動 | × | タイプ一致技。アクロバットと合わせて。 ほとんどの道具はあんこくきょうだ以下の威力なので、採用の場合は追加効果狙い。 | |
| 攻撃技(れんげき) | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 接触 | 解説 | |
| すいりゅうれんだ | 水 | 25(37)*3 | 100 | 確定急所 | 〇 | タイプ一致技。3回連続攻撃でありながら確定急所と言う破格の性能。 実質威力112(168)。 | |
| たきのぼり | 水 | 80(120) | 100 | 怯み20% | 〇 | タイプ一致技。怯み狙い。 他にも物理水技を習得できるが、よほどの理由がない限りすいりゅうれんだでいい。 | |
| アクアジェット | 水 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | 〇 | タイプ一致技。安定した先制技。 | |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | | |||
| ちょうはつ | 悪 | 100 | 相手の補助技を封じる。 | | |||
| ビルドアップ | 闘 | - | 積み技として。タイプ上流せる相手は多い。 | | |||
| てっぺき | 鋼 | - | 一応てっぺき＋ボディプレスも可能。 | | |||
| コーチング | 闘 | - | ダブル用。相方のサポートに。 | | |||
| みきり | 闘 | - | ダブル用。相手のウーラオスには無効化されやすいので注意。 | | |||
| みがわり | 無 | - | 補助技読みで使えば1ターンの猶予を生める。 | | |||
ダイマックス技考察 [編集]
接触技ではなくなるためふかしのこぶしは適用されない。
キョダイマックス技でのみ相手のまもる系統の技を無視して攻撃できる。
| ダイマックス技 | 元にする技 | 威力 | 効果 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ダイナックル | きしかいせい | 100(150) | 味方：A↑ | 一致技。反動を踏み倒せるが元より威力が下がる。 耐久型の強引な突破などに利用すると効果的。 | |
| けたぐり | | ||||
| インファイト | 95(142) | | |||
| ドレインパンチ | 90(135) | | |||
| かわらわり | | ||||
| キョダイイチゲキ | あんこくきょうだ | 130(195) | ダイウォール貫通 | いちげきのかたの一致キョダイマックス技。 追加効果を考えるとダイアークよりもこちらを優先したい。 | |
| うっぷんばらし | | ||||
| ふいうち | 120(180) | | |||
| キョダイレンゲキ | すいりゅうれんだ | 130(195) | ダイウォール貫通 | れんげきのかたの一致キョダイマックス技。 ダイマックス同士の打ち合いに強い反面、 ダイストリームの雨を捨てることになる。 | |
| たきのぼり | | ||||
| アクアジェット | 90(135) | | |||
| ダイアーク | あんこくきょうだ | 130(195) | 相手：D↓ | 追加効果がウーラオスと噛み合わないので、キョダイイチゲキ推奨。 | |
| うっぷんばらし | | ||||
| ふいうち | 120(180) | | |||
| ダイストリーム | すいりゅうれんだ | 130(195) | 天候：雨 | 一致技。雨による火力上昇が期待できるためこちらの選択肢もあり。 | |
| たきのぼり | | ||||
| アクアジェット | 90(135) | | |||
| ダイロック | ストーンエッジ | 130 | 天候：砂嵐 | 対虫飛行。スリップダメージに注意。 | |
| いわなだれ | | ||||
| がんせきふうじ | 110 | | |||
| ダイジェット | つばめがえし | 110 | 味方：S↑ | すばやさ上昇で全抜きを狙える。 | |
| アクロバット | | ||||
| ダイバーン | ほのおのパンチ | 130 | 天候：晴 | 対ナットレイ、ハッサム。味方の水タイプや相手の炎タイプに注意。 | |
| ダイアイス | れいとうパンチ | 130 | 天候：霰 | 対龍、飛。れんげきのかたで。スリップダメージに注意。 | |
| ダイサンダー | かみなりパンチ | 130 | 場：EF | 対ギャラドス、マリルリ、トゲキッス、カプ・レヒレ。 フィールド展開で催眠予防。 | |
| ダイスチル | アイアンヘッド | 130 | 味方：B↑ | 対妖。追加効果がシンプルに優秀。 | |
| ダイアース | あなをほる | 130 | 味方：D↑ | 対電気・毒。格闘技と範囲が被りがち。通常使用にやや難があるか。 | |
| ダイサイコ | しねんのずつき | 130 | 場：PF | 追加効果で次から火力が上がるが、自身の先制技の使用が制限される。 | |
| ダイウォール | 変化技 | - | まもる | 相手のダイマックスのターン切れを狙う。 | |
型考察 [編集]
いちげきのかた [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性：ふかしのこぶし
性格：ようきorいじっぱり
努力値：AS252orHA252
持ち物：いのちのたま/ラムのみ/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/きあいのタスキ
確定技：あんこくきょうだ/インファイト
優先技：ふいうち/カウンター(タスキ)
攻撃技：かわらわりorドレインパンチ(インファイトと選択)/とんぼがえり/アイアンヘッド/つばめがえし/3色パンチ
補助技：みがわり/ちょうはつ/ビルドアップ
オーソドックスな物理アタッカー。
ミミッキュを抜ける絶妙な素早さのため最速を選びたくなるが、対ギルガルド+サザンドラを考えるならH振りにするのもあり。
持ち物にきあいのタスキ、選択肢にカウンターを追加。エースバーンなど上から一致技で殴ってくる物理型をタスキで耐えて返り討ちにできる。
ランクバトルでは現状タスキの採用率が6割を超え、カウンターの採用率も確定技やふいうちに次ぐ。
れんげきのかた [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性：ふかしのこぶし
性格：ようき/いじっぱり
努力値：AS252 / A252 耐久調整残りS
持ち物：きあいのタスキ/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/いのちのたま/とつげきチョッキ/ラムのみ
確定技：すいりゅうれんだ/インファイト
攻撃技：ドレインパンチorかわらわり(インファイトと選択)/とんぼがえり/アクアジェット/アイアンヘッド/つばめがえし/3色パンチ
補助技：みがわり/ちょうはつ/ビルドアップ
種族値に沿ったオーソドックスな物理アタッカー型。
専用技により能力変化、みがわり、きあいのタスキに強い。
また水と格闘の技範囲もそこそこ広いうえ先制技も完備、対面性能も高い。さらに耐性も優秀な部類であり、サイクル戦のパーツとしても悪くない。
技はすいりゅうれんだ+格闘技で2枠。さらに拘りアイテムならとんぼがえり、それ以外ならアクアジェットを採用したいところ。
積み技を入れるスペースはあまりないので、出す相手はうまく絞りたい。
耐久調整する場合は一例としてH76 B76とすると、A特化持ち物無しゴリランダーのグラススライダーを確定耐え出来る。
・持ち物考察
きあいのタスキ…カウンターとセットで採用。れんげきのかたが苦手とするゴリランダーをカウンターで返り討ちにできる。シーズン9現在、採用率は4割を超え、スカーフを上回る。
こだわりハチマキ…ウーラオスはタスキ持ち（＝火力補正無し）が多く、その感覚で受けに来たポケモンを1.5倍の火力で狩れる。
耐えられてもすいりゅうれんだならば壁もいかくも積みも無効なため半減でも受けさせないこともある。
こだわりスカーフ…ミミッキュを確実に抜け、現環境2位のエースバーンをも何もせず倒せる可能性がある。相性の良いとんぼがえりもあり、現状採用数はかなり見られる。
いのちのたま…行動を縛ること無く決定力を上げられるので、ダイマックス時の威力を盛ることもできる。物理受けへも負担をかけていきやすい。
ただし使った時点でタスキでは無いと必ずわかるので情報アドバンテージをかなり損なってしまうのが難点。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ウーラオス [編集]
- 注意すべき点
- 破格の性能を持つ専用技。一致技の火力も高くサブウエポンも非常に豊富。
特性ふかしのこぶしによりまもる・みきりによる時間稼ぎが通用しない。
いかくや防御ランク上昇、リフレクター・オーロラベールも専用技の確定急所によって無意味になる。
物理特化のエアームドクラスの耐久力であっても、努力値振りや持ち物次第では後出しが安定しない火力も持つ。
加えて物理耐久もかなり高く生半可な物理技では削れにくい。
キョダイマックス技はダイウォールをも無視して攻撃してくる。
選出画面でどちらのフォルムなのか判別できない点も非常に厄介。
- 対策方法
- どちらの型にしろ物理アタッカー1本なのでおにびが有効。だがそこそこ素早くおにび持ちは水・悪技で弱点を突かれやすいため出来れば上から撃ちたいが、いちげきの型にはいたずらごころのおにびが通用しないので注意。
格闘タイプ全般に言えることだがトゲキッスなどのダイジェットも有効。しかしギャラドスはかみなりパンチを考慮すると厳しい。
また物理耐久に比べ特殊耐久が薄いため、特殊技なら等倍でもある程度押していける。
具体的にはサザンドラの無補正252振りりゅうせいぐん＠1.1倍以上強化アイテムで無振りウーラオスを確1。素早さも丁度1抜いている。
・共通
- リザードン
素早さで上回っており上から特殊ダイジェットを撃てる。ダイマックスすればスカーフすいりゅうれんだも耐えるが岩技に注意。
- トゲキッス
サブウエポンでしか弱点を突かれず物理耐久もそこそこあり、フェアリー技も飛行技もどちらも致命傷になり得る。
- アシレーヌ、マリルリ、カプ・レヒレ
両方の型の一致技半減。
アシレーヌやマリルリは対面前提。襷で耐えられてもアクアジェットで追撃可。
カプ・レヒレは先制技は無いが、HPに振れば後出しからの処理が可能な程に高い耐久力を持つ為安定。
どくづき、積み技からのダイサンダーには注意。
- カプ・テテフ
サイコフィールドで先制技無効。
C252ムーンフォースで確1。いちげきのかたはフェアリー4倍なのでダイマックスをされても確1を取れる。
ただし、素のすばやさではウーラオスが上で、H4振りがA252すいりゅうれんだで4.6％の乱数1、A252あんこくきょうだで31.3％の乱数1。
A252ダイマックス技も75％の乱数1になるので、持ち物がスカーフ以外の場合や後出しは不安定。
- ドクロッグ
格闘・悪半減、かんそうはだで水無効。サブウェポンも搭載率の低い飛・地・超・炎以外は等倍以下。
素の耐久が低いためHB必須だが、後投げ可能で流し性能が高い。
反面火力が足りず、複数回の後投げに対応できる耐久はないためその後の立ち回りが重要になる。
- カイリュー
水・格闘半減。
4倍弱点のれいとうパンチが痛いが、A特化でもHBベースの耐久型ならマルチスケイル込みで確3にできるのではねやすめで受けることも可能。
こちらからはAが無振りの場合、A+1ダブルウイングで無振りウーラオスを99.6％の乱数1。
- ニンフィア
格闘・悪半減。
水流連打は等倍だが、HBなら鉢巻でも確定二発。
無振りハイパーボイスでも両方の型が確定一発。
襷で耐えられても電光石火と合わせて確実に処理できる。
どくづき、アイアンヘッドには注意。
・いちげきのかた
- エースバーン
リベロにより対面では一致飛行or格闘技で上から叩ける。リベロA252とびひざげりで無振りを確1。いのちのたま持ちならH252振りまで確1。
ただし、現在はタスキ+カウンター持ちのウーラオスが増えているため、迂闊に突っ込むと返り討ちに遭う危険性が高くなった。
・れんげきのかた
- ゴリランダー
グラスフィールド下ならグラススライダーで縛ることができる。A252GF+珠グラススライダーで無振りを確1。
こちらも現在タスキ+カウンター持ちが増えているため、迂闊に突っ込むと返り討ちに遭う。
- ドヒドイデ
ウーラオス側からの有効打はほぼ無く安定しやすい。積み技を入れるスペースも少なく、受け出ししても十分対処可能。
ただし、いちげきのかたは受けられない上に選出画面では判別不能。ドヒドイデにのみ頼るのは危険。
- ブルンゲル
ちょすいなら一致技が両方無効。
こちらへの有効打がかみなりパンチくらいしかなく、ちからをすいとるでAを下げたりねっとうやおにびでやけどにしてしまえば突破はまず不可能。
いちげきのかたは防御特化でもA特化あんこくきょうだで87.5％の乱数1なので読み間違いに注意。