シロデスナ - ポケモン対戦考察まとめWiki｜前世代（ソード・シールド）

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シロデスナ [編集]

No.770 タイプ：ゴースト/じめん
通常特性：みずがため（みずタイプの技を受けると防御が2段階上昇する）
隠れ特性：すながくれ（すなあらしのとき回避率が1.25倍・すなあらしによるダメージを受けない）
体重　　：250.0kg（けたぐり・くさむすびの威力120）

第七世代出身のゴースト×じめん複合。高物理耐久とそれなりの特攻が特徴。
高速再生技も持ち合わせており、物理受け・特殊アタッカーとしての素質がある。
同複合にゴルーグとデスバーンが存在しているが、どちらも物理寄りの種族値。
後者は傾向こそ似たところがあるものの、技レパートリーや特性の関係上、差別化は自然と為される筈。

多弱点・多耐性の不安定さは否めないがタイプが物理寄りで、自身の種族値との相性は良い。
一致技範囲も優秀で、抜群の広いじめん、等倍の広いゴーストを撃ち分け可能、サブウェポンもそれなり。
専用技のすなあつめは、砂嵐の場合に回復量が増える。こうごうせい、つきのひかりと違い回復量が落ちることも無い。
めいそう、たくわえるといった積み技の他、ステルスロックなどの搦め手も習得するので担える役割は意外と広い。
ただし、どの型であっても鈍足多弱点という点は変わらない為、戦う相手は選んで運用してやろう。

第八世代ではどくどく・リサイクル・いたみわけ等、変化技中心に剥奪、攻撃技は廃止されためざめるパワー程度。
新技としてはねっさのだいちを入手し、今まで不可能だったやけど狙いも可能となった。
ゴーストとしては珍しくおにびを覚えず、物理耐久型として運用する場合は非常に重要な技。

ダイマックスとの相性は比較的良好。一致ダイアースで少々不安な特防の数値を上昇させたり、
みず技を無理やり受けてみずがためを発動したり、ダイロックで攻撃しつつすながくれを能動的に発動させられる。
不安定な耐性もじゃくてんほけんで逆用することが可能になるが、素早さを上げる手段は無いのでアタッカーとして使うなら補助は必要。

なお第七世代まで隠し設定によりテレキネシスが無効だったが、第八世代では技自体が削除された。

特性考察 [編集]

みずがため

専用特性。みず技を受けると防御2段階上昇。水技を無効にするわけではないので注意。
元々水技は特殊型が多く、物理型もマリルリやギャラドスなど優秀な積み技を持つので発動機会が少ない。
一見最も有効活用できそうなれんげきウーラオスも、すいりゅうれんだが確定急所なので防御が上がっても意味がない。
一応、晴れ状態なら水を等倍で受けて発動できる。晴れパとの相性補完も優秀。
ダブルでは相方の水技を受けて能動的に発動可能。アギルダーのみずしゅりけんが3回以上命中で最大ランク。
イトケの実やじゃくてんほけんとも相性がよく、ドわすれで要塞化したり硬いアタッカーとしての運用も可能になる。

すながくれ

隠れ特性。元々本人の性能的には砂嵐との相性が良い。
運次第の特性ではあるが、シングルであればこちらの方が有効か。
すなあらし或いはダイロックを用いて自力で発動も可能。

技考察 [編集]

特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
だいちのちから	地	90(135)	100	特防↓10%	タイプ一致技。性能安定。
ねっさのだいち	地	70(105)	100	火傷30%	タイプ一致技。追加効果が優秀。耐久型に。
シャドーボール	霊	80(120)	100	特防↓20%	タイプ一致技。性能安定。たたりめは覚えない。
サイコキネシス	超	90	100	特防↓10%	格闘への遂行技。フシギバナ等の毒にも。
ギガドレイン	草	75	100	HP吸収	物理水との撃ち合いに強くなる。
エナジーボール	草	90	100	特防↓10%	威力・遂行速度を重視するなら。
ヘドロばくだん	毒	90	100	毒30%	対草。トゲキッス等のフェアリーにも。
げんしのちから	岩	60	100	全能力↑10%	対虫・飛行。ほぼ4倍ピンポイントだが、ダイロックを使える。
しおみず	水	65/130	100	－	HP1/2以下の相手に威力2倍。状況次第では高火力。
物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
じしん	地	100(150)	100	-	性能安定のタイプ一致技。
すなじごく	地	35(52)	85	バインド	拘束で定数ダメージを狙う。弱い相手を積みの起点にする場合にも。
ポルターガイスト	霊	110(165)	90	-	タイプ一致技。シャドーボールより高火力。 相手が道具を所持していなければ失敗する。
ストーンエッジ	岩	100	80	急所ランク+1	ゴースト半減以下のひこう複合やウルガモスなどへの4倍狙い。 ピンポイント気味だがダイマックスでダイロックにもなる。
いわなだれ	岩	75	90	怯み30%	ストーンエッジと選択。怯みは狙いにくい。
変化技	タイプ		命中	解説
すなあつめ	地		-	専用回復技。通常時は1/2、砂下では2/3回復。 同じく天候により回復量が変化するこうごうせいなどと違いデメリットがなく、PPも10と高性能。
すなあらし	岩		-	ダメージ源。すなあつめ強化やすながくれ発動にも。
ステルスロック	岩		-	流し際などに。
さいみんじゅつ	超		60	起点作りに。命中難。
のろい	霊		-	ダメージ源。まもる・みがわり貫通かつ必中。
みちづれ	霊		-	遅いので使いにくい。すながくれと相性が悪い。 連続使用で必ず失敗。
てっぺき	鋼		-	防御を強化。
ドわすれ	超		-	特防を強化。
たくわえる	無		-	防御・特防を補強。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技	元にする技	威力	効果	解説
ダイアース	だいちのちから	130(195)	味方:D↑	メインウェポン。物足りない特殊耐久を補える。
	ねっさのだいち	120(180)
ダイホロウ	シャドーボール	130(195)	敵:B↓	メインウェポン。一貫性が高め。追加効果は自身とは噛みあわない。
ダイソウゲン	ギガドレイン	130	場:GF	対みず。GFの回復効果は自身と相性が良いが、相手のくさ技も強化されてしまう。
ダイアシッド	ヘドロばくだん	90	味方:C↑	対くさ。追加効果は特殊型とマッチ。
ダイロック	げんしのちから	110	天候:砂嵐	対むし、ひこう。地面との補完に優れる。 特性すながくれの発動及びすなあつめの回復量2.3倍。 砂嵐で相手へのタスキ潰しにも有難い。
ダイサイコ	サイコキネシス	130	場:PF	かくとう・どくへの遂行技。PFでふいうち、かげうち、こおりのつぶてなどの先制技封じ。 MFの解消にも利用できる。
ダイストリーム	しおみず	120	天候:雨	対じめん。砂嵐と相性が悪い。
ダイウォール	変化技	-	まもる状態	相手のダイマックス切れを狙う。

+

採用率の低い技

ダイマックス技 元にする技 威力 効果 解説 ダイアーク なげつける 100 相手:D↓ ダイホロウと範囲が被る。 しかも追加効果を生かそうにも特殊技のダイアークがない。 ダイアタック いびき 100 相手:S↓ 使っても抜ける相手は少ない。トリックルームと相性が悪い。

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

性格：ずぶとい
特性：みずがためorすながくれ
努力値：HB252 or H244 B252 残りCD
持ち物：ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし
確定技：すなあつめ/ねっさのだいち
攻撃技：シャドーボール/ギガドレイン/ヘドロばくだん/げんしのちから/すなじごく
変化技：すなあらし/ステルスロック/さいみんじゅつ/てっぺき/たくわえる

前世代に引き続き、種族値的にも耐性的にも物理受けとして向いている。
苦手なはたきおとす、どくどくの使い手が大幅に減少したこと、
自身もどくどくを失ったがねっさのだいちを獲得したことから、物理受けとしての性能自体は向上傾向にある。
ただしトップメタであるミミッキュ、ドラパルトには一致で抜群を突かれるので要警戒。

バンギラスとの相性補完に優れる。回復技すなあつめや特性すながくれとの相性も良い。

特殊型 [編集]

性格：ひかえめorれいせい(物理岩技採用時)
特性：みずがためorすながくれ
努力値：H244 C252 残りBD or HCベース残りBD調整
持ち物：たつじんのおび/オボンのみ/混乱実/イトケのみ/こだわりメガネ/ゴツゴツメット/さらさらいわ　など
確定技：だいちのちからorねっさのだいち/シャドーボール
攻撃技：ギガドレイン/げんしのちから/サイコキネシス/ヘドロばくだん/しおみず/ストーンエッジorいわなだれ
変化技：すなあつめ/すなあらし/トリック/たくわえる/てっぺき/ドわすれ/みちづれ/ステルスロック

相手への負担に重点を置いた型。特攻や技威力は控えめなのでフルアタよりは変化技を１～２つ加えた方が柔軟に動きやすいか。
ダイマックスを利用することで一時的に技の威力を向上させられる上、ダイマックス終了後に自身にとって動きやすい環境に変えやすい。

【ダブル】要塞型 [編集]

性格：おだやかorしんちょう(物理技採用時)orなまいき(トリックルーム採用構築時)
特性：みずがため
努力値：HD252
持ち物：じゃくてんほけん/オボンのみ/たべのこし/タラプのみ/メンタルハーブ
確定技：すなあつめ
優先技：ドわすれ
選択技：だいちのちからorねっさのだいちorじしん/シャドーボールorポルターガイスト/まもる

味方の攻撃でみずがためを発動させて戦う型。特攻を下げた味方のなみのりで巻き込みたい。
足りない特殊耐久もドわすれを積んで要塞化する。

組ませるポケモンの例としては以下。二刀流や物理アタッカー向けのポケモンが多い。
シロデスナより遅いポケモンなら、ドわすれで特殊耐久を上げてからなみのりをぶつけられるメリットがある。
なお、単に低威力のなみのりで巻き込むだけでなく、補助技や特性などの有用性も考慮して紹介した。

特に強力なのはアギルダー]。みずしゅりけんを撃たせることにより、先手で防御を4or6段階上昇させられるのが魅力。

必然的に弱点技を受けるので、じゃくてんほけんと相性が良い。
じゃくてんほけんなら火力サポートが望める為、物理技の使用も可能。イカサマに弱くなる点は注意。

他にも回復アイテムやタラプのみで耐久力を高めるのもオススメ。

みずがため発動用のアギルダーと組ませるのは勿論だが、他にも相性の良いポケモンが多いのに着目したい。
晴れで水技を等倍にするキュウコンや、マジックミラー+じこあんじ+アシストパワーで無双できるエーフィ、全体攻撃のほうでんを放ちながら(シロデスナは無効なのも○)壁張りも行えるサンダースなどもオススメである。

対シロデスナ [編集]

注意すべき点

無効タイプ3つを含め物理方面に耐性を持ち、それと噛み合うように防御も高い。
豊富な積み技に加え、再生回復技も習得。専用特性みずがためも厄介(特にダブル)。

対策方法

特殊技で弱点を突く。変化技を封じるちょうはつも有効。鈍足なので先制しやすい。
一致技半減以下でちょうはつも撃てるサザンドラやバルジーナなら楽に対処できる。

外部リンク [編集]

• シロデスナ - ポケモン百科事典