ツンベアー - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ツンベアー [編集]

No.614 タイプ:こおり
通常特性:ゆきがくれ(天気が「あられ」の時、回避率が1.25倍になる・あられのダメージを受けない)
     ゆきかき(天気が「あられ」の時、素早さが2倍になる・あられのダメージを受けない)
隠れ特性:すいすい(天気が「あめ」の時、素早さが2倍になる)※クマシュンのとき「びびり」
体重  :260.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
氷物理アタッカーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ツンベアー9513080708050505ゆきがくれ/ゆきかき/すいすい
マンムー11013080706080530ゆきがくれ/どんかん/あついしぼう
ゆきかきHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ツンベアー9513080708050505ゆきがくれ/ゆきかき/すいすい
Aサンドパン75100120256565450ゆきがくれ/ゆきかき
パッチルドン9010090908055505ちくでん/せいでんき/ゆきかき
ウオチルドン9090100809055505ちょすい/アイスボディ/ゆきかき

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/かくとう/いわ/はがね
いまひとつ(1/2)こおり
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

分かりやすい重火力物理アタッカー型の単こおりタイプ。
攻撃は高いが一致技の威力が控えめ、かつ天候での威力上昇も無く、等倍でのごり押しが難しい。
特性により霰(雨)状態であれば加速可能。その性質上、天候パーティで上から抜群技で叩くのが基本運用。
補助技も多数習得するので先制を取ることで動きの幅が広がり、特性の発動中は最速ぜったいれいど使いにもなる。

第八世代ではつららばり、アクアブレイク、ヘビーボンバーを新規習得。
不安定だがタスキで止まらない一致技の習得に加え、使いやすいみず最高火力を更新。
失った技で目ぼしいものはつばめがえしぐらいか。ダイジェットが使えないので加速は特性頼り。
ダイマックスの追加により、能動的に攻撃しながらゆきかきすいすいが発動可能に。
中途半端になりがちな火力も補強され、全体的には相当な強化が行われたと言える。

こおりタイプの物理アタッカーにはライバルが多く、新顔のGヒヒダルマコオリッポ
前世代からもマンムーマニューラといった面々が続投。幸い、みず技や雨パ適性で差別化は容易。

+  すいすい・ゆきかき発動時の具体的な速さについて


特性考察 [編集]

ゆきがくれ
霰下だと回避率が上昇。行動回数が増やせる可能性はあるが不安定かつ役割も不明瞭。
マンムーが同じ特性を持つので差別化にも苦しむこととなる。
他の特性がシンプルに優秀なのもあり、基本的には候補外。
ゆきかき
霰下だと素早さが倍。霰パで運用する場合はこちら。
弱点が始動役と重なりやすいのが難点だが、ゆきふらし持ちが揃ってオーロラベールを習得。
耐久の数値自体は悪くないので、壁下で積む機会は増加した。
すいすいにも言えるが、第八世代では天候を奪いやすくなったと同時に相手に奪われやすくもなった。
同特性のポケモンでは最鈍だが、攻撃種族値は最も高く技範囲も豊富。
すいすい
隠れ特性。雨下だと素早さが倍。雨パで運用する場合に。
珍しいみずタイプでないすいすいの持ち主で、他にはアーマルドのみ。
攻撃範囲・耐性範囲共に、雨パとの相性補完に優れる点は優秀。
一方、ゆきかきと比較するとライバルが大幅に増加。水技を一致で使えないためすいすいアタッカーとしては火力不足な点がネック。
そのうえ、ダイマックス中に氷技を使用するとあられに上書きされるため、すいすい発動に支障を来す致命的な欠点が存在する。
ゆきかき型の方がダイマックスエースとしての適性で遥かに優れるため、特別な理由がない限りはそちらを優先するのが無難。
一応フォローしておくと差別化に関してはアーマルドもほぼ同様の問題を抱えているため、あまり意識する必要はない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
つららおとし85(127)90怯み30%タイプ一致技。やや命中不安。すいすいゆきかき発動時なら怯みも狙える。
つららばり25(37)*2~5100-タイプ一致技。連続攻撃でタスキやみがわりに強い。
威力は不安定。期待値はれいとうパンチ程度。
れいとうパンチ75(112)100凍り10%タイプ一致技。性能安定。
ゆきなだれ60/120
(90/180)
100優先度-4タイプ一致技。後攻かつ被弾で威力倍増。
鈍足との相性は良いが、すいすいゆきかきと相性が悪い。
アクアブレイク85100防御低下20%対炎。氷技と相性のいい水技。すいすい型ではメインウェポンに。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対氷・鋼。能力低下が痛い。
けたぐり20~120100-威力不安定。最大でもばかぢからと同等。ダイマックス相手に無効。
きあいパンチ150100優先度-3みがわりやアンコールとあわせて。タマゴ技
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎・氷。高威力・命中難。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジと選択。すいすいゆきかき発動時なら怯みも狙える。
がんせきふうじ6095素早↓100%すばやさの補強に。無効化されない。
あなをほる80100溜め攻撃対炎・鋼・電気、ダイマックス枯らし及びダイアースとして。じしんは覚えない。
じならし60100素早↓100%対炎・鋼・電気。あなをほるやがんせきふうじと選択。
威力は低いがダイマックスしなくても使える。追加効果も優秀。
じゃれつく9090攻撃↓10%氷技と範囲が被るが、格闘に抜群。
じごくづき80100音技封じストリンダーブルンゲルギルガルド等に。
シャドークロー70100急所ランク+1じごくづきと範囲が被る。フェアリー・闘複合相手に撃つ場合。
ヘビーボンバー40~120100体重で
威力変動
対妖。ダイマックス相手に無効。安定して使いたいならダイスチル推奨。
アクアジェット40100優先度+1対炎。タスキ潰しに。雨下なら威力増強。
唯一の先制技。こおりのつぶては覚えない。
じたばた20~200100-きあいのタスキやこらえるとあわせて。最大威力はゆきなだれ超え。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ55(82)95素早↓100%タイプ一致技。じならしと異なりダブルバトルでも使われる。
くさむすび20~120100-威力不安定。じゃくてんほけん前提。
ぜったいれいど-30一撃必殺有効打の無い相手に。氷タイプやがんじょうには無効。
雨・霰下では最速のぜったいれいど使い。
変化技タイプ命中解説
あくび-流し技。きあいパンチと相性がよい。
ちょうはつ100補助技対策。ゆきなだれと相性がよい。
アンコール100起点化回避に。すいすいゆきかき発動時なら上から撃てる。
つるぎのまい-攻撃を強化。アクアジェットと相性がよい。すいすいゆきかきとあわせて全抜きも。
ビルドアップ-攻撃・防御を補強。ゆきなだれと相性がよい。
あまごい-すいすいなら素早さ強化。アクアジェット強化、炎技弱体化にも。
あられ-ゆきかきなら素早さ強化、ゆきがくれなら回避率上昇。タスキ潰しにも。
こらえる-ダイマックス枯らしからじたばたで反撃できる。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアイスつららおとし
つららばり
れいとうパンチ
130(195)天候:霰一致技。多くの相手の抜群を取れる。
ゆきかき発動のトリガーとして重要な技。すいすい型だと使いづらい。
ゆきなだれ110(165)
ダイストリームアクアブレイク130天候:雨ほのお。多くの相手に等倍を取れる。
すいすい発動のトリガーとして重要な技。ダイアイスとアンチシナジー。
アクアジェット90
ダイアースあなをほる130味方:D↑ほのおはがね。追加効果が優秀。
通常時使いづらいが、ゆきかき型での対炎サブウェポンとして検討。
じならし110
ダイロックストーンエッジ
いわなだれ
130天候:砂嵐ほのおこおりすいすいゆきかきとはかなり相性が悪い。
死に際や役割を終えた時以外は撃ちたくない。
がんせきふうじ110
ダイナックルきあいパンチ
けたぐり
100味方:A↑はがねこおり。威力は低いが、積み技感覚で。
ばかぢから95
かわらわり90
ダイフェアリーじゃれつく130場:MF苦手な格闘などに。火傷や麻痺の予防にも。
ダイスチルヘビーボンバー130味方:B↑妖や氷に。追加効果が優秀。安定した鋼技が必要な際にも。
ダイホロウシャドークロー120相手:B↓環境に蔓延する霊に。威力低めだが追加効果が優秀。
ダイアークじごくづき130相手:D↓環境に蔓延する霊に。威力は高いがダイマックス前提ならダイホロウで。
ダイウォール変化技-まもる天候始動から通常時技に繋ぐ。経過ターンは把握しておくこと。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

ゆきかきアタッカー型 [編集]

特性:ゆきかき
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252ベースで調整
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/たつじんのおび/じゃくてんほけん
確定技:つららおとしorつららばり
優先技:ばかぢからorけたぐり/ヘビーボンバー
選択技:ストーンエッジorいわなだれ/ぜったいれいど/じごくづき/アクアブレイク/アクアジェット
補助技:つるぎのまい/あられ/みがわり/アンコール

霰パのアタッカーとしての基本型。
始動役と弱点が一貫しやすいが、オーロラベールの習得者が増えたことでつるぎのまいを積みやすくなった。
Rサンドパンとは火力や技範囲、アンコールやちょうはつで差別化可能。
習得技の都合もあって始動役共々鋼で止まりやすいので、ばかぢからの優先度は高い。

今作では新たにヘビーボンバーを習得。重量は少々半端だがフェアリーには軽量級のポケモンが多いのでタイプ対策には十分。
火力の目安としてはA252、いじっぱりでH252ニンフィアを確1(105.9~124.7%)。不安ならダイスチルでの運用も可能。

すいすいアタッカー型 [編集]

特性:すいすい
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252ベースで調整
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/たつじんのおび
確定技:つららおとしorつららばり/アクアブレイク
優先技:ばかぢからorけたぐり
選択技:いわなだれorストーンエッジ/じごくづき/アクアジェット/ぜったいれいど
補助技:つるぎのまい/あまごい/みがわり/アンコール

特性すいすいを利用して雨パに組み込む型。他の雨アタッカーとはタイプの違いで差別化しやすい。
雨パへの一貫性が高いフリーズドライを半減、みず半減の草やドラゴンに一致で抜群を取れる。
更にツンベアーの弱点である炎・鋼・岩の選出をみずタイプで抑制可能と攻防両面の補完に優れる。

一方でみず技の威力は不一致、かつ物理型ということでアクアブレイクが最大火力となり見劣り気味。
抜きエースとしてよりも、豊富な補助技や先述の補完を活かして穴を埋める運用が理想か。

技スぺは厳しいが、最速ぜったいれいどの使い手であることも強み。
突破不能な相手や苦手な相手に上からワンチャンスを残せるのは大きい。
元が雨パメタへのカウンターとしての採用枠である以上、可能な限りは構築でカバーしたい。


対ツンベアー [編集]

注意すべき点
すいすい・ゆきかきが発動すると高速高火力アタッカーと化す。
つららおとしは威力が高いだけでなく、怯みでゴリ押しされる恐れもある。
雨パに組み込まれている場合、いわはがねは対水相性は不利であり、ほのおに至っては等倍にされてしまう。
かくとうもペリッパーの存在を考えると安心できない。みずこおりの相性補完も良く、安定した対処を受け付けない。
高い素早さからのぜったいれいど・アンコールも厄介。
対策方法
おにびやでんじは、天候上書きで弱体化。みがわりを張ればぜったいれいども防げる。
天候始動要員のペリッパーとは岩技、Aキュウコンとはほのおいわはがね技で一貫して弱点を突ける。
じごくづきやシャドークローがあるものの、氷や格闘技に強いギルガルド等が安定。
おにびやいかくが有効だが環境のいかく持ちは氷や岩や格闘や地面を弱点に持つことが多いので注意。

外部リンク [編集]