#author("2025-10-02T00:24:04+09:00","","") #author("2025-10-02T00:25:31+09:00","","") *マリルリ [#azumarill] No.184 タイプ:みず/フェアリー 通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) ちからもち(物理技の威力が2倍になる) 隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けた時、その技を無効化し攻撃を1段階上げる) 体重 :28.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60) |BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|c |~水/妖|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性| |>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c |マリルリ|BGCOLOR(pink):100|50|80|60|80|50|420|&taglink(あついしぼう);/&taglink(ちからもち);/&taglink(そうしょく);| |ちからもち|~|BGCOLOR(pink):121|~|~|~|~|(491)|~| |ちからもち極振り|~|BGCOLOR(pink):152|~|~|~|~|(522)|~| |[[アシレーヌ]]|80|74|74|BGCOLOR(pink):126|116|60|530|&taglink(げきりゅう);/&taglink(うるおいボイス);| |[[カプ・レヒレ>カプ・レヒレ(カプレヒレ)]]|70|75|BGCOLOR(pink):115|95|BGCOLOR(pink):130|BGCOLOR(pink):85|570|&taglink(ミストメイカー);/&taglink(テレパシー);| &color(red){※};「&taglink(ちからもち);」換算はおおよその目安。 ---- |ばつぐん(4倍)|---| |ばつぐん(2倍)|[[でんき]]/[[くさ]]/[[どく]]| |いまひとつ(1/2)|[[ほのお]]/[[みず]]/[[こおり]]/[[かくとう]]/[[あく]]/[[むし]]| |いまひとつ(1/4)|---| |こうかなし|[[ドラゴン]]| &color(red){※};特性「&taglink(あついしぼう);」の場合、[[ほのお]]・[[こおり]]1/4倍 &color(red){※};特性「&taglink(そうしょく);」の場合、[[くさ]]無効 ---- [[みず]]×[[フェアリー]]複合の一角。同複合としては珍しい物理アタッカー気質。 種族値合計は低く、攻撃種族値は僅か50ながら、&taglink(ちからもち);により高い攻撃性能を誇る。 種族値換算すると無振りでも121、極振りなら152というハイレベルな攻撃力を持ち、先制技、はらだいこも習得。 例えるなら[[ゼクロム]]や[[グラードン]]クラスの高火力で最低威力60(一致アクアジェット)を押し付けてくるということで、ここからさらに腹太鼓や拘り鉢巻などで強化された攻撃が飛んでくるというぶっ飛び火力である。 弱点3・耐性7の優秀な複合、平均以上の耐久力も備えるので殴り合いに強く、一致技だけで広い等倍範囲を持つ。 第八世代では[[エースバーン]]、[[ドラパルト]]といったトップメタに対面有利であり、 苦手なサイコフィールドに対しても、ダイフェアリーを用いて自力で上書きできるようになった。 ただし自身がダイマックスしている間は先制技自体使えなくなることを忘れずに。 メガシンカ、Zワザの廃止により火力がデフレ気味で、並以上の耐久力も活かしやすい。 ただしダイマックスの登場で多くのポケモンがサイコフィールドを張れるようになり、 また耐久の上昇により強引にマリルリの火力を耐えきる対面も増加している。 技方面ではどくどく、はたきおとすが過去作限定に。 一方、あなをほるを再習得、アイアンローラーとミストバーストを新規習得した。ミストバーストは撤退目的で使うなら価値がある。 &taglink(そうしょく);の耐性を活かした耐久型は厳しくなった一方、ダイマックス前提だが[[じめん]]物理技を獲得。 他のおこうで生まれるベイビィポケモン全般にも言えるが、ルリリ限定の遺伝技が無くなり厳選が楽になった。 ---- #contents ---- *特性考察 [#ability] :''あついしぼう''| [[ほのお]]・[[こおり]]を半減。元々半減で受けれるので1/4になる。 特性自体は優秀なのだが、マリルリは素の数値が控えめなのでちからもちが無いと火力が出ない。 そうしょくのように役割対象を増やせる訳でもなく、基本的に候補外。 :''ちからもち''| 攻撃の数値が倍になる。物理技全てをデメリット無しで大幅に強化する。 今作ではチャーレムの不在、メガシンカの廃止により同特性は[[ホルード]]のみ。 マリルリの個性であり強みの根幹なので基本はこれ。特化で種族値換算152となる。 そうしょくも含め、マリルリは特性に強く依存するので特性を無効化する技、特性には注意。 また、技の威力の都合上数値ほどの火力は出ず、弱点を突かないと耐えられる相手も多い。 参考までに、特化マリルリのじゃれつくはようきガブリアスのげきりんの威力を下回る。 また[[ポリゴン2>ポリゴン2]]にトレースされるとHA特化はらだいこ状態へのイカサマダメージが76.8%〜90.8%になり、 ダイマックスさせない限りオボンのみの回復量込みでも確定落ちするため留意すること。 :''そうしょく''| 隠れ特性。[[くさ]]タイプの技を無効、攻撃のランクを1段階上昇。 本来弱点のくさを無効化し、逆に起点にできるので恩恵は大きいが、1段階上昇した程度では火力は高くない。 よって主にサポート型で採用される。どくどくを失ったので耐久型は少々厳しい。 ちからもちのイメージが強いので対面でもくさ技を誘いやすく、1ターンの恩恵を受けやすくなる。 ただしトップメタの[[ゴリランダー]]にはキョダイマックスされると貫通されてしまう。 ---- *技考察 [#moves] |BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|c |~物理技|~タイプ|~威力|~ちからもち|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|>|CENTER:||c |アクアジェット|水|40(60)|120|100|優先度+1|タイプ一致技。マリルリの要。&taglink(ちからもち);なら必須技。| |アクアブレイク|水|85(127)|254|100|防御↓20%|タイプ一致技。たきのぼりより威力が少し高くアクアテールより少し低い。&br;同じく命中安定のたきのぼりと比較して先手を取る場面を想定せず、&br;威力を取るならこちらで確定。| |たきのぼり|水|80(120)|240|100|怯み20%|タイプ一致技。S振りやトリル構築なら怯みが期待できる。| |アクアテール|水|90(135)|270|90|-|タイプ一致技。威力の高い水技。命中不安。仮想敵への確定数確保で採用。| |じゃれつく|妖|90(135)|270|90|攻撃↓10%|タイプ一致技。フェアリーメイン技。水技と合わせて範囲が広い。| |ばかぢから|闘|120|240|100|攻撃防御↓|[[ナット>ナットレイ]][[ポリ2>ポリゴン2]]への有効打。| |かわらわり|闘|75|150|100|壁破壊|威力不足だが壁破壊とデメリットなしなので価値はある。| |れいとうパンチ|氷|75|150|100|凍り10%|対草を意識するなら。&br;唯一の&taglink(あついしぼう);持ちである[[タルップル]]にはじゃれつくの方が入る。| |アイアンテール|鋼|100|200|75|防御↓30%|対フェアリーだが命中不安。| |アイアンローラー|鋼|130|260|100|フィールド破壊|教え技。フィールドが張られていないと失敗する。| |とびはねる|飛|85|170|85|溜め技&br;麻痺30%|対草。主にダイマックス前提か。| |あなをほる|地|80|160|100|溜め技|相性補完に優れるが遅いので使いにくい。&br;ダイマックス運用なら採用の余地あり。| |じならし|地|60|120|100|素早さ↓100%|こちらは溜めがない分使いやすいが威力が低い。追加効果が優秀。| |すてみタックル|無|120|240|100|反動1/3|草毒複合等の一部の相手ピンポイント。&br;一致技を両方半減する相手への一貫性が高い。| //|はたきおとす|悪|65→97|130→195|100|道具落下|呼ぶ受けのカゴのみやたべのこしなどを落とせる。過去作限定。| |BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|>|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|c |~特殊技|~タイプ|>|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|>|CENTER:||c |ねっとう|水|>|80(120)|100|火傷30%|タイプ一致技。&taglink(そうしょく);耐久型などの主力技。&br;火傷撒きとしても使えるか。| |うずしお|水|>|35(52)|85|拘束|ほろびのうたと合わせて。| |れいとうビーム|氷|>|90|100|凍り10%|&taglink(そうしょく);型で。[[アップリュー]]、[[タルップル]]などを迅速に処理できる。| |ドレインキッス|妖|>|50(75)|100|与ダメ3/4吸収|タイプ一致技。&taglink(そうしょく);型の回復技として。| |ミストバースト|妖|>|100(150)|100|使用後瀕死|タイプ一致技。マリルリの特攻では低火力だが、即退場できるのが強み。&br;MF下で威力1.5倍。| |BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|>|>|>|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|c |~変化技|~タイプ|~命中|>|>|>|~備考| ||>|>|>|>|CENTER:||c |はらだいこ|無|-|>|>|>|アクアジェットと対になるマリルリの肝。| |ほろびのうた|無|-|>|>|>|居座るポケモンに対する圧力となる。| |アンコール|無|100|>|>|>|技レコード化されたので、はらだいこやアクアジェット、ほろびのうたと両立可能に。&br;主に&taglink(そうしょく);型での採用になる。| |てだすけ|無|-|>|>|>|ダブル用。&taglink(ちからもち);以外のサポート型で。| //|どくどく|毒|90|>|>|>|''過去作限定技。''&taglink(そうしょく);型で候補。| **ダイマックス技考察 [#Max_Move] |BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#00acea):COLOR(#fefefe):|BGCOLOR(#e9535c):COLOR(#fefefe):|c |~ダイマックス技|~元にする技|~威力|~効果|~解説| |||CENTER:|||c |BGCOLOR(#78d):COLOR(#101038):ダイストリーム|アクアブレイク|130(195)|天候:雨|一致技。2発目から威力1.5倍。| |~|たきのぼり|~|~|~| |~|アクアジェット|90(135)|~|~| |BGCOLOR(#ffb8c0):ダイフェアリー|じゃれつく|130(195)|場:MF|一致技。フィールド張り替えと状態異常対策ができる。| |BGCOLOR(#ffb830):ダイナックル|ばかぢから|95|味方:A↑|対鋼。決定力をさらに上げる。&br;威力は下がるが反動なし。| |~|かわらわり|90|~|~| |BGCOLOR(#40e8e0):ダイアイス|れいとうパンチ|130|天候:霰|対草。スリップダメージが痛くダイストリームとアンチシナジー。| |BGCOLOR(#b8d0e8):ダイジェット|とびはねる|130|味方:S↑|対草。自力ですばやさを上げる唯一の手段。&br;無振りS↑で無補正無振り85族に並ぶ。| |BGCOLOR(#b8b8d0):ダイスチル|アイアンローラー|140|味方:B↑|対フェアリー。防御を上げて居座り性能を高める。| |~|アイアンテール|130|~|~| |BGCOLOR(#e0c068):ダイアース|あなをほる|130|味方:D↑|対電・毒・鋼。相性補完が優秀。&br;特防を上げて居座り性能を高める。| |BGCOLOR(#f8e8c0):ダイアタック|すてみタックル|140|相手:S↓|一致技との等倍方面での補完が優秀。威力や追加効果も良い。| |BGCOLOR(#e2e2d4):ダイウォール|変化技|-|まもる|相手のダイマックスターン枯らしに。| ---- *型考察 [#roles] **物理アタッカー型 [#qe06c575] 特性:ちからもち 性格:いじっぱり 努力値:HA252orAS252 確定技:アクアジェット/じゃれつく [[みず]]・[[フェアリー]]の攻撃範囲と&taglink(ちからもち);による高火力を活かしたアタッカー型。 ***こだわりハチマキ [#ra4446f8] 性格:いじっぱりorようきorわんぱく 努力値:HAベース BDS調整 持ち物:こだわりハチマキ 確定技:アクアジェット/じゃれつく 選択攻撃技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ばかぢから/すてみタックル ○隙のない高火力アクアジェットによる、高い縛り性能。 ○高火力撃ち逃げができるため、苦手な相手にも高負担を狙える。 ●はらだいこによる高い全抜き性能は持てない。 ●撃ち分けができないため、水・フェアリーの広い技範囲を若干活かしにくい。 高火力でサイクル負荷を与えつつ、相手が消耗した終盤にアクアジェットで全抜きを狙う。 基本はいじっぱりHAベース。ようきは交代時の[[フシギバナ]]などをすてみタックル2発で落とすことを狙う場合採用。 ダイマックスすることで打ち分け出来ない問題も解消できるが、 その場合は道具による補正も失うので注意。 ***オボンのみ [#xc0b1f94] 性格:いじっぱりorようき 努力値:HAベース BDS調整 or AS252(ようき) 持ち物:オボンのみ 確定技:はらだいこ/アクアジェット/じゃれつく 選択技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ばかぢからorかわらわり/とびはねる ○はらだいこ+オボンで回復による高い全抜き性能。 ○回復込みで安定した耐久による高いタイマン性能。 ○変化技を含めた柔軟な立ち回りの変化。 ○ダイウォールを自然に持つことが出来る。 ●大火力や、高い繰り出し性能など、サイクル適性では他の道具に劣る。 素の高いタイマン性能に加え、はらだいこ→アクアジェットというオプションを兼ね備える重火力物理アタッカー。 状況に応じて、はらだいこせずに攻撃する運用と、攻撃6段階アップのアクアジェットでの全抜きを使い分ける。 はらだいこをしなくても十分火力があるため、柔軟な運用ができる点が極めて優秀。 オボンのみを持たせることで、50~75%のダメージを受けてもオボンのみで回復してはらだいこを成功させられる。 HPはHP最大の状態ではらだいこを使用した際に必ずオボンのみが発動するように2n(偶数)調整する。 HP252振りだと実値が207なので不可。 4n調整にするとオボンのみの回復効率に無駄がない。 マリルリの場合、HP実数値206より204の方が、HP,防御,特防のバランスが2:1:1に近づくため合理的。 ダイマックス時には、はらだいこがダイウォールになる。 ダイマックス中はアクアジェットが先制で使えないため、時間稼ぎの出来るダイウォールを無理なく採用出来るのは小さくない利点。 #region2(折りたたみ){{ ''調整例'' :いじっぱりH228 A252 B4 D12 S12| 実数値H204 A112 B101 D102 S72 H4n。S調整をしないならこちら。Hを最大限確保し残りBDS。 総合耐久はB12D12S4がベストだが、DL対策や同族意識でこちらを推奨。 :いじっぱりH132 A252 B4 D12 S108| 実数値H192 A112 B101 D102 S84 H4n、オボン込みでA252マンムーのじしん高乱数2耐え(急所非考慮での瀕死率1.56%) B<DでDL対策、S4振り61族(バンギラス)+2 耐久を最低限に抑え、ミラーや60族付近意識で上を取る範囲を広げた調整 :ようきH4 A252 S252| 実数値H176 A102 B100 D100 S112 H4nの最速AS振り、受けにくる[[フシギバナ]]を交代際のはらだいこ→すてみタックルで落とすことが狙い。 またS50~無振り80族付近には役割対象が多く、それらに上を取れる可能性が増えることが大きなメリットとなる。 }} ***とつげきチョッキ [#nfbcd84e] 性格:いじっぱりorわんぱく 努力値:HAベース BDS調整 持ち物:とつげきチョッキ 確定技:アクアジェット/じゃれつく/アクアブレイク/ばかぢから ○繰り出し性能に優れる。 ○特殊アタッカー全般に対して役割を持ちやすくなる。 ●対物理アタッカー性能は変わらない。 ●変化技を持たないためダイウォールを使用出来ない。 主に[[サザン>サザンドラ]][[ガルド>ギルガルド]]マリルリなどのサイクル戦構築に導入されるマリルリ。 とつげきチョッキにより繰り出し性能を高め、序盤は一貫性の高い技を撃ち、終盤はアクアジェットで抜いていく。 HP252振りでHBDが207-100-100となり、最も硬くなる2:1:1の比率と比べHPが高くなる。 定数ダメージや207が16n-1という切りよい値であることを差しおいて最も硬くなるように振るならば、少しHPを削ってBDに回す。 ***ラムのみ [#ibbac1c3] 性格:いじっぱりorようきorわんぱく 努力値:HAベース BDS調整 持ち物:ラムのみ 確定技:アクアジェット/じゃれつく 優先技:アクアブレイクorたきのぼり 選択攻撃技:ばかぢから/じならし 選択補助技:はらだいこ 非常に誘いやすいおにびに対する、ミストフィールドに頼らない場合のほぼ唯一の対抗手段。相手が&taglink(ほのおのからだ);でも安定する。 アタッカーとしては耐久が高いため、どくどく耐性を得ることもかなり嬉しい。 //また、おにび物理受け[[ファイアロー]]に対しかなり強くなるため、対面ならほぼ全てのファイアローに確実に勝てるようになる。 **そうしょく型 [#xbc48a06] 特性:そうしょく 性格:ずぶとい/おだやか 努力値:H252 BD調整 持ち物:たべのこし/カゴのみ 確定技:ねっとうorうずしお(両搭載可) 優先技:ほろびのうたorアンコール/まもる 選択技:れいとうビーム/ねむる/ドレインキッス/みがわり ちからもち型の存在により、見せ合いで役割対象となる草の選出を誘うことが最大の長所。 相手に[[ゴリランダー]]などの草の選出を強いた上で戦闘の場で腐らせることができる。 草技意外の有効打を持たない相手へのサイクル戦や、ほろびのうたやアンコールによる流し・起点作りが主な役割。 キョダイマックス[[ゴリランダー]]のキョダイコランダはそうしょくを貫通して倒されるので注意。 ダイマックスを強いた上で有利に展開できるよう、[[ボーマンダ]]や[[アーマーガア]]などを後続に忍ばせたい。 火力が乏しいこの型における攻撃技はねっとうが基本。[[ナットレイ]]を火傷でごまかせ、 そうしょくと判明後出てくるポケモンに火傷で負担をかけることができる。 うずしおも定数ダメージが便利な上、ほろびのうたと組み合わせれば火力の乏しい耐久型を逃さず狩れる。 まもるは様子見やたべのこしと合わせた確定数ずらし、ほろびのうたや相手ダイマックス時のターン稼ぎに。 当然ながらちからもち型とは役割対象が全く異なる。 また、多くの草を相手にできるが、毒複合の[[フシギバナ]]等は無理。数は少ないが電気複合の[[カットロトム]]も同様。 **【ダブル】アタッカー基本型 [#r54d98ec] 特性:ちからもち 性格:いじっぱり/ゆうかん 努力値:HAベースで調整 持ち物:とつげきチョッキ/いのちのたま/オボンのみ 優先技:アクアブレイク/じゃれつく 選択技:アクアジェット/ばかぢからorかわらわり/れいとうパンチ/とびはねる/あなをほる/アイアンローラー 補助技:はらだいこ/まもる 高火力と範囲に優れた一致技を武器に戦う。 シングルと違いサイコメイカー[[イエッサン]]が流行しているので、アクアジェットの優先順位は低め。 主にチョッキを持たせた高火力高耐久のアタッカーか、味方のサポートを絡めてはらだいこを積む型が考えられる。 一致ダイマックス技で天候やフィールドを上書きできるので、シングル以上にダイマックス適性は高い。 はらだいこは[[ペロリーム]]が覚えなくなったため、現在フェアリーでは唯一の個性となる。 A特化6段階上昇かわらわりでB252キョダイ[[ラプラス]]を64.1%の中乱1。同時に壁も破壊できる。 はらだいこを使うなら遅いのでフォローが欲しい。おいかぜやトリックルームの他、[[アブリボン]]や[[フーディン]]のスピードスワップで高速化する手もある。 **【ダブル】滅び構築導入型 [#p0076079] 特性:ちからもちorそうしょく 性格:アタッカーベース:いじっぱりorようき サポーターベース:耐久または素早さの上がる性格、技に応じてAまたはCに下降補正 努力値:アタッカーならHAS調整 サポーターならHBDS調整 持ち物:オボンのみ/たべのこし/ラムのみ/メンタルハーブ など 確定技:ほろびのうた 優先技:まもる 選択物理攻撃技:アクアブレイクorたきのぼり/アクアジェット/じゃれつく/はたきおとす/かわらわりorばかぢから 選択特殊攻撃技:ねっとう 選択補助技:いばる/みがわり など ほろびのうた構築の起動要員となる。通常のアタッカーと判別が難しく、ちょうはつを呼びにくいのが評価点。耐久も高めである。 また、かげふみ要員である[[ゴチルゼル]]・[[ソーナンス]]が厳しい悪タイプや[[シャンデラ]]に強いのも評価点。 アタッカーベースなら上記のポケモンを強く縛れる。サポートベースの場合は耐久にがっつり振って長く居座らせたい。 ---- *対マリルリ [#counter] :注意すべき点| ちからもちのおかげで攻撃力がかなり高い。また耐久も高く、弱点のサブウェポンでは落としにくい。 具体的には無補正C252[[サンダース]]の10まんボルトをH252振りで確定で耐えるほどの耐久。 水+フェアリーの複合タイプにより広い攻撃範囲を持ち、加えてアクアジェットがあるので非常に高いタイマン性能を持つ。 はらだいことアクアジェットの両立により全抜きされる可能性もある。 アタッカー型の裏をかいた&taglink(そうしょく);型も存在するため、型の見極めが重要。 草弱点が一貫するパーティで採用されている場合はそうしょく型の可能性がある。 :対策方法| 一番の対策はタイプ一致技で先制して弱点を突き、何もさせずに倒すこと。 できればアクアジェットに耐性のあるポケモンが望ましい。 具体的には[[フシギバナ]]、[[ドククラゲ]]、[[ウォッシュロトム]]など。 また、マリルリの攻撃技はほぼ接触技であるため、ゴツゴツメットなどでスリップダメージを稼ぎつつ立ち回るのも有効。 [[アマージョ]]も特性で先制技を無効にしつつ上から弱点を突けるが&taglink(そうしょく);に注意。 [[ゴリランダー]]であれば先手をとれる上にそうしょくでもキョダイマックスで無視して倒せるので大安定。 ---- *外部リンク [#link] -[[マリルリ - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%83%AA]] &tag(ポケモン,第二世代,鎧の孤島,みずタイプ,フェアリータイプ,すいちゅう1グループ,ようせいグループ,あついしぼう,ちからもち,そうしょく); }}