#author("2025-10-02T00:19:24+09:00","","") #author("2025-10-02T00:20:34+09:00","","") *ブルンゲル [#jellicent] No.593 タイプ:みず/ゴースト 通常特性:ちょすい(みずタイプの技を受けた時、その技を無効化し、HPを最大値の1/4回復する) のろわれボディ(30%の確率で受けた技をかなしばり状態にする) 隠れ特性:しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを無効にする) 体重 :135.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100) |BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|c |~のろわれボディ耐久霊|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性| |>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c |ブルンゲル|BGCOLOR(PINK):100|60|70|BGCOLOR(PINK):85|105|BGCOLOR(PINK):60|480|&taglink(ちょすい);/&taglink(のろわれボディ);/&taglink(しめりけ);| |[[Gサニーゴ>サニーゴ(ガラルのすがた)]]|60|55|BGCOLOR(pink):100|65|100|30|410|&taglink(くだけるよろい);/&taglink(のろわれボディ);| |~|~|~|BGCOLOR(PINK):(160)|~|BGCOLOR(PINK):(160)|~|~|&color(red){※};しんかのきせき換算| ---- |ばつぐん(4倍)|---| |ばつぐん(2倍)|[[くさ]]/[[でんき]]/[[ゴースト]]/[[あく]]| |いまひとつ(1/2)|[[ほのお]]/[[みず]]/[[こおり]]/[[はがね]]/[[どく]]/[[むし]]| |いまひとつ(1/4)|---| |こうかなし|[[ノーマル]]/[[かくとう]]| &color(red){※};特性&taglink(ちょすい);の場合、[[みず]]無効 ---- 耐久型のステータスを持った、唯一の[[みず]]×[[ゴースト]]の複合タイプ。 数値上は特殊耐久向けに見えるが、耐性の傾向や習得技の都合上、物理受けとして採用されることが多い。 物理方面は数値受けをするには心許ない数値しかなく、その役割は耐性や状態異常ありき。 受け出しにもリスクを伴う為、慎重な扱いを求められる玄人向けのポケモン。 ちなみに、攻撃方面の数値は並程度だが一致技の補完はなかなか優秀。 [[こおり]]技を搭載した場合、全て半減以下に抑えられるのは[[サメハダー]]、[[シザリガー]]のみとなる。 しおふきを習得する為、受けが成立しがたいダブルにおいてもアタッカーとして活躍することが可能。 //第五世代のレート環境黎明期においては[[ナットレイ]]と補完しあうナットゲル構築が流行した。 //第六世代以降でも[[クチート]]や[[ユキノオー]]、[[バクーダ]]、[[ハガネール]]などのトリルエースの補完や、メガガルーラ、バシャーモなどのストッパーとして活躍してきた。今なお研究する価値を持つ貴重な一体である。 第八世代ではちからをすいとるを獲得。物理受けに磨きがかかった。 一方で耐久型のゴーストタイプに[[Gサニーゴ>サニーゴ(ガラルのすがた)]]が登場した。 &taglink(のろわれボディ);が被っており、きせき込みの耐久指数では上回られている。 尤もタイプが違い、弱点も増えたが耐性も増えている為、あまり差別化を意識せずとも問題無いだろう。 ダイマックスにかなしばりが無効となるのもあり、現環境では&taglink(ちょすい);の採用率が高め。 他の新技としてはうずしお、みちづれ等。後者はやはりダイマックス相手は無効になる。 失った技はどくどく以外は廃止されためざめるパワー程度。 ---- #contents ---- *特性考察 [#ability] :ちょすい| 元々半減ではあるが、半端な物理耐久もあって半減と無効(回復)はかなり差が大きい。 [[ウオノラゴン]]、[[ギャラドス]]、[[連撃ウーラオス>ウーラオス]]辺りに安定して繰り出せるのは嬉しい。 環境上位にこれらのポケモンが多いこともあり、第八世代では最も採用率が高い。 トレースされると一致技を無効化される点に注意。特に[[ポリゴン2]]相手はほとんどの場合退くしかなくなる。 :のろわれボディ| 運次第ではあるが耐性が多く、また高速再生も習得し試行回数の多いブルンゲルと相性は良好。 ただしGサニーゴが同様の特性と性質を持ち、またダイマックス相手はかなしばり自体が無効。 差別化・第八世代の仕様変更との相性の悪さから採用率は低下しているが、まだ採用圏内。 :しめりけ| 元々じばく・だいばくはつは無効、ビックリヘッドも半減。接触技を使わず&taglink(ゆうばく);も怖くない。 技の発動自体を防ぐ為、起点作成に対しては強くなれるが、突破力の半端なブルンゲルとの相性はいまいち。 第八世代でミストバーストにも有効になったが汎用性が低く、他の特性も優秀なので基本的に候補外。 ---- *技考察 [#moves] |BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|c |~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |しおふき|水|1~150&br;(1~225)|100|-|タイプ一致技。スカーフやトリックルーム、ダイマックスとあわせて。&br;ダブルでは相手全体攻撃。| |ハイドロポンプ|水|110(165)|80|-|タイプ一致技。被弾によるしおふきのダメージ減少を嫌う場合の選択肢。| |なみのり|水|90(135)|100|-|タイプ一致技。性能安定。&br;火力に関してはメガネを持たせても持ち物なししおふき未満。| |ねっとう|水|80(120)|100|火傷30%|タイプ一致技。追加効果狙い。耐久型向け。| |うずしお|水|35(52)|85|拘束|タイプ一致技。耐久型向け。| |シャドーボール|霊|80(120)|100|特防↓20%|タイプ一致技。性能安定。| |たたりめ|霊|65/130&br;(97/195)|100|-|タイプ一致技。状態異常の相手に威力倍増。&br;おにびやねっとうとあわせて。| |ナイトヘッド|霊|-|100|-|特攻無振りでも使える攻撃技。| |れいとうビーム|氷|90|100|凍り10%|対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。| |こごえるかぜ|氷|55|95|素早↓100%|主にダブル向け。相手2体の素早さダウン。トリパ以外なら。| |ギガドレイン|草|75|100|HP吸収1/2|対水。回復効果付き。| |エナジーボール|草|90|100|特防↓10%|ギガドレインと選択。威力重視なら。| |サイコキネシス|超|90|100|特防↓10%|水/毒や草/毒に。| |マジカルシャイン|妖|80|100|-|対悪。[[サザンドラ]]と一撃[[ウーラオス]]に有効。| //|でんげきは|電|60|必中|-|対水。めざパ電と同威力で必中効果付き。&color(red){過去作限定技};| //|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|c //|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説| //||>|>|>|CENTER:||c //|ダイビング|水|80(120)|100|溜め技|タイプ一致技。ダイマックス枯らしに。じゃくてんほけんがあると良い。| //|ポルターガイスト|霊|110(165)|90|-|タイプ一致技。攻撃しつつ相手の持ち物を確認できる。| |BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|>|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|>|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|c |~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説| ||>|>|>|CENTER:||c |ちからをすいとる|>|草|100|>|相手の攻撃の実数値だけHPを回復し、相手の攻撃を下げる。&br;物理アタッカー相手ならじこさいせい以上の回復性能になる。&br;回復量は相手の攻撃ランク補正の影響を受け、ランクが下げられない状況では失敗する。&br;&taglink(ミラーアーマー);や&taglink(あまのじゃく);等には注意。| |じこさいせい|>|無|-|>|回復技。&taglink(のろわれボディ);とあわせて。ちからをすいとると比べると安定した回復ができる。| |いたみわけ|>|無|-|>|回復とダメージを兼ねる。| |おにび|>|炎|85|>|物理アタッカー対策。ねっとうより確実。炎は呼びにくい。| |とける|>|毒|-|>|防御を強化。おにびと比べ命中不安がなく重ねがけ可能、ラムのみ+積み技のような状態異常メタにも強い。&br;一方でダメージソースにはならず急所に弱い点、効果が永続でない点で劣る。| |あやしいひかり|>|霊|100|>|妨害技。火傷でも自傷ダメージは低下しない。| |ちょうはつ|>|悪|100|>|補助技対策。技構成次第では[[ドヒドイデ]]や[[ナットレイ]]などの受けループに大幅有利。| |トリックルーム|>|超|-|>|サポート用。自主退場技は無い。ダブルでは始動役兼アタッカーも。| |トリック|>|超|100|>|メガネやスカーフ、&taglink(のろわれボディ);とあわせて。| |みちづれ|>|霊|-|>|ダイマックス相手には無効。また連続で使うと必ず失敗する。| //|どくどく|>|毒|90|>|ダメージ源。耐久型に。過去作マシン技。| //|マジックコート|>|超|-|>|読み必須だがちょうはつも反射できる。''過去作教え技。''| **ダイマックス技考察 [#Max_Move] |BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|BGCOLOR(#00d2f7):COLOR(DarkBlue):|BGCOLOR(#ffa4cd):COLOR(DarkRed):|c |~ダイマックス技|~元にする技|~威力|~効果|~解説| |||CENTER:|||c |BGCOLOR(#78d):COLOR(#101038):ダイストリーム|しおふき|150(225)|天候:雨|一致技。雨で2発目から威力1.5倍。&br;しおふきなら残りHPに関わらず常に威力150で撃つことができる。| |~|ハイドロポンプ|140(210)|~|~| |~|なみのり|130(195)|~|~| |~|ねっとう|~|~|~| |BGCOLOR(#76a):COLOR(#021):ダイホロウ|シャドーボール|130(195)|相手:B↓|一致技。水の通らない相手に。追加効果は微妙。&br;たたりめの場合、状態異常たたりめの威力>ダイホロウの威力となってしまうので注意。| |~|たたりめ|120(180)|~|~| |BGCOLOR(#40e8e0):ダイアイス|ふぶき|140|天候:霰|対[[くさ]]、[[ドラゴン]]。水との補完に優れるがダイストリームと相性悪め。&br;アタッカー型以外では起点にしてくる竜などを倒す奇襲として採用。| |~|れいとうビーム|130|~|~| |~|こごえるかぜ|110|~|~| |BGCOLOR(#b4a):ダイアシッド|ヘドロウェーブ|90|味方:C↑|対[[くさ]]、[[フェアリー]]。撃ち合いでの火力補強手段にも。| |~|ヘドロばくだん|~|~|~| |BGCOLOR(#ffb8c0):ダイフェアリー|マジカルシャイン|130|場:MF|対[[あく]]、[[ドラゴン]]。ねっとう、おにび、どくどくと相性が悪い。&br;C無補正無振りでも無振り[[サザンドラ]]確1。| |BGCOLOR(#4d4):ダイソウゲン|エナジーボール|130|場:GF|対[[みず]]。追加効果が高耐久に嬉しいが、相手の[[くさ]]の便乗に要注意。| |~|ギガドレイン|~|~|~| |BGCOLOR(#f870d0):ダイサイコ|サイコキネシス|130|場:PF|[[かくとう]]・[[どく]]への役割遂行。追加効果でふいうち・かげうちなどの先制技封じ。&br;ブルンゲルに唯一害のないフィールドなので、他のフィールドを消したい際にも。| |BGCOLOR(#e2e2d4):ダイウォール|変化技|-|まもる|相手のダイマックスによる猛攻をしのぐ場合に。| #region2(使用率・採用率の低い技){{ |BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c |~ダイマックス技|~元にする技|~威力|~効果|~解説| |||CENTER:|||c |BGCOLOR(#f8e8c0):ダイアタック|はかいこうせん|150|相手:S↓|使っても抜ける相手は少ない。&br;元にする技も少なめ。| |~|いびき|100|~|~| |BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):ダイアーク|あくのはどう|130|相手:D↓|追加効果と相性は良いが、ダイホロウやダイアシッドで十分。| }} ---- *型考察 [#roles] **物理受け型 [#x45bf698] 特性:ちょすいorのろわれボディ 性格:ずぶとい 努力値:H252 B252orBS調整 持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット/ラムのみ/オボンのみ/混乱実/ナモのみ 確定技:ちからをすいとる/ねっとうorおにび 攻撃技:なみのりorうずしお/シャドーボールorたたりめ/れいとうビーム/マジカルシャイン/ナイトヘッド 変化技:とける/ちょうはつ/あやしいひかり 優秀な耐性を活かした物理受け型。 回復技は自己再生もあるが、物理受けならちからをすいとるで確定。 役割遂行重視ならおにび、攻撃技も欲しいならねっとう。 火傷無効の炎、からげんき(ノーマル)、根性(主に格闘)に対して軒並みタイプ相性で有利なため、火傷と非常に相性が良い。 攻撃技は一致技+補完に優れた氷技の他、役割対象に刺さりやすいマジカルシャインも選択肢。 火力に乏しいため、ゴリ押しよりも弱点を狙いたい。 うずしおを採用し、火傷と併せて定数ダメージで削る戦術も有効。 ちょうはつがあると受け同士の対面に強くなれる。 ナモのみがあるとエースバーンやウーラオス(一撃)に対面で勝てるようになる。 どちらもトップメタの物理アタッカーのため、環境に刺さっており中々有用。 はたきおとすの対策にもなる。 **特殊受け型 [#l4747fa2] 特性:のろわれボディorちょすい 性格:おだやか 努力値:HD252 持ち物:たべのこし/ラムのみ/オボンのみ/混乱実 確定技:じこさいせいorちからをすいとる 攻撃技:なみのりorねっとう/シャドーボールorたたりめ/ナイトヘッド/れいとうビーム/ギガドレイン 変化技:おにびorとける/ちょうはつ/あやしいひかり 種族値に沿った役割を持たせた型。 あく・ゴースト技の搭載率が上がっているものの、不一致なら余裕で確3以上にできる。 **アタッカー型 [#t7ee2807] やや鈍足なのですばやさ調整に応じて3つの型に分離できる。 [[みず]]・[[ゴースト]]の高い一貫性を活かして攻めていくのはどの型も変わらない。 //情報量が多くなっていたので分離しました。 ***スカーフ型 [#q824016a] 特性:ちょすい(推奨) or のろわれボディ 性格:おくびょう 努力値:CS252 持ち物:こだわりスカーフ 確定技:しおふき 攻撃技:ハイドロポンプorなみのり/シャドーボール/れいとうビームorふぶき/ギガドレインorエナジーボール/ヘドロウェーブorヘドロばくだん 変化技:トリック/おにび ブルンゲル=受けポケモンの先入観を逆手に取った速攻アタッカー型。 特攻の種族値は85と高くないが、一貫性の高い威力150の水技しおふきが優秀。その火力は[[インテレオン]]のハイドロポンプを一回り上回る。 ブルンゲルを鈍足の受け型だと決め込んで立ち回る相手に思わぬ痛手を負わせることができる。 ただし本来の受け性能は削がれているので、耐性を充分発揮できないことも。 スカーフ型でしおふきを使う場合、2発目以降の威力安定の水技としてハイドロポンプを一緒に覚えさせるのもあり。 ただし、技範囲が狭くなってしまうので注意。 第八世代では、HPが減ってもダイマックスすれば威力150のまま3ターン潮吹きを使い続けることができる。その間スカーフの効能は得られないので注意。 最速スカーフで115族まで抜け、116族と同速。 同速でスカーフしおふきができるポケモンに[[ホエルオー]]がいる。 こちらは弱点と耐性が多め、サブウェポンの種類が豊富、一撃必殺を持たないといった違いがある。 ***特殊アタッカー型 [#qba4911c] 特性:ちょすい/のろわれボディ 性格:ひかえめ/おくびょう 努力値:HC252ベースでS微調整 持ち物:こだわりメガネ/オボンのみ/混乱実/たつじんのおび/じゃくてんほけん 確定技:ハイドロポンプorなみのり 攻撃技:シャドーボール/れいとうビームorふぶき/ギガドレインorエナジーボール/ヘドロウェーブorヘドロばくだん 変化技:トリック/おにび/じこさいせい ブルンゲル=受けポケモンの先入観を逆手に取った一般的な特殊アタッカー型。 特攻の種族値は85と高くないが、水・ゴーストの攻撃範囲が優秀。悪タイプにも一応の有効打としてマジカルシャインがある。 ブルンゲルを受け型だと決め込んで立ち回る相手に思わぬ痛手を負わせることができる。 ただし本来の受け性能は削がれているので、耐性を充分発揮できないことも。 Sに84振れば無振り70族を抜ける。S調整するならここが基準。 特性はどちらも有用なので選択。 のろわれボディは後続にとっても有益な効果をもたらすことがあり、こだわりトリックとも好相性。 ちょすいはサイクル戦のおいて無効耐性・回復ソースとなりうる点が嬉しい。 アタッカーとバレたら相手のダイマックスを誘う(=かなしばり無効)ので、どちらかといえばちょすいのほうが活きやすいか。 ***トリックルーム型 [#ld05f000] 特性:のろわれボディorちょすい(しおふき採用時) 性格:れいせい 努力値:HC252 Sは最鈍 持ち物:じゃくてんほけん/メンタルハーブ/くろいてっきゅう/ルームサービス 確定技:トリックルーム/ハイドロポンプorなみのり 攻撃技:しおふき/シャドーボール/れいとうビームorふぶき/ギガドレインorエナジーボール/ヘドロウェーブorヘドロばくだん 変化技:トリック/おにび ブルンゲル=スカーフ潮吹きのイメージを覆したトリルアタッカー型。 トリル使いのイメージは強くないので読まれにくい。ただし、挑発はかなり飛んでくる。 弱点保険は流行の[[ゴースト]]とそれを追う[[あく]]にマッチしたアイテムで、ほか弱点の[[くさ]]・[[でんき]]も合わせればかなり発動できる機会が多い。 トリックルームとあわせてうまく発動できれば全抜きも夢ではない。 メンタルハーブはアタッカーとしてよりトリル始動役としての役割を重視したい場合に選択。 最鈍で実数値58。トリル下においては無振り39族([[トリトドン]])まで抜ける。[[ドサイドン]]もギリギリ抜ける。 [[ドヒドイデ]]や無振り30族([[カビゴン]]、[[Gサニーゴ>サニーゴ(ガラルのすがた)]])、無振り20族([[ナットレイ]]、[[シュバルゴ]]、[[コータス]])あたりは抜けない。 これらが相手PTにいる際は選出やトリルの使用をよく考える必要がある。 黒い鉄球を持てば最鈍30族まで抜け、トリル終了直前に押し付けたりできるが、アイテム枠を消費してしまうので火力が大きく削がれる。 ---- *対ブルンゲル [#counter] :注意すべき点| 優秀な耐性と補助技、特性のろわれボディを持ち、こちらの有効打を封じて受け流す。 高威力のしおふきを覚えるため、スカーフやトリックルームとあわせたアタッカー型も。 :対策方法| 一般的な再生持ちの耐久型に対する対処法、すなわちみがわり・ちょうはつ・どくどくなどが有効。 [[サザンドラ]]等、水やゴーストに耐性があり、おにびで機能停止しない特殊アタッカーならなおよい。 じわれやぜったいれいどといった一撃必殺技(ハサミギロチンとつのドリルはタイプ相性の関係でそもそも無効)で落としてしまうのも良い。 相手のHPを半分以上削れる技が2つ以上あれば、のろわれボディが発動しても突破可能。 ---- *外部リンク [#link] -[[ブルンゲル - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB]] &tag(ポケモン,第五世代,みずタイプ,ゴーストタイプ,ふていけいグループ,ちょすい,のろわれボディ,しめりけ); }}}