アーケオス - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

アーケオス [編集]

No.567 タイプ:いわ/ひこう
特性:よわき(HPが半分以下になると攻撃・特攻の能力値が1/2になる。急所でも半減は無視されない)
体重:32.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
岩/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
アーケオス751406511265110567よわき
4430421よわき発動後(特化の場合)
プテラ80105656075130515いしあたま/プレッシャー/きんちょうかん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/でんき/こおり/いわ/はがね
いまひとつ(1/2)ノーマル/ほのお/ひこう/どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしじめん

第五世代出身の化石ポケモン。合計種族値は高いが、代償としてデメリット特性よわきを持つ。
種族値の傾向が典型的な高速低耐久両刀アタッカーで、とにかく先手で相手を倒さないとすぐに特性が発動してしまう。
幸いいわタイプの技は範囲が広く、命中不安・反動といったリスクは無視できないが、落とせる範囲はかなり広い。
それでも発動してしまう時を想定しておくのは重要。がむしゃら、とんぼがえりを保険に採用しておくとよい。

第八世代ではロックブラスト、エアスラッシュ、ダブルウイング、メテオビームを習得。
前世代までは習得技の都合上、特攻の数値も高いのにほぼ候補外だった両刀型が現実的に。
純粋な特殊型も出来なくはないが、140ある攻撃を切り捨てるのは流石に勿体ないか。
失った技ははねやすめ、ゴッドバード。めざめるパワーは技自体が消滅した。
高速再生が無くなったので、一度特性圏内に入ると復帰が難しくなり、ひこう最大打点も失うことになった。

一方で、新要素であるダイマックスとの相性はかなり良好で、単純にHPが倍になりよわきの発動圏外を維持しやすくなった。
また、いわ技の命中不安・反動といった短所をカバーしつつ特防の補強が可能。
ダイジェットにより先制できる範囲が広がり先に相手を倒せるようになることも、特性圏外を維持するのに役立つ。
逆に相手のダイアタックやダイジェットにより、後出しだと特性が発動しやすくなってしまう点に注意。
多弱点を逆用し、じゃくてんほけんを持たせておくと、よわきによる能力低下を帳消しにできる。

また、ダブルバトルではマタドガスGマタドガスと同時に採用することもできる。
ガラルのすがたははがねが一貫するが、どちらもかがくへんかガスにより、よわきを消滅させられる。
相手の特性に依存する戦法を無効化しつつ、アーケオスの弱体化を手番を消費せず防げるので非常に相性が良い。
ただし、マタドガスが戦場からいなくなる(倒れる/交代させる)とよわきが発動するようになる。
少々手間はかかるがデスカーンとも引き続き相性は良く、新登場のデスバーンとの組み合わせも悪くない。



特性考察 [編集]

よわき
体力が半分を切ると攻撃・特攻の実数値が半分になるデメリット特性。
発動してしまうとそこらの耐久ポケモン以下の火力になってしまうので、対抗手段は必ず持っておきたい。
素早さには影響しないので、サポートも兼ねた型の場合は影響が小さくなる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
もろはのずつき150(225)80反動1/2タイプ一致技。反動が痛いが、自主退場で起点化回避を狙える。
半減でもいわなだれと同威力。
ロックブラスト25(37)*2~590-タイプ一致技。威力不安定だが、きあいのタスキやみがわり、そしてばけのかわに強い。
5発ならストーンエッジを超えるが期待値は3発。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。反動は無いが威力は劣る。
いわなだれ75(112)90怯み30%タイプ一致技。威力はもろはのずつきの半分だが怯みを狙える。
がんせきふうじ60(90)95素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。起点化回避・後続サポートに。
ダブルウイング40(60)*290-タイプ一致技。威力は並だが相手によってはタスキを壊しつつ撃破も可能。
ブレイブバードは覚えない。
アクロバット55/110
(82/165)
100-タイプ一致技。消費アイテムとあわせて。
じしん100100-対鋼・岩・毒・電気。先制技持ちやがんじょうには交代読みで。
はたきおとす65/97100道具排除厄介な道具を排除。弱点保険に注意。タマゴ技
げきりん120100行動固定対竜。行動固定が痛い。
相性補完としては微妙だが、ウオノラゴン等の一部の相手に刺さる。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。起点化回避に。こだわりアイテムと相性が良い。
がむしゃら-100-削り技。起点化回避に。タスキとあわせて。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。がむしゃらとあわせて。タスキ潰しや、鈍足のふいうち回避にも。
特殊技タイプ威力命中効果解説
メテオビーム120(180)90溜め技
特攻↑
タイプ一致技。パワフルハーブと合わせて。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%タイプ一致技。素早いので怯みも狙える。
ねっぷう9590火傷10%対鋼。先制技持ちやがんじょうには交代読みで。
だいちのちから90100特防↓10%対鋼・岩・毒・電気。グラスフィールド中でも安定する。
きあいだま12070特防↓10%対無・鋼・岩・悪。バンギラスポリゴン2に。高威力だが命中不安。
物理格闘技は覚えない。
りゅうのはどう85100-対竜。相性補完としては微妙だが、ウオノラゴン等の一部の相手に刺さる。
変化技タイプ命中解説
ちょうはつ100補助技対策。起点化回避に。
すりかえ100こだわりアイテムとあわせて起点化回避に。
ステルスロック-全抜きを狙うサポート技。高い素早さを活かして。
おいかぜ-後続ポケモンの素早さ補填のサポート用。
こわいかお100相手の素早さを2段階下げる。
こうそくいどう-元々素早さが高いので1回積めば全抜きを狙いやすい。
きりばらい-相手の回避率を下げつつ壁、フィールドの状態を元に戻す。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイロックもろはのずつき150(225)天候:砂嵐一致技。砂嵐でスリップダメージと特防強化。
もろはのずつきの反動やメテオビームの溜めを無くせる。
メテオビーム140(210)
ストーンエッジ130(195)
いわなだれ
ロックブラスト
がんせきふうじ110(165)
ダイジェットダブルウイング130(195)味方:S↑一致技。素早さアップ。
そらをとぶ
エアスラッシュ
アクロバット110(165)
ダイアースじしん130味方:D↑でんきいわ
だいちのちから
ダイワームとんぼがえり120相手:C↓くさエスパーあく
ダイバーンねっぷう130天候:晴れはがねくさこおり。特殊型のサブウェポン。物理技は無い。
晴れでみず半減がうれしい。
ダイナックルきあいだま95味方:A↑あく。特殊型のサブウェポン。
物理技は過去作限定のいわくだきのみ。
ダイアークかみくだく130相手:D↓エスパーゴースト
追加効果は特殊型向けだが、物理技しかない。
はたきおとす120
ダイドラグーンげきりん140相手:A↓ドラゴン
物理耐久を補強。
ドラゴンクロー130
りゅうのはどう
ダイアタックギガインパクト150相手:S↓等倍範囲は広いが、追加効果はダイジェットと被り気味。
はかいこうせん
がむしゃら130
でんこうせっか90
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

汎用アタッカー型 [編集]

性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:下記参照
確定技:もろはのずつきorストーンエッジorいわなだれorロックブラスト
選択技:ダブルウイングorアクロバット/じしん/げきりん/とんぼがえり/がむしゃら/ねっぷう/ちょうはつ

こだわり系アイテムを持たない型。技の使い分けや高い素早さから補助技の使用が可能。
余りの努力値4は特防に振るとダウンロード対策になる。
(ダウンロード対策に加えてHPを奇数にしたい場合は性格をせっかちにするか、B個体値を下げる)

持ち物考察
  • いのちのたま
    火力を強化しつつ技の撃ち分けを可能にするが、反動ダメージでよわきが発動しやすくなる。
  • たつじんのおび
    反動なしで火力強化できる。技範囲が広く弱点を突きやすい構成なら。
  • オボンのみ
    もろはのずつきによる反動ダメージを回復し、よわき発動を防ぐ。発動後はアクロバットも使用できる。

きあいのタスキサポート型 [編集]

性格:ようきorむじゃきorせっかち
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:がむしゃら/ステルスロック
優先技:ちょうはつ
選択技:がんせきふうじ/はたきおとす/とんぼがえり/おいかぜ

アーケオスの場合、きあいのタスキで耐えても火力が半減するのでアタッカーに持たせるメリットが少ない。
しかしステルスロック等でサポートメインにする場合は採用可能。
きあいのタスキと相性がよく、特性の影響を受けずに火力を出せるがむしゃらは確定にしてもよいだろう。
おいかぜを死に際に打てれば素早さが遅い後続ポケモンのサポートもできる。

ハチマキ型 [編集]

性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:もろはのずつき
選択技:ストーンエッジorいわなだれorロックブラスト/ダブルウイング/じしん/げきりん/とんぼがえり/すりかえ

1発の被弾が命取りなのでこだわりハチマキの高火力で全て一撃必殺を目指す。
反動ダメージでよわきが発動しないようにHPを調整してもよい。

スカーフ型 [編集]

性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252をベースにH調整
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:もろはのずつき/とんぼがえり
選択技:ストーンエッジorいわなだれorロックブラスト/ダブルウイング/げきりん/じしん/すりかえ

本来制限される高速アタッカーやこだわりスカーフ持ちに対抗して、自らもスカーフを持つ型。
最速110族はスカーフ持ちの中では最速クラスなのでほぼ抜かれることはない。
ただしからをやぶるやおいかぜ等で倍速になった最速70族には抜かれる。先制技に弱いのも変わらず。
準速の場合は最速96族相当しかないのでHPと調整してもいい。

両刀型 [編集]

性格:ようき/おくびょう/せっかち/むじゃき
努力値:S252、AorC252
持ち物:パワフルハーブ
確定技:メテオビーム/アクロバット
優先技:ねっぷう/じしんorだいちのちから/がむしゃら
選択技:でんこうせっか

第八世代で新規習得したメテオビーム+パワフルハーブによる、アクロバットの能動的な発動とCの上昇を活かした両刀型。
Cが上昇してもよわきが発動すると火力不足になるのは変わりないので、起点回避用の技は必須。
変化技を入れるよりも、攻撃範囲を広げた方が両刀にする意義は強くなる。
タイプ一致技を両方半減以下にする鋼対策のねっぷう、だいちのちからはどちらか1つは入れておきたい。


対アーケオス [編集]

注意すべき点
A140からの一致もろはのずつき。並耐久では等倍でも一撃。
よわき発動後も素早さは下がらず、ステルスロック等のサポートが可能。
起点にしようとする相手にはがむしゃら、ちょうはつ、こだわりすりかえで妨害。
特攻も高くメテオビームで積む特攻メインの型も存在する。
対策方法
先制してよわき発動まで削る。弱点の先制技が最も有効。
ハッサムメタグロスならA特化バレットパンチで確1。

外部リンク [編集]