#author("2025-10-02T00:19:24+09:00","","") #author("2025-10-02T00:20:34+09:00","","") *ラフレシア [#vileplume] No.045 タイプ:くさ/どく 通常特性:ようりょくそ(晴れのときに素早さが2倍になる) 隠れ特性:ほうし(接触技を受けた際に30%の確率で相手を毒、麻痺、眠り状態のどれかにする)※ナゾノクサのとき「にげあし」 クサイハナのとき「あくしゅう」 体重 :18.6kg(けたぐり・くさむすびの威力40) |BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|c |~草/毒|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計|~特性| |>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c |ラフレシア|75|80|BGCOLOR(pink):85|110|90|50|490|&taglink(ようりょくそ);/&taglink(ほうし);| |クサイハナ|60|65|70|BGCOLOR(SKYBLUE):85|75|BGCOLOR(SKYBLUE):40|395|&taglink(ようりょくそ);/&taglink(あくしゅう);| |~|~|~|BGCOLOR(GOLD):131|~|BGCOLOR(GOLD):137|~|BorD特化時|&color(red){※};しんかのきせき換算(あくまで目安)| |[[フシギバナ]]|80|82|83|100|100|80|525|&taglink(しんりょく);/&taglink(ようりょくそ);| |[[ロズレイド]]|60|70|65|BGCOLOR(pink):125|BGCOLOR(pink):105|BGCOLOR(pink):90|505|&taglink(しぜんかいふく);/&taglink(どくのトゲ);/&taglink(テクニシャン);| |[[モロバレル]]|BGCOLOR(pink):114|BGCOLOR(pink):85|70|85|80|30|464|&taglink(ほうし);/&taglink(さいせいりょく);| ---- |ばつぐん(4倍)|---| |ばつぐん(2倍)|[[ほのお]]/[[こおり]]/[[ひこう]]/[[エスパー]]| |いまひとつ(1/2)|[[みず]]/[[でんき]]/[[かくとう]]/[[フェアリー]]| |いまひとつ(1/4)|[[くさ]]| |こうかなし|---| ---- 初代から存在する[[くさ]]×[[どく]]複合タイプ。分岐進化の[[キレイハナ]]とはタイプが異なり、攻撃寄りの数値に。 剣盾では当初[[ロズレイド]]以外の同複合が不参戦だったが、現在は[[フシギバナ]]、[[モロバレル]]が追加。 特殊アタッカーとしてはロズレイドの方が火力・素早さ共に上回る。&taglink(ようりょくそ);で素早さをカバーするとフシギバナが比較対象に。 数値上は上回るが、技威力の都合上、実際には火力・範囲ともかなわない。 悪くはない耐久値と、USUMで新規習得したちからをすいとるが大きな差別化点。 また、フシギバナは覚えられず、ロズレイドはマジカルシャイン止まりの[[フェアリー]]技としてムーンフォースを習得可能。 第八世代では基本技に追加され、ナゾノクサの時に習得させなくてもいつでも思い出せるようになった。 更に第三世代の配布個体以来のやどりぎのタネ、毒技最高威力を更新したヘドロウェーブが新技に追加。 ライバルとの差別化に悩まされるのは相変わらずだが、着実に強化されてはきている。 剥奪された技でめぼしいものはいえき、なやみのタネ、まとわりつく、めざめるパワー辺りか。 めざめるパワーを失ったことで技範囲はやや狭まったがそれは他のポケモンにも言えることであり、 不意の[[こおり]]や[[ほのお]]が飛んでこなくなった分、むしろ仕事はしやすくなったといえる。 新規習得技との相性上、きせきクサイハナが選択肢として実用圏内に入ってくるように。 ラフレシアを大きく上回る耐久指数に加え、低HPもやどりぎのタネと相性が良い。 一方火力と素早さで大きく劣り、持ち物もきせき一択、かつバレバレなのではたきおとすが致命傷になる。 どちらを採用するかは編成との兼ね合いにもよるが、どちらも毒・粉技無効により機能停止しづらい受けポケモンとして運用可能。 ---- #contents ---- *特性考察 [#ability] :''ようりょくそ''| 通常特性。晴れ下で素早さ倍増。 素のSは低いものの準速で発動すれば実数値204で130族抜き、最速なら224で[[ドラパルト]]抜きとなる。 :''ほうし''| 隠れ特性。接触技主体の相手に対して状態異常で負荷をかけられる。 晴れ下でなくとも発動するが、いかんせん安定しない。自身のどくどくやねむりごなを阻害する恐れもある。 また、発動確率は&taglink(せいでんき);などとは異なり各10%。[[でんき]]は麻痺無効、[[どく]]や[[はがね]]は毒無効で各20%。 くさタイプに至っては特性自体が無効化されてしまう。天候を考慮せず、かつ状態異常技を主軸にしないなら選択肢。 ---- *技考察 [#moves] |BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|c |~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |エナジーボール|草|90(135)|100|特防↓10%|タイプ一致技。性能安定。| |ギガドレイン|草|75(112)|100|HP吸収|タイプ一致技。回復効果付き。| |ソーラービーム|草|120(180)|100|溜め攻撃|タイプ一致技。晴れやダイマックスとあわせて。| |ヘドロウェーブ|毒|95(142)|100|毒10%|タイプ一致技。性能安定。| |ヘドロばくだん|毒|90(135)|100|毒30%|タイプ一致技。3割で毒に。| |ムーンフォース|妖|95|100|特攻↓30%|対ドラゴン。一致技と半減範囲が被る。| |マジカルシャイン|妖|80|100|-|ダブルでは相手全体攻撃。| //|まとわりつく|虫|20|100|拘束ダメ|どくどくとあわせて。&color(red){過去作限定};| |BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|c |~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |グラススライダー|草|70(105)|100|GF下で&br;優先度+1|タイプ一致技。条件付きだが唯一の先制技。| //|グラススライダー|草|70(105)|100|GFで優先度+1|タイプ一致技。ダブルでのりんしょうを除けば唯一の先制技。| //↑りんしょうは先制技ではありません。 |BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|>|>|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|c |~変化技|~タイプ|~命中|>|>|~備考| ||>|CENTER:|>|>||c |どくどく|毒|必中|>|>|ダメージ源。自身のタイプにより必中。毒や鋼には無効。| |やどりぎのタネ|草|90|>|>|ダメージ源。流しにも有効。草タイプには無効。&taglink(そうしょく);や&taglink(ヘドロえき);にも注意。| |ねむりごな|草|75|>|>|妨害技。草や&taglink(ぼうじん);には無効。| |ちからをすいとる|草|100|>|>|妨害技兼回復技。A実数値182以上でHP全回復。&br;&taglink(そうしょく);には無効。&taglink(あまのじゃく);等には逆効果なので注意。| |こうごうせい|草|-|>|>|回復技。晴れ下で効果増大。| |せいちょう|無|-|>|>|攻撃・特攻を補強。晴れ下で効果倍増。| |おさきにどうぞ|無|-|>|>|ダブル用。行動順操作。| #region2(その他の物理技){{ |BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|BGCOLOR(#DE4A5A):|BGCOLOR(#394162):COLOR(#FFF):|c |~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |はなふぶき|草|90(135)|100|-|タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。&br;クサイハナは過去作限定なので注意。| |タネマシンガン|草|25(37)×2~5|100|-|タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。&br;4発以上ならはなふぶきを超えるが期待値は3発。| |ドレインパンチ|闘|75|100|HP吸収|対鋼。回復効果付き。| //|すてみタックル|無|120|100|反動1/3|反動が痛い。&color(red){過去作限定};| |じたばた|無|20~200|100|-|最大威力は一番。タスキとあわせて。| //|しぜんのめぐみ|-|80~100|100|-|相性補完に。きのみを消費するので一度きり。| ---- **ダイマックス技考察 [#Max_Move] |BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c |~ダイマックス技|~元にする技|~威力|~効果|~解説| |||CENTER:|||c |BGCOLOR(#4d4):ダイソウゲン|ソーラービーム|140(210)|場:GF|一致技。| |~|エナジーボール|130(195)|~|~| |~|ギガドレイン|~|~|~| |BGCOLOR(#b4a):ダイアシッド|ヘドロウェーブ|90(135)|味方:C↑|一致技。| |~|ヘドロばくだん|~|~|~| |BGCOLOR(#ffb8c0):ダイフェアリー|ムーンフォース|130|場:MF|対格闘、竜、悪。竜を半減できるがサブで弱点をつかれやすい。| |~|マジカルシャイン|~|~|~| |BGCOLOR(#98ff70):ダイワーム|かふんだんご|130|相手:C↓|| |BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):ダイアーク|なげつける|100|相手:D↓|| |BGCOLOR(#f8e8c0):ダイアタック|はかいこうせん|150|相手:S↓|ようりょくそ型等でSにふっていれば中速帯は抜ける事もある。| |~|りんしょう|110|~|~| |BGCOLOR(#e2e2d4):ダイウォール|変化技|-|まもる|相手のダイマックスターン枯らしに。| ---- *型考察 [#roles] **晴れアタッカー型 [#h9677e93] 特性:ようりょくそ 性格:ひかえめ/おくびょう 努力値:C252 S調整 残りH 持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/とつげきチョッキ/オボンのみ 確定技:ソーラービームorエナジーボール/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ 優先技:ムーンフォース 選択技:せいちょう/ねむりごな/こうごうせいorちからをすいとる 高めのCと安定した耐久・耐性を持つ晴れエース。 しかし素のSの低さと、相手の炎技が補強されるのがネック。 最速でも準速[[サザンドラ]]@スカーフを抜けず、C特化[[サザンドラ]]の晴れ下かえんほうしゃで無振りラフレシアが確1である。 一応最速で[[ドラパルト]]、準速でカプ・コケコを抜けるが彼らも炎技やりゅうのまい、ダイジェットを使えることを忘れずに。 せいちょうを活かせるのは晴れアタッカー型の特権。 攻撃技を削って搭載する場合は、苦手な相手を処理できるポケモンも念のため用意しておきたい。 **通常アタッカー型 [#h9677e93] 特性:ほうし/ようりょくそ 性格:ひかえめ 努力値:HC252ベース 持ち物:いのちのたま/こだわりメガネ/くろいヘドロ/オボンのみ 確定技:ギガドレインorエナジーボール/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ 優先技:ムーンフォース 変化技:ねむりごな/どくどく/こうごうせいorちからをすいとる 天候に依存しない汎用アタッカー型。 耐久型の水や草には安定して後出しできる。 チョッキとムーンフォースがあれば[[サザンドラ]]や[[ジャラランガ]]も対面から突破可能。 特殊受けはどくどくで対処できるが、毒や鋼に対しては、ちからをすいとるやねむりごなで動きを止めて後続に任せるのが賢明。 **物理受け型 [#u95dabf1] 特性:ようりょくそ/ほうし 性格:ずぶとい 努力値:HB252ベース 持ち物:ゴツゴツメット/くろいヘドロ 確定技:ちからをすいとる 優先技:やどりぎのタネ 攻撃技:ギガドレイン/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ/ムーンフォース 補助技:ねむりごな/どくどく/みがわり ちからをすいとるを活かす物理受け型。 素の耐久は並程度で後出しから受けられる相手は限られるが対面からなら一発耐えられれば相手を弱体化させて自身を全回復させることもできる。 第八世代では同複合の[[モロバレル]]が消滅し[[フシギバナ]]もメガシンカを没収されたため草/毒の耐久型はラフレシアだけの特権となった。 また、新たにやどりぎのタネがランクマッチで使用可能になりこれもダメージソースとして利用できる。 ↑今の環境でもモロバレルは普通に多い。キノコの胞子を覚えない事=無理に催眠技を入れる必要が無い事を差別化していくべきじゃないかな。 ↑この考察は鎧の孤島解禁以前に書かれていたもののようなのでモロバレルがいない、という記述は間違いではないです。差別化についてはその通りですが。ちからをすいとるがかなり強烈な個性なのでそれで十分な気もしますけどね みがわりを張られると弱体化も回復もできない点に注意。相手のAを下げ切った場合も同様。 クリアボディやまけんき持ちに対しては、Aを下げられず回復のみとなる。 まためざめるパワーの廃止により[[ナットレイ]]に対しても無力に等しい。 前作での主な役割対象は[[ギャラドス]]などの水物理だったが今作のギャラドスとびはねる持ちが増えていたり新たに登場した[[カマスジョー]]や[[ウオノラゴン]]はサイコファングがあったりと意外と安定しない。 よって今作では毒タイプの耐性を活かした格闘タイプやフェアリータイプへの役割遂行が主となる。 等倍だと弱体化が追い付かないつるぎのまい持ちは厳しいものの積み技を持たないアタッカーやダイナックル依存の相手なら遂行は容易。 非接触の岩・地面技を撃たれることが少ないので、ほうしやゴツゴツメットの発動機会も多い。 [[バンギラス]]との相性が良い。 互いの弱点をカバーできるうえあちらの苦手な物理をこのラフレシアが受け流せる。特殊が来たらバンギラスで起点化できる。 **【ダブル】ようりょくそ型 [#t026ffff] 特性:ようりょくそ 性格:おくびょう/ひかえめ 努力値:HCS調整 持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま 優先技:ソーラービームorエナジーボール/ヘドロばくだん 攻撃技:ムーンフォースorマジカルシャイン 補助技:まもる/こうごうせい/ねむりごな/おさきにどうぞ/ちからをすいとる フェアリーや[[ジャラランガ]]に強い晴れパ要員。 天候を奪われなければ、雨パの[[ルンパッパ]]、霰パの[[ユキノオー]]にも上から弱点を突ける。 高速おさきにどうぞ・ちからをすいとるも強力。 ---- *対ラフレシア [#counter] :注意すべき点| ちからをすいとる持ちの中でも耐久・耐性に優れ、ほうしや粉技とあわせて多くの物理アタッカーを受け流す。 フェアリー技を覚えるため、格闘やドラゴンに強い。 火力もあり、晴れ下ではようりょくそやせいちょうで更に強化される。 :対策方法| 鈍足なので先手を取ってちょうはつやみがわりで動きを封じる。 一致技とフェアリー技は毒や鋼で半減以下にできる。 ---- *外部リンク [#link] -[[ラフレシア - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%82%A2]] &tag(ポケモン,第一世代,くさタイプ,どくタイプ,しょくぶつグループ,ようりょくそ,ほうし); }}} }}