ギャロップ - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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ギャロップ [編集]

No.078 タイプ:ほのお
通常特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
     もらいび(炎技を受けるとそのダメージを無効にし、炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手をやけど状態にさせる)
体重  :95.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
ギャロップHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ギャロップ65100708080105500にげあし/もらいび/ほのおのからだ
ギャロップ(ガラル)65100708080105500にげあし/パステルベール/きけんよち
高速物理炎HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ギャロップ65100708080105500にげあし/もらいび/ほのおのからだ
バシャーモ80120701107080530もうか/かそく
ウインディ90110801008095555いかく/もらいび/せいぎのこころ
ヒヒダルマ10514055305595480ちからずく/ダルマモード
エースバーン80116756575119530もうか/リベロ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/いわ
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/むし/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性もらいびの場合、ほのお無効


ギャロップの原種で、こちらは単ほのおタイプ。
激戦区100族を追い抜き、もらいび最速の素早さが特徴。
典型的な高速両刀型で耐久面に不安があり、また物理・特殊にバランスよく割り振った為に火力も今一歩足りない。
バシャーモヒヒダルマ、新御三家のエースバーンなど優秀なライバルが多く、影に隠れがち。

独自の強みとしては習得技の豊富さであり、実用範囲だけでも10以上のタイプで攻撃技を使用可能。
一撃必殺も備える他、さいみんじゅつ、バトンタッチといった個性的、かつ有用な変化技も持つ。
常に付きまとう数値不足を、的確に弱点を突いたり、補助を利用した立ち回りで補いたい。

第八世代では新たにじゃれつく、ソーラーブレードを習得。物理技の範囲が更に広がった。
わざレコードにより前述のバトンタッチを習得し、失った技も技自体が消えためざめるパワー程度。
数値不足は変わらないものの、着実に強化されてきている。

新要素ダイマックスは数値不足を補えるため相性が良い。
フレアドライブ・ワイルドボルトの反動やソーラーブレードの溜めを踏み倒せる点も良い。
ダイバーンで晴れにすれば、ダイマックス終了後も一致技が1.5倍になり、ソーラーブレードも溜め無しで使える。
習得技の範囲自体も広いので追加効果を選びやすく、バトンタッチで後続に引き継ぐといった戦法も可能。

第八世代ではヨロイ島でランダムに現れるNPCとの交換で入手が可能。
普通に孵化すると、原種からでもリージョンフォームが生まれる。厳選の際は原種にかわらずのいしを持たせること。
性格は両親にかわらずのいしを持たせることで変えられる。



特性考察 [編集]

にげあし
対戦では意味の無い特性。トレース対策にはなるが、その目的でもほのおのからだで十分。
汎用性が低すぎる為、基本的に候補外。
もらいび
炎技を読んで無償降臨しつつ、やや物足りない火力を補うことができる。
炎タイプ相手には10まんばりき等でダメージを通せるため、基本的にはこの特性。
トレースされると一致技が通らなくなるので一応注意。
ほのおのからだ
隠れ特性。低耐久で試行回数を稼ぎづらく、呼びやすいじしんやストーンエッジは非接触技。
やけどを狙うなら高い素早さで上からおにびを入れるほうが有用なため、いまいち使い勝手が悪い。
もらいびのトレースにより有効打を失うことを考慮するなら選択肢になるが、少々消極的か。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100反動1/3
火傷10%
物理の主力技。反動が痛い。
ニトロチャージ50(75)100素早さ↑100%殴りつつ積む。
ソーラーブレード125100溜め技対水・岩・地面。晴れ、あるいはダイマックスで。天候合戦に注意。
メガホーン12085-高威力だが命中不安。
半減範囲が炎と被り気味でサザンドラタルップルピンポイント。
バンギラスにはけたぐりのほうが有効。
けたぐり20~120100-威力は不安定だが岩タイプに有効で炎との相性はよい。
10まんばりき9595-炎への役割遂行と対岩。特に、同じもらいび持ちのシャンデラ対策に。
ドリルライナー8095急所率+1急所ランク付き。基本的に10まんばりきで良い。
ワイルドボルト90100反動1/4対水。特に対ギャラドスオニシズクモ
じゃれつく9090攻撃↓10%対ドラゴン。
とびはねる8585溜め技
麻痺30%
命中不安。ダイマックス枯らしに。ダイジェットにもできる。
アイアンテール10075防御↓30%耐性で有利なフェアリーに対して有効だが命中不安。
スマートホーン70-必中アイアンテールより威力は下がるが必中。
どくづき80100毒30%対フェアリーだが抜群でも等倍フレアドライブ以下。
反動が無い点と追加効果狙いでの採用になるか。
つのドリル一撃必殺30-有効打のない相手も突破できる可能性はあるががんじょうやゴーストには効果無し。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓反動ダメージなしで撃てる炎技。両刀なら特攻低下も気にならないか。
だいもんじ110(165)85火傷10%反動なし+連発可能。
ほのおのうず35(52)85交代縛り耐久型の場合の選択肢。
しめつけバンド、やけどと併せると1ターンに約22%削ることができる。
マジカルフレイム75(112)100相手C↓100%タイプ一致技。サポート型でも候補に。
れんごく100(150)50火傷100%タイプ一致技。空振り保険発動に。
ソーラービーム120100溜め技対水・岩・地面。Dが低い相手によく通るためソーラーブレードとは選択。
ねっさのだいち70100火傷30%火傷率はれんごく以外の炎技よりも優れる。
変化技タイプ命中備考
さいみんじゅつ60命中不安定だが当たれば時間稼ぎに。空振り保険併用でリスク減。
おにび85物理への牽制。速いので先手で撒ける相手は多い。
みがわり-状態異常技の回避やきのみの発動に。
にほんばれ-ソーラーブレードと併せて水・岩への交代読みで有利関係を逆転できる。技スペースが厳しいか。
あさのひざし-おにびやあまえると合わせて物理を受けられるか。
サイドチェンジ-ダブル用。ナットレイなどと相性が良い。
バトンタッチ-ダイマックス後の能力上昇を引き継がせることもできるが、単にバトンに重きを置くならバシャーモで良い。
あくまでダイマアタッカーとして使用した場合の副次的なものと捉えるか、対面操作用として。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンフレアドライブ140(210)天候:晴メインウェポン。追加効果で炎技強化&相手の水技半減。各技の難点(反動、命中、威力)を踏み倒せる。
また、ソーラービーム、ソーラーブレードと相性が良い。
オーバーヒート
だいもんじ
れんごく130(195)
マジカルフレイム
ニトロチャージ100(150)
ダイサンダーワイルドボルト130場:EF対水飛。ワイルドボルトの反動を踏み倒せる。催眠対策にもなるが自身の催眠術と相性が悪い。
ダイソウゲンソーラーブレード140場:GF対水岩地。タメ無しで打てる。雨下でも威力は変わらない。
地震のダメージ軽減や他フィールドの張り替えにも。
ソーラービーム
ダイナックルけたぐり100味方:A↑対岩。殴りながら積む。軽い相手やダイマックスにも。
ダイアシッドどくづき90味方:C↑対妖。威力は元の技とほぼ変わらず、物理技のみ。
両刀やバトン採用でない限り、恩恵は少ない。
ダイアース10まんばりき130味方:D↑対岩。追加効果が優秀。
ねっさのだいち120
ダイジェットとびはねる130味方:S↑対闘。タメを無くしつつ、加速できる。
ダイワームメガホーン140相手:C↓対悪。威力は高いが撃ちたい相手は少なめ。
擬似的に特殊耐久を上昇させられるが、ダイアースで十分か。
ダイアークじごくづき130敵:D↓対霊超。自身には恩恵が少ない。音技封じの追加効果はなくなるので注意。
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑対岩妖。追加効果が優秀。
スマートホーン120
ダイフェアリーじゃれつく130場:MF対闘悪竜。追加効果で状態異常を防いでくれる。催眠術、鬼火と相性が悪い。
ダイアタックつのドリル130相手:S↓元から速いので抜きたい相手は少なめ。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスによる猛攻をしのぐ場合に。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:もらいび
性格:ようき/せっかちorむじゃき(両刀)
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/こだわりハチマキ/からぶりほけん
確定技:フレアドライブ
攻撃技:10まんばりき/けたぐり/メガホーン/ワイルドボルト/つのドリル/オーバーヒート/ソーラーブレード/とびはねる/じゃれつく
補助技:おにび/さいみんじゅつ/みがわり/にほんばれ

他の高速炎同様、広範囲のサブウェポンを持つのでカスタマイズ性は高い。
炎技との相性を考えると使いやすいサブ技は10まんばりき、ワイルドボルト、けたぐり辺りだが、他の高速炎もほぼ同様の範囲を覚える。
もらいびによる後出し性能はあるものの、より差別化を強く意識するなら、つのドリルかメガホーン、さいみんじゅつ辺りは入れておきたい。

素早さが高く、ソーラーブレードも習得するので晴れパの起動要員にするのも手か。

おにび耐久型 [編集]

特性:ほのおのからだ
性格:ようきorおくびょう
努力値:素早さ252 防御252 or HP252
持ち物:ゴツゴツメット
基本構成:攻撃技/つのドリル/おにび/あさのひざし

耐久向きのものがそろっている技や特性を最大限に活かす型。
種族値は足りないが、おにびさえ当てれば物理相手ならそれなりに戦える。

おにびファイアローがライバルになりそうだが、
岩4倍でないことやつのドリルでの突破力で差別化はできる。

攻撃技については、タイプ一致の炎技が安定か。
つのドリルの効かないギルガルドやがんじょうエアームドに対しても有効。

催眠つのドリル型 [編集]

特性:もらいび
性格:おくびょうorようき などSに補正のかかる性格
努力値:S252をベースにHAC調整
持ち物:ふうせん/オボンのみ/たべのこし/からぶりほけん
確定技:さいみんじゅつ/つのドリル
優先技:オーバーヒートorだいもんじ
選択攻撃技:フレアドライブ/10まんばりきorドリルライナー/けたぐり/メガホーン
選択補助技:みがわり

100族を抜ける素早さと、催眠と一撃必殺を両立できる個性を活かした型。

持ち物候補からこうかくレンズを削除。つのドリルには適用されず、さいみんじゅつは60→66にしたところで雀の涙。

優先技・選択技について
  • オーバーヒート
    最低限の役割遂行として搭載する一致炎技。フレアドライブと違い非接触のため、ゴツゴツメットやキングシールド、
    ニードルガードなどに対して強くなる。技の威力のおかげでフレアドライブとほぼ同じ火力が出せる。
  • だいもんじ
    オーバーヒートに対して威力不足だが、居座ることが多いため役割対象によって選択になってくるか。
  • フレアドライブ
    Aに努力値を振る場合の選択肢。接触技のため、環境に多いゴツゴツメットやキングシールドに注意。
  • 10まんばりき
    炎技と相性のよいサブウェポン。
  • ドリルライナー
    同上。10まんばりきより威力は低いが急所率+1。
  • けたぐり
    炎技とやや範囲が被るが、サブウェポンとしては頼もしい。苦手な岩タイプは重いポケモンが多いので、
    高威力を出しやすい。特にバンギラスに有効。
  • メガホーン
    高威力サブウェポン。ピンポイント気味だがエスパーや悪に対する有効打。
  • みがわり
    たべのこしを持つ場合には候補になる。さいみんじゅつ後に使うことで安定行動、比較的有利な運ゲとなる。

対ギャロップ [編集]

注意すべき点
素早さ105からのタイプ一致フレアドライブ。けたぐり、10まんばりき、ワイルドボルト、メガホーン等サブ技が豊富。
おにび撒きや、さいみんじゅつやつのドリルでの強行突破。
対策方法
耐久は低くメインが反動技のため、高火力技で攻めれば倒せる。
接触技が殆どでありゴツゴツメット持ちなどで受ければHPを大幅に削れる。
さいみんじゅつやつのドリルを持っているので、試行回数を稼がせず早めに倒した方がいい。

外部リンク [編集]