ミルタンク - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ミルタンク [編集]

No.241 タイプ:ノーマル
通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) 
     きもったま(ゴーストタイプに対して、ノーマルタイプとかくとうタイプの攻撃技が等倍で当たるようになる、いかくも効かない)
隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けた時、その技を無効化し攻撃を1段階上げる)
体重  :75.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
きもったま物理NHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ミルタンク95801054070100490あついしぼう/きもったま/そうしょく
ガルーラ1059580408090490はやおき/きもったま/せいしんりょく
ムーランド8511090459080500いかく/すなかき/きもったま

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性「あついしぼう」の場合、ほのおこおり半減
特性「そうしょく」の場合、くさ無効


第二世代出身の単ノーマル。種族値合計は然程でもないが配分に無駄が無い。
平均以上の耐久指数と、耐久ポケモンとしては高めの素早さを持つ。
弱点も少なく、上から高速再生をすることで受けられる範囲は中々広い。
第八世代ではダイジェットの流行でかくとうが逆風に晒されており、全体的には減少傾向なのも追い風。

一方で数値自体はやや高め程度で、単ノーマルの宿命として弱点も少ないが耐性も少ない。
特性を活かした独自の役割範囲を活かしていきたい。

第八世代ではメインウェポンだったおんがえしが廃止。
あまりアタッカー気質ではないポケモンとはいえ、安定の一致技を失ったのはそれなりに痛い。
一方で新規習得技も、ずつき、じゃれつく、10まんばりき等、そこそこ優秀。
新要素のダイマックスは、耐久を底上げしつつ広い攻撃範囲を活かせるため相性は良好。
ダイアース、ダイスチルを使えるため、上手く先手で動ければ要塞化する事も出来る。
ただし元々エース向きのポケモンではないため、ミルタンクでサポートして味方のダイマックスを通したほうが良い事も多い。



特性考察 [編集]

それぞれ特定のタイプに対して耐性を持ったり、一貫性を高める性能。
編成と相談して、ミルタンクに求める役割に応じて選択しよう。

あついしぼう
ほのおこおりに役割を持てるようになる。弱点・半減ともに少ないので恩恵は大きい。
ただし物理ほのおはかくとう技の習得者も多く、採用率もそれなりに高め。
どちらかというと特殊受け向きだが、その場合同タイプかつ数値で上回るカビゴンの意識は必須。
きもったま
ノーマル+かくとうの補完は優秀で、ヌケニン以外全ての相手に等倍以上。
火力は微妙でごり押しには向かないが技スペースが節約しやすくなる。
第八世代ではいかくを無効化。こちらはガルーラを意識したい。
変化技のレパートリーに明らかな差がある為、それらを採用すれば差別化は容易。
そうしょく
隠れ特性。くさタイプの技を無効+攻撃上昇。攻撃技は勿論、変化技も防げる。
無効耐性が増える為、流し・繰り出し性能については最も明確に高まる。
ゴリランダーの登場で採用価値も上昇しているが、キョダイマックス技は貫通するので注意。
バッフロンが同じ特性を持つが素早さでかなりの差をつけている。

技候補 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。反動が痛い。
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。追加効果狙い。
「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。
からげんき70/140
(105/210)
100-タイプ一致技。状態異常で威力倍増。
おにび対策や、かえんだまとあわせて。
ずつき70(105)100怯み30%タイプ一致技。でんじはとあわせれば怯みを狙える。
アームハンマー10090素早↓対岩・鋼。素早さ低下が痛い。
かわらわり75100壁破壊火力は低めだが能力が下がらない。
きもったまならゴースト対面でも壁を割れる。
ボディプレス80100-火力は低めだが能力が下がらない。B振り時に。
じしん100100-対岩・鋼。性能安定。
10まんばりき9595-対グラスフィールド。
ほのおのパンチ75100火傷10%ハッサムナットレイに。
れいとうパンチ75100凍り10%四倍狙いで。
かみなりパンチ75100麻痺10%ギャラドスペリッパーに。
いわなだれ7590怯み30%リザードンウルガモスに。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。
じゃれつく9090攻撃↓10%ウーラオス悪サザンドラパッチラゴン
なげつける-100道具消費かえんだまとあわせて。道具を消費するので一度きり。
ちきゅうなげ-100-攻撃無振りでも使える攻撃技。きもったまならゴーストにも有効。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ5595相手全体S↓100%サポート用。
変化技タイプ命中解説
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ステルスロック-サポート用。あついしぼうなら炎・氷を流しやすい。
のろい-攻撃・防御を補強。素早さ低下が痛い。
ミルクのみ-回復技。耐久性能の向上に。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアタックギガインパクト150(225)相手:S↓一致技。S種族値はそれなりに高いので抜ける相手も多い。
きもったまならゴーストにも通る。
すてみタックル140(210)
のしかかり130(195)
からげんき120(180)
ずつき
ダイナックルアームハンマー90味方:A↑いわはがね。追加効果で攻撃上昇。威力は低め。
きもったまならゴーストにも通る。
ボディプレス
かわらわり
ちきゅうなげ75
ダイアースじしん130味方:D↑いわはがね。追加効果で特防上昇。かくとう技より威力を出しやすい。
10まんばりき
ダイバーンほのおのパンチ130天候:晴れ4倍狙いでアイアントナットレイに。
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EF4倍狙いでギャラドスペリッパーに。睡眠対策やグラスフィールドの除去にも。
ダイアイスれいとうパンチ130天候:霰4倍狙いでランドロスアップリューに。スリップダメージに注意。
ダイサイコしねんのずつき130場:PFどくかくとう。先制技を覚えないので自身にデメリットはなく、
マッハパンチなどの先制技も封じられるようになる。
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐弱点は狙いやすい。スリップダメージに注意。
がんせきふうじ110
ダイアークなげつける100相手:D↓ゴーストエスパー。道具を失ってなお攻撃できる。
ダイスチルアイアンローラー140味方:B↑フェアリー。追加効果で防御上昇。
アイアンローラーの場合威力は高いが、通常使用では使いづらい。
アイアンテール130
アイアンヘッド
ダイフェアリーじゃれつく130場:MFあくドラゴン。からげんきとは相性が悪い。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスを終了するまで時間を稼ぐ場合に。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

耐久兼サポート型 [編集]

特性:あついしぼうorそうしょく
性格:ようき/わんぱく/しんちょう
努力値:H252 BorDorS252ベースで調整
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし/ラムのみ/ヨプのみ/レッドカード
確定技:ステルスロック/ミルクのみ
攻撃技:のしかかりorずつき/じしん/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/がんせきふうじorいわなだれ/ちきゅうなげ
補助技:でんじは/みがわり

耐久・素早さ共に高く、行動回数を稼ぎやすいサポート型。
ステルスロック等を撒いた後も耐久型として運用できる。
どちらの特性を選ぶかで役割対象や構成が大きく異なる。

+  特性ごとの運用法考察

かえんだまなげつける型 [編集]

特性:きもったま/そうしょく
性格:ようき/わんぱく
努力値:HSorBSベースで調整
持ち物:かえんだま
確定技:なげつける/からげんき/ミルクのみ
攻撃技:れいとうパンチ/ほのおのパンチ/がんせきふうじ/ちきゅうなげ
補助技:ステルスロック/まもる

かえんだま+なげつけるで物理アタッカーの機能停止を狙う型。
自身も他の状態異常を防ぎつつ威力210のからげんきを撃てる。
第七世代から火傷ダメージ減少により自身への負担が軽くなった。

きもったまならミミッキュに強く、ばけのかわを剥がしつつ火傷を負わせられる。
あちらのゴースト技は無効化でき、こちらはきもったま+からげんきの打点がある。
一方でそうしょくなら物理草を潰せる。

きもったまアタッカー型 [編集]

特性:きもったま
性格:ようき/いじっぱり
努力値:A252 S252or調整 残りH
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ラムのみ/いのちのたま
確定技:すてみタックルorのしかかり
攻撃技:じしん/アームハンマーorかわらわり/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/ちきゅうなげ
補助技:ミルクのみ/みがわり

きもったまによりゴーストを恐れず攻められるアタッカー型。こだわりアイテムと相性が良い。
ノーマル技はすてみタックルなら威力が高く、A特化@ハチマキでB特化ブルンゲルを確2。
のしかかりなら「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍なのでフワライドシャンデラに強い。


対ミルタンク [編集]

注意すべき点
常に3つの特性「きもったま」「そうしょく」「あついしぼう」を頭に入れておく必要がある。
素早さが高く、物理耐久もなかなかなのでサポート性能が高い。
もちろん自ら耐久戦を仕掛けてくることもあり、でんじは+ミルクのみで粘ってきたり、
いやしのすずで状態異常を回復したりと豊富な戦術を使ってくる。
対策方法
弱点は少ないが、半減できるタイプも少ないので交換からは出てきにくい。
特殊耐久も高くないので特殊ATが複数居ればかなり動きにくくできる。
一度でんじはをいれられると確2でもミルクのみでねばられる可能性があるので、ラム持ちや電気、地面タイプなどで対応したい。
カバルドンドサイドンといった物理耐久の高い地面タイプなら起点にすることも可能。
いやしのすず持ちの可能性もあるがどくどくで猛毒にしてしまうのも手。

外部リンク [編集]