ズルズキン [編集]
No.560 タイプ:あく/かくとう 通常特性:だっぴ(ターン終了時に1/3の確率で状態異常が治る) じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる) 隠れ特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる) 体重 :30.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
悪/格闘 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ズルズキン | 65 | 90 | 115 | 45 | 115 | 58 | 488 | だっぴ/じしんかじょう/いかく |
ゴロンダ | 95 | 124 | 78 | 69 | 71 | 58 | 495 | てつのこぶし/かたやぶり/きもったま |
ウーラオス(いちげき) | 100 | 130 | 100 | 63 | 60 | 97 | 550 | ふかしのこぶし |
威嚇+猫騙し | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ズルズキン | 65 | 90 | 115 | 45 | 115 | 58 | 488 | だっぴ/じしんかじょう/いかく |
カポエラー | 50 | 95 | 95 | 35 | 110 | 70 | 455 | いかく/テクニシャン/ふくつのこころ |
ガオガエン | 95 | 115 | 90 | 80 | 90 | 60 | 530 | もうか/いかく |
あく×かくとう複合。同複合同様、エスパー・ゴーストタイプに強いかくとうというのが特徴。
他の同複合と比較すると攻撃面は少々控えめながら耐久に長じ、いかくやだっぴと耐久向けの特性も持つ。
攻撃種族値は微妙ながら高威力なとびひざげりを習得、複合のおかげでゴーストも呼びづらく、
じしんかじょうによる攻撃上昇も合わさって、調整次第では見劣りしない火力を得ることも可能となる。
第八世代ではあなをほる、インファイトを習得。ダイマックス前提だが唯一のじめん技となる。
後者は威力でとびひざげりに劣り、優秀な耐久を落としてしまうが命中安定、とびひざげり読みのゴーストの受け出しを警戒せずに済む。
採用する場合はいかくを利用したサイクル戦を想定してとなるか。同複合も習得するので、単なるリスク軽減以外のリターンが欲しい。
他の新規習得技は癖が強く、使いづらいものが多い。更にはたきおとす、いかりのまえば、どくどくが剥奪。
高い耐久を活かせる技を多く失い、サイクルの回し際に負担をかける手段が激減してしまった。
同複合に一撃ウーラオスが登場。種族値が高く、優秀な特性、専用技、キョダイマックスまで備えた強豪。
耐久に偏っており、対面性能よりもサイクルに向いた性質を持つズルズキンと役割的に競合はしづらいが、意識はしておきたい。
第七世代ほどではないが相変わらず優秀なフェアリーも続投しているので、運用の際は無理をしないように。
それ以上にゴーストの跋扈が目立つ都合上、あく複合である事がメリットになりやすく、前世代よりは動きやすい。
いかくとねこだましを両立できるポケモンの一角であり、タイプ的にはカポエラー、ガオガエンを足して割ったような感じ。
技範囲の広さから補完としても優秀であり、ダブルバトルにおける適性はなかなか高い。
ダイマックスとの相性はなかなか。いたずらごころ無効はもちろん技範囲が広く、追加効果を選択しやすい。
また微妙な火力も多少補え、ダイジェットを使用できない点も気になるならりゅうのまいでカバー可能。
HPの増加により耐久を向上させることも出来、攻撃しながら積むことで居座りがしやすくなる。
ただし4倍弱点を持ち、耐性も多くはない。高火力な相手にはドレインパンチによる誤魔化しも効かない。
特性考察 [編集]
- だっぴ
- ターン終了時に1/3で状態異常が解除。耐久型に強い耐性を持ち、居座る場合に優先度が高い。
高速再生技はねむるしか覚えないが、この特性のお陰で目覚めるターンが早まる場合もある。
両複合において同特性を持つポケモンは存在しないが、こんじょうを持つかくとうタイプは多い。
特にビルドレインを想定する場合はローブシンが強力なライバルとなるだろう。
- じしんかじょう
- 相手を倒すと攻撃ランクが1段階上昇。素早さの補強手段が欲しい。
こだわりスカーフ、りゅうのまいで1段階上昇させれば最速98族、準速112族まで抜ける。
不足しがちな抜き性能を補強できる優秀な特性ではあるが、
素早さのインフレにより抜けない範囲が増えている他、タスキに弱く安定はしない。
- いかく
- 隠れ特性。物理への繰り出し・流し性能が上昇。サイクル戦向け。
火力不足を補うハチマキとの相性も良く、ねこだましと両立できるポケモンは限られている。
第八世代で無効化される特性が増加、ダイマックスの登場でまけんき等の採用率も上がっている。
トレースにも注意。高速再生を持たない分、りゅうのまい1回分の行動は大きい。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
とびひざげり | 闘 | 130(195) | 90 | 外すと反動 | タイプ一致技。ゴーストは呼びにくいので撃ちやすいが、ミミッキュは呼びやすいので注意。 まもるを覚えたポケモンが多いダブルバトルでは不採用。 反動ダメージを受けるリスクが大きすぎる。 | |
インファイト | 闘 | 120(180) | 100 | 防御・特防↓ | タイプ一致技。命中安定で火力は高いが耐久ダウン。 | |
きあいパンチ | 闘 | 150(225) | 100 | 優先度-3 | タイプ一致技。補助技・交代読みや、みがわりとあわせて。 | |
ドレインパンチ | 闘 | 75(112) | 100 | HP吸収 | タイプ一致技。回復効果付き。ビルドアップと相性が良い。 | |
かみくだく | 悪 | 80(120) | 100 | 防御↓20% | タイプ一致技。性能安定。 | |
じごくづき | 悪 | 80(120) | 100 | 音技封じ | タイプ一致技。ストリンダーやニンフィアを意識するなら。 | |
しっぺがえし | 悪 | 50/100 (75/150) | 100 | - | タイプ一致技。後攻なら威力倍増。 鈍足との相性は良いが、流し際には威力が上がらない。 | |
なげつける | 悪 | - | 100 | 持ち物消費 | タイプ一致技。くろいてっきゅうで一度だけ威力130。トリルとあわせて。 | |
ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所ランク+1 | 対虫・飛行。格闘定番のサブウェポン。 | |
もろはのずつき | 岩 | 150 | 80 | 反動1/2 | 同上。高威力だが反動が痛い。ダイマックスとあわせて。 | |
しねんのずつき | 超 | 80 | 90 | 怯み20% | 対毒・格闘。一致技とあわせて全ポケモンに等倍以上。 | |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 対フェアリー。ミミッキュには等倍。 | |
れいとうパンチ | 氷 | 75 | 100 | 凍り10% | 対飛行。4倍ドラゴンにも。 | |
ほのおのパンチ | 炎 | 75 | 100 | 火傷10% | 対虫。 | |
かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | 対飛行。ギャラドスに。 | |
アイアンテール | 鋼 | 100 | 75 | 防御↓30% | 対フェアリー。水/フェアリーや電気/フェアリーには等倍。空振り保険でフォロー可能。 | |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | 対フェアリー。りゅうのまいとあわせれば怯みを狙える。 | |
ねこだまし | 無 | 40 | 100 | 優先度+3 怯み100% | タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。 | |
カウンター | 闘 | - | 100 | 優先度-5 | 物理技を倍返し。鈍足との相性は良いが、高耐久・いかくとの相性は悪い。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
バークアウト | 悪 | 55(82) | 95 | 相手全体C↓100% | タイプ一致技。身代わり貫通。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。遅いので使いにくい。 | |||
りゅうのまい | 竜 | - | 攻撃・素早さ補強。じしんかじょうと相性が良い。だっぴなら状態異常に強い。 | |||
ビルドアップ | 闘 | - | 攻撃・防御を補強。ドレインパンチと相性が良い。だっぴなら状態異常に強い。 | |||
ドわすれ | 超 | - | 特防を強化。特殊アタッカーへの交代読みで。 | |||
ねむる | 超 | - | 回復技。だっぴなら素眠りを狙える。 | |||
まもる | 無 | - | たべのこしやだっぴのターン稼ぎに。ダブルではみきり推奨。 |
ダイマックス技考察 [編集]
採用率の低い技 |
型考察 [編集]
とつげきチョッキ型 [編集]
特性:いかく
性格:いじっぱり
努力値:H244 A252をベースにS調整
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:ドレインパンチ
優先技:かみくだく
攻撃技:とびひざげり/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/アイアンヘッド/どくづき/ストーンエッジorいわなだれorもろはのずつき/ねこだまし
とつげきチョッキを持つことで特防特化並みの耐久を維持し、控えめな火力をA振りで補う型。
いかくによる対物理性能、ドレインパンチによる延命力により、タイマン性能が高い。
広い攻撃範囲といかくによる流し性能により、サイクル戦にも適している。
反面、積み技が使えないことや火力増強アイテムが持てないことにより、抜き性能に乏しくダメージレースも制しづらい。
例として特化ドレインパンチの火力指数は17550。同条件ローブシンの同技が23737(てつのこぶしなら28484)とかなりの開きがある。
場合によっては火力重視のとびひざげりとの同時採用も十分考えられる。
火力が控えめな上に、この型においては補助技(特にほえる)が使えないため、起点回避が難しいことが最大の難点。
攻撃範囲の広さを生かして的確に弱点を突いていかないと容易に起点化されるため注意。
りゅうのまいアタッカー型 [編集]
性格:ようき
特性:じしんかじょうorいかくorだっぴ
努力値:AS252 or HS調整 残りA
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/ラムのみ
確定技:りゅうのまい/とびひざげりorドレインパンチorインファイト
選択技:かみくだく/ストーンエッジorいわなだれorもろはのずつき/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/しねんのずつき/どくづき/アイアンヘッド/ちょうはつ
耐久を活かしてりゅうまいを積むアタッカー型。
ただし全抜き出来る程のスペックは無く、最速一舞でも112族抜き、
火力も「じしんかじょう」込みのAランク+2のとびひざげりでようやくH振りウォッシュロトムやB特化ナットレイを確1。
そのため全抜きエースというよりも、流し際に積んで対面性能を上げるといった使い方が中心。
上手く積めれば不足気味の火力・速度を補えるため、持ち前の耐久と併せて高い対面性能を発揮する。
持ち物は不足気味の火力を補うために火力アップアイテム。
いのちのたまが基本だが、反動を嫌うならたつじんのおびも選択。
特性は一長一短だが、安定はいかく。物理を流しつつ積むチャンスを作れる。
ただし火力不足を補えるじしんかじょうも捨てがたい。
だっぴは状態異常に強くなるが、確率発動なので安定感に欠けるのが難点。
調整は一舞で100族を抜ける、ようき196振りは確定。
最速でも112族抜きなので、どこまで振るかは要検討。
耐えたい攻撃に合わせてHに振り、残りAというのが基本。
Hに振り過ぎるとアタッカーとして本末転倒になってしまうので注意。迷ったらAS全振りで良い。
相手の持ち物(特にスカーフやいのちのたまなど)を見誤り下手にりゅうのまいを積んでしまうと何もできずに落ちてしまう。
特にフェアリーがいるときは注意。
Aランク+1どくづきorアイアンヘッド程度では火力不足。
ネガティブな点が多いので削除を検討。
ビルドアップ型 [編集]
特性:いかくorだっぴorじしんかじょう
性格:わんぱくorしんちょうorいじっぱり
努力値:H252 A252orD252orB252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ラムのみ/カゴのみ/ヨプのみ
確定技:ビルドアップ/ドレインパンチ
攻撃技:かみくだくorじごくづき/ストーンエッジorいわなだれ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ
補助技:ねむる/ドわすれ/ちょうはつ/みがわり
ビルドアップを積んでドレインパンチで回復しながら戦うor眠ってから攻撃。
H4振りサザンドラはA特化ドレインパンチで確2、無補正A振り・Aランク+1のドレインパンチで高乱1。
サザンドラを意識するなら必ずしもいじっぱり必須ではない。
みがわりは積みの起点作りに。
とびひざげり読みでゴーストタイプを出されることがあるが、
みがわり後ならゴーストは悪技を警戒し、ビルドアップを積むチャンスを作ることができる。
そのほか様子見にも。たべのこしとの相性もよい。
ビルドアップ型をやるうえではローブシンの存在が気になる。
火力や物理耐久で劣るため、ズルズキンを使うなら、エスパー・ゴーストに強い点や特殊耐久の高さでローブシンと差別化したい。
特性の候補 [編集]
- いかく
- 序盤の物理耐久を補強できる。
- だっぴ
- 居座り型なので状態異常に強くなるのはうれしい。発動率は1/3なので過信は禁物。
- じしんかじょう
- ビルドアップ+じしんかじょうでかなりの火力が出る。
ただし状態異常に弱くなるので、ラムのみや、ねむる+カゴのみでケアする必要がある。
ねむるを入れる場合、火力を重視するならとびひざげりを。
持ち物候補 [編集]
- カゴのみ
- 特性だっぴなら素眠りのケアもできるが、安定を求めるなら。
2回目のねむるでも素眠りよりは早く動ける可能性が高い。
ちなみにだっぴで眠ったターンに起きない確率は2/3、次が4/9、次で8/27でこの次のターンに確実に起きる。
- オボンのみ
- まもるorみがわりを採用しないなら。積んだ後の安定感が段違いに。
- ラムのみ
- 汎用状態異常対策。
努力値調整について [編集]
- 耐久
- しんちょうH252D4振りでC特化サザンドラのりゅうせいぐんをCダウン込みで2耐え。わんぱくならH252D150振り。
性格と振り方は何を想定するかで調整してもいいのかもしれない。
わんぱくでD252振るよりしんちょうで特防調整して残り防御のほうが硬くなる。
BDがVとして、わんぱくB4D252振りで実数B149D167。
しんちょうだとB124D132振りで実数B151D167。
ビルドアップの性質上、こうげきとぼうぎょの実数値が2の倍数になれば無駄がない。とはいえ微々たるもの。
仮想敵をつくるなら252振りよりは調整したほうが、すばやさや火力にも余裕をもてる。
防御特化でもきあいだまが飛んでこない限り特殊はHP振りだけでも耐えられる。
C特化ランクルス@珠のきあいだまで高乱1。このあたりが気になるなら特防寄りにするかドわすれを。
耐久型でもいわれているとおり、たべのこしとまもるの相性がよい。
あとたべのこしを持たせる場合、実数値161(HVに164振り)で16n+1となり無駄が少ない。
ここまでHを減らすと素の耐久が少し下がるので考えものではあるが。
オボンの場合ならH全振りでちょうど4nになる。
- すばやさ
- 素早さ個体値がVの時28振りで4振り60族抜きができる。
ラプラスのぜったいれいどなどもみがわりで防げるようになる。
こちらが積んでいると、向こうとしては一撃必殺で対処してこようとするから、みがわりと4振り60族抜きは相性がよい。
型サンプル |
こだわりハチマキ型 [編集]
特性:いかく
性格:いじっぱり(推奨)orわんぱくorしんちょう
努力値:HA252をベースに耐久調整、残りS
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:かみくだくorじごくづき/ドレインパンチ
優先技:とびひざげりorインファイト
攻撃技:かみなりパンチ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/どくづき/アイアンヘッド
独特なタイプ構成と優秀な特性いかくにより、流し性能はわりと高く有利不利も分かりやすい。
控えめなA種族値をハチマキで補い、交代先に高負担を狙っていく。
受け出し相手にかなりの圧力をかけることのできるはたきおとすは確定。
一致で威力も高く、サイクル戦に向いた有効な追加効果を持つ。
ドレインパンチも確定。ハチマキ火力のため回復しながら相手に負担をかけられる。
撃ち合いになっても体力負けしにくい。
- とびひざげり
- 序盤のサイクル崩しを狙う高火力技。
悪複合によりゴーストを呼びにくいのも評価点。 - かみくだく
- 中盤以降のサイクルにおいて、安定火力の悪技が欲しい場合採用。
こだわりスカーフ型 [編集]
特性:いかく
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:とびひざげりorインファイト/じごくづき
選択技:ストーンエッジorいわなだれorもろはのずつき/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/どくづき/アイアンヘッド
フェアリー技で落とされる前に、先手で攻めることを重視した型。
最速にすれば112族まで抜ける。
ただ若干火力が足りないので、ある程度相手を削っておくか、味方の先制技での後処理が必要。
そこそこある耐久といかくによって繰り出し・流し性能は高い。
- 技ごとの仮想敵への確定数
- とびひざげり :
じごくづき :H4振りゲンガーを確1。
ストーンエッジ:
れいとうパンチ:
かみなりパンチ:H振りギャラドスを確2(81%~97%)。いかく込みでも確2(55%~65%)。
【ダブル】いかく基本型 [編集]
特性:いかく
性格:いじっぱりorわんぱくorしんちょう
努力値:H252 AS調整 余り耐久
持ち物:だっしゅつパック/だっしゅつボタン/オボンのみ/ラムのみ/たべのこし/ロゼルのみ/とつげきチョッキ
確定技:ねこだまし
優先技:じごくづきorかみくだく/ドレインパンチorインファイトorとびひざげりorけたぐりorかわらわり
攻撃技:バークアウト/イカサマ/いわなだれorがんせきふうじ/れいとうパンチ/どくづき/アシッドボム
補助技:ファストガード/ちょうはつ/みきり
いかくとねこだましを両立し、カポエラーとは違い一致悪技によりエスパー・ゴーストに有効打がある。
いかくとねこだましを両立するのはズルズキンとカポエラーとガオガエンのみ。
カポエラーにはない対ゴースト性能が求められる場合に採用される。よって悪技は確定。
また、ガオガエンの登場により格闘技もほぼ必須になった。
ガオガエンはばかぢからを覚えるため、ドレインパンチだと差別化としては少々火力不足。
また、アシッドボムを覚える最終進化ポケモンでは最も特攻種族値が低い。
味方のカラマネロやラランテスに吹き付ける際はあまりHPを減らさずに特防アップを狙える。
ガオガエンの台頭により、かなり厳しい立場に置かれている。
下記にある通りズルズキンが勝っている要素が少なく、わざわざズルズキンを採用する必要が薄くなってしまった。
- ズルズキンのみ習得できる有用な技
いかりのまえば/がんせきふうじ/いわなだれ/ファストガード/みきり/イカサマ/アシッドボム - ガオガエンのみ習得できる有用な技
とんぼがえり/DDラリアット/ばかぢから/フレアドライブ/おにび/じしん/がむしゃら
- カポエラーとの比較
- ○ 一致悪技による対ゴースト性能。
○ 種族値上の耐久力で完全に勝る。
○ ドレインパンチによる延命力。
○ ちょうはつ・よこどり・バークアウトを覚える。
● 4倍弱点を持つ。
● ワイドガード・フェイントを覚えない。
● やや鈍足。
- ズルズキンのみ習得できる有用な技
ドレインパンチ/ちょうはつ/よこどり/ほえる/いかりのまえば/がんせきふうじ/はたきおとす/バークアウト/イカサマ/アシッドボム - カポエラーのみ習得できる有用な技
ワイドガード/フェイント/てだすけ/がむしゃら - 両者ともに習得できる有用な技
けたぐり/かわらわり/ファストガード/いわなだれ/みきり
対ズルズキン [編集]
- 注意すべき点
- 多くの格闘が苦手とするエスパーやゴースト、状態異常に強い。
耐久が高め。防御はいかく、特防はとつげきチョッキで更に補強。
りゅうのまいやビルドアップもあり、型を読み違えると複数回積まれる恐れも。
- 対策方法
- フェアリータイプなら一致技を半減し、4倍弱点を突ける。
チョッキ型は落としにくいが、グロウパンチでしか火力を補強できないのでこちらが落とされる心配はほぼ無い。
竜舞型は先制技やスカーフ、ビルドアップ型は特殊技に弱い。鈍足なのでちょうはつも有効だが、特性がいたずらごころだと無効化されるので注意。
ねこだましでタスキやがんじょうを潰されることもあるため、それらを所持したポケモンを対面させるのは避けよう。